ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

トマソン ロスコ型

2010年02月19日 | トマソン


昨日に続き、トマソン。 今日の写真も、原爆タイプであろう。ポイ ントは、それを作る意志が働いてないとい うことであるので、この壁も、最初からこ ういう模様で塗ろうとしたものではないと 思われるのでそう考えて良さそうだ。その 証拠として、真ん中の四角の部分には、四 隅に何かを止めていた跡が認められる。つ まり、元々は真ん中の四角の色で塗ってあっ たものが、何かが貼られていたのだろう(ポ スターのような簡単に外されるものではな いものが)、それを塗り替えようとした時 その何かを残したまま塗り替え(多分外す のが面倒だったのだろう)、その後結局そ の何かを外すことになり出現した作品と考 えられる。このタイプを、原爆タイプマー ク・ロスコ型(以後ロスコ型)と名付ける ことにする。
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