今日は久しぶりに「Saturday be うたの旅人」よりのお話です。
(朝日beより) 和歌山県白浜の「千畳敷」と、「熊野古道(中辺路)」の山道が記事関連の写真として載ってました。というのも、今回の「song」は坂本冬美さんの「
また君に恋してる」で、冬美さんは「口熊野」と愛称される白浜温泉から少し入った「上富田町」の出身だからなのです。熊野古道の山間部「中辺路」と海岸線の「大辺路」との分岐するあたりが「上富田町」です。
この「また君に恋してる」は、ご存知の通りカバー曲で、冬美さんが歌われる前は「ビリバン(ビリーバンバン)」の曲だったんですよね。
私はコマーシャルで流れてくるビリバンの「菅原進さん」の歌で聴きなれていて、素敵な曲だな~~って思っていたので、冬美さんが出された時も当然ヒットする筈と思っていたら、案の定CMのさびのインパクトのお陰で老若男女が口ずさみ、着歌ダウンロードが250万回と大ヒット、バラエティー番組でも取り上げられ支持層も広がったようです。
お得意の「こぶし」や、「がなり」を制約された彼女は「歌って言う気がしない」と笑ったそうですが、逆に抑制的な表現が元来の歌のうまさを引きだしたと書かれてましたね。そうですよね~お上手ですもの~
冬美さんと言えば地元和歌山でのコンサートでは「和歌山弁」を使ってお話しされて、ファンからの贈り物には「これ、○○(地元スーパーの名前)の商品券?」って突っ込み会場を笑わせたりで、歌と笑いでとても楽しいコンサートになるんですよ。
「演歌の坂本」ではなく「(また君)の坂本」と言われてることについては「最初は人の曲で遠慮があったけど、ヒットの出にくい時代だし、こうなったらずうずうしく大事に歌っていきたい」と言っておられたとか・・
17日に新曲が出るそうです。「演歌回帰」の年にしたいとのこと。演歌でも頑張って欲しいですね。