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2020年映画ベスト~後半~

2020年の映画ベストの続き(後半)です。ここからは、順不同で参りたいと思います。◆【実話を題材・ドキュメンタリー】 『リチャード・ジュエル』 クリントイーストウッド監督。実話を基に、爆発物を最初に発見した警備員が、爆破犯と疑われ、FBIもマスコミも犯人だと断定しようとする。息子の無実を信じる母と、弁護士が、孤独な闘いに身を投じる。弁護士と警備員とが最初に出会う、何気ないシーンがとても印象に残 . . . 本文を読む
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2020年映画ベスト~前半~

今頃と思われるかもしれませんが、2020年に観た新作映画の中から心に残った映画をご紹介します。 2回に分けて、前半ではベスト3をあげ、後半では、順位はつけず、印象的なものを取り上げたいと思います。 ベスト3ということで、何をもってベストというのか難しいところですが、結局のところ、好みでしかありません。 今回、選んだ3つの作品に、共通点があるとしたら、生きづらい現実をどう乗り越えていくか、どこ . . . 本文を読む
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2019年映画ベスト

2019年の映画ベストです。といっても、鑑賞本数自体が激減しているので、ベストテンというほど、選べませんが、心に残った映画を何本かご紹介したいと思います。 ①『幸福なラザロ』バッハの音楽が今でも響くし、登場人物一人一人の顔、表情も思いだせるくらいに好き。ラザロという青年の人物造形もすごいし、ファンタジーと現実との交錯の見事なこと。この映画のことを思い出すと、とても心が穏やかになる。 ②『ROM . . . 本文を読む
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2018年心に残った映画

今年こそは映画をたくさん観に行こうと心に決めておきながら、仕事が終わると疲れて、まっすぐ家に帰ってしまう毎日です。今日は生まれて初めて、ルーを使わないカレーを作りました。といっても、芽が出かけたじゃがいも坊やと、冷蔵庫で眠り続けた玉ねぎ姫と人参娘たちを一掃したいという不純な動機です。 友達から、カレー粉や香辛料でカレーが簡単につくれるという話を聞いて、スーパーで、ハウスの100円香辛料を何本か買 . . . 本文を読む
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2017年邦画ベストテン

今年、ベストテンを書けるほど、ちゃんと邦画を観れたかというと、あまり自信がありません。それでも書くのは、やっぱり、何年か経って、あのときどうだったんだろうって振り返る時があるからです。 〇「幼な子われらに生まれ」舞台になった住宅の構造のおもしろさ。浅野忠信の不穏な、言いようのない存在感はすごいと思う。 〇「散歩する侵略者」松田龍平が適役。長澤まさみがよかった。〇「PARKS パークス」爽やか。音 . . . 本文を読む
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2017年洋画ベストテン

31日、なんだか帰省し損ねましたので、今回、早いですが、2017年に観た外国映画で心に残ったものをご紹介します!明確な順位はつけられませんが、心に残った順に 〇「タレンタイム~優しい歌」アジアン映画祭でも何度も観て、マレーシアの大好きなヤスミン監督の遺作です。2009年の映画で、ついに2017年日本で一般公開。重い病気で入院しているお母さんのユーモアあふれる優しい表情が忘れられません。最愛の息子 . . . 本文を読む
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2015年日本映画ベストテン

外では、風がびゅうびゅうと強く吹いていて、街中がざわめいているのが、窓越しに聞こえてくる。こんな晩は、なぜか寝付かれなくて、いつまでも、なにか書いていたいか、音楽を聴いていたいような気持ちになる。 一年が終わって、ベストテンの季節になりました。キネマ旬報はじめ、あちこちで、それぞれの選評が発表されていますが、私自身は、年々鑑賞本数が減っていく中で、昨年は、とりわけ、邦画をあまり観ていません。なの . . . 本文を読む
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2015年外国映画マイベストテン

