ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

2月14日

2010年02月15日 | Weblog


上村物語は、悲願のメダル獲得で完結する
はずだったのだが、四位という結果でマス
コミは仕方無しに、よく頑張った、入賞だ
と、落胆の色見え見えなのに何とか繕って
いる。四位と三位の違いは限りなく大きい
ことは、マスコミが一番知っていることだ。
それにもまして一番悔しいのは本人である。
しかし、すでに本人もその物語を半ば意識
して演じていたので、本心はほっといても
らいたいのだろうが、そうもいかない。本
当に騒ぎたいのであれば、結果が出てから
にすればいいのだが、兎に角スポーツは、
いろんな物語を作るにはうってつけの製造
装置と化しているので、マスコミは手を変
え品を変え利用できるものは何でも利用し
ていろんな感動物語を作り続け、それをま
た受け取る方は喜んで望むという図式で、
結果同じことが繰り返されるというこになっ
ているのである。

そんな、オリンピックの時にひっそりと行
われたサッカーの東アジア選手権、どうし
てもこちらの方に関心が向かうが、これが
どうにもひどい結果で何とも言いようがな
い。崩壊前夜というふうに受け取られたが、
果たして何か動きが出るのか(監督交代な
どの)。はっきり言って交代したからと言っ
て劇的に良くなるなどという幻想は抱かな
い方が良いのだが、今のように全く幻想も
持てないよりはましだろう、とつい思って
しまうのだ。
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