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No1113-2『ヤンヤン 夏の想い出』~ひとりを抱きしめる時間~

この映画に出てくる、どの登場人物も、ひとりを抱きしめている…そんな感じがする。ひとりであること、ひとりでいること、ひとりの時間を抱きしめる。徹底的な孤独。 大人になることは、きっと、自分だけの深い穴を掘っていくこと。その穴には、悲しみや怒りや切なさや、いろんな思い出がいっぱいつまっていて、年をとればとるほど、どんどん深くなっていく。 孤独という名のその穴は、決して人に見せることは . . . 本文を読む
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No1115『わが谷は緑なりき』~魂の絆~

観終わって、映画の中の登場人物たちの心意気、愛情、生き様、いろんな心情が怒涛のごとく一気に押し寄せてきて、イギリス、ウェールズ地方の民謡の歌声と重なり合い、歩きながら、ただもう涙があふれてきて、しかたがなかった。どんな絆よりも深く強い何かを映画との間に感じた。私の中の私が、どうしようもなく映画の中の魂と結びついた。求めてやまないものが、流れている。“父なるもの”&helli . . . 本文を読む
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