外国映画の新作ですが、純粋に昨年観た映画の中から、好きな作品を選んでみました。1 『FRANK フランク』(感想)(レニー・アブラハムソン監督 イギリス・アイルランド 2014年) かぶりものを絶対脱がないボーカリストのフランク。写真を観るだけで、なんだか、心があったかくなるのは、なぜだろう。主人公の青年の懸命な思いが、離れ離れになってしまった人と人を結びつける。舞台と客席とで、そっと重ねられる歌 . . . 本文を読む
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2014年日本映画マイベストテン

2014年は、邦画がいまひとつ、でした。1月末から九条のシネ・ヌーヴォで開催された清水宏監督の特集が、なんといっても昨年で、一番嬉しい上映でした。『大仏さまと子供たち』から漂う情感や優しさのなんてすばらしいこと。この作品は、秋の奈良国際映画祭でも上映され、計3回くらい見ましたが、戦災孤児の子ども達の生き生きとした表情、声、大人たちのおだやかな表情は思い出すだけで、あたたかい気持ちになれます。映画の . . . 本文を読む
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2013年外国映画マイベストテン

映画に触れずして、映画の心に触れるような、映画の魂が伝わるような文章が書けたらと思う。これから映画を観る人と映画との架け橋になるような文章・・・。 どんな映画がおもしろいのか。時間もお金も限りある身で、折角、映画館まで観にいくなら、できるだけおもしろい映画、いい映画を観たいというのは誰しも思うこと。ただ、映画の好みは、人によってかなり違うし、評価も分かれる。まずは、自分の眼で観なくてはわからない . . . 本文を読む
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2013年日本映画マイ・ベストテン

2013年のベストテンを考える時期になりました。今年私が観た新作の中から、十年後の自分にぜひ観てほしい映画を紹介するつもりで、選んでみました。今年は思ったほど新作も観れておらず、大事な作品も見逃しているかもしれません。超個人的なベストテンです。 邦画に関して、今年は、なんといっても夏に行われた「濱口竜介レトロスペクティブ」の存在が大きかったです。『PASSION』とか何本か観ていましたが、今回の . . . 本文を読む
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2012年日本映画マイ・ベストテン

キネ旬のベストテン号の発売直前、なんとか間に合ったろうか。2012年はとにかく新作の邦画を観ることができないまま、話題作もかなり見落としてしまったし、せっかく頑張って観に行っても、疲れがたたって寝てしまい、もう一回リベンジに行くはずが、その機会もないまま終わってしまった作品(『サウダージ』!!)が多い。 10本も選べるか、不安に思いつつ、それでも、好きな作品はやっぱりあるわけで、きわめて個人的な . . . 本文を読む
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2012年外国映画マイ・ベストテン

1月も半ばを過ぎました。次々と出ている各紙のベストテン情報には目をつぶって、やっと昨年のマイ・ベストテンが書けましたので、紹介させていただきます。 今週残業続きで時間を奪われ、暗くなりがちですが、好きな映画を思い出して、優しさとあたたかさを忘れないでいたい。 今年の私が、十年後、未来の私に、観てほしいと薦めたい、そんな作品を選びました。甲乙つけがたい中、気に入った順に並べてみると、 1『ル・ . . . 本文を読む
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2011年マイベストテン(日本映画)

遅くなりましたが、 続いて、2011年に鑑賞した日本映画で心に残ったものをご紹介します。   1『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)  原田芳雄、岸辺一徳、大楠道代と、いい年をした大人たちがはしゃいでいる姿がいい。自分の感情にまっすぐな大人たち。素朴に親しめる人情ドラマで、劇中劇の生かし方もうまく、舞台の下で働く若者のときめきもいい。いつか大鹿村に行って、山の空気を吸いながら、村歌舞 . . . 本文を読む
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2011年マイ・ベストテン(外国映画)

遅くなりましたが、今年も、ぼちぼち頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。さて、まずは、外国映画(新作ほか2011年公開作品)のマイベストをご紹介します。1『蜂蜜』(セミフ・カプランオール監督 2010 トルコ=ドイツ) この映画を観たら、きっと主人公の少年ユスフのつぶらな瞳と無垢な表情に釘づけになるだろう。自分の息子や娘の幼い頃の表情や、身の回りの子どもたちの顔が脳裏に浮かぶのでは . . . 本文を読む
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