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まだまだ続く鹿児島突貫旅行その4

知覧特攻平和会館の後、知覧の武家屋敷群を見学。庭から見えた山のかたちが、なんだか京都の比叡山に似てるなあと思ったら、縁側に座って、家の柱越しに見た山の景色は、ちょうど、京都の圓通寺の杉・ヒノキの木立を通して比叡山を望む借景式庭園に似ているのだと教えられた。少し京都が懐かしくなった。 このあと、宿のある霧島の北西にある伊佐市の湯之尾温泉へと北上。1週間前に急遽決めた旅行だったので、めぼしい旅館はあ . . . 本文を読む
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特攻の青年の手紙に涙した話~鹿児島突貫旅行その3~

鹿児島空港から友達に運転してもらって、いつか行きたかった知覧特攻平和会館へ行く。着いてみると、老若男女、おばあさんから、若者、アベックまで、たくさんの人が訪れていた。特別攻撃隊として戦死した1036名の遺影が並べられ、17歳位~20歳代のあどけない表情ばかりで、痛々しい。家族や恋人にあてた手紙や葉書、遺書や、はちまきなどの遺品が、ガラスケースに収められている。鹿児島に来る道中、死を思ったばかりだか . . . 本文を読む
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飛行機にびびった話~鹿児島突貫旅行その2~

犯人は、西日本を覆う低気圧の前線の雲だった。 飛行機には道がない。空に向かって離陸し、大阪の街の上を飛んでいく翼はすごいと感動し、詩心に浸っていたのもつかの間。キャビンアテンダントのアナウンスが流れる。「これからの飛行で、ずっと、このような揺れが予想されますが、これよりの運行に影響ありませんので、ご安心ください。」飲み物の提供は中止され、アテンダントも席に座ってベルトを締める。お手洗いの使用も禁 . . . 本文を読む
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飛行場でどきどきした話~鹿児島突貫旅行その1~

大学時代の友人に誘われ、週末、鹿児島に1泊2日の旅に出た。折角、遠くまで行くなら、年休とって2泊できる時まで待とうかという私に、友達は思い立ったが吉日と、直前でなかなか宿も空いてなかったところ、露天風呂つきのひなびた宿を見つけてくれて、朝早くに出て、夜遅くに帰る旅程をたてた。18日、朝5時、まだ暗いうちに起きて、伊丹空港へ。時間計算が甘く、モノレールを降りたらぎりぎりで、小走りに空港に向かう。同じ . . . 本文を読む
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No1387『ベイビー・ドライバー』~爆音映画祭 in堺~

爆音映画祭が、大阪の映画館に上陸!!!ということで、はるばる堺浜(臨海埋立地?)の映画館Movix堺まで行ってきました。堺からバスで20分程度なのですが、1時間に2本しかバスが出ていないという超不便なところ。それでも、爆音映画祭とあって、私のように、一人で来ている感じの女の子が何人もいました。映画祭の主催プロデューサーの樋口さんの語るところによると、大阪南部の堺で、しかも、車でしか行きにくい土地柄 . . . 本文を読む
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音楽家って…。~山積みの新聞から2~

「音楽に携わる人は、神様のようなものと繋がっていて、そこから溢れてくる何かをキャッチ出来る人なのだと思う。だから私は音楽家に憧れる。せめて楽器の一つでもと手を出してみたけれど、残念ながらどれも身につかなかった。」これは、読売新聞で10年間書評を担当されたキョンキョンこと、小泉今日子さんが、昨年?後半に読んで心に残った3冊について、新聞に寄稿された文章からの抜粋です。3冊の一つが『羊と鋼の森』(宮下 . . . 本文を読む
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台風さまざま

映画とほど遠い話ばかりで恐縮ですが、書きかけで、未完成の原稿を、この機会に一気に。今年は台風が週末に重なることが多かった。1回目は真夏。神奈川から甥っ子と弟夫婦が京都に遊びに来た時。一日目は保津川下りをして、船頭さんの楽しいトークと、最後に甥っ子が、櫓をこがせてもらったりで、満喫。到着した嵐山では、あまりの暑さに、10mも歩いたらすぐお土産店に入りたい位で、竹林だけ見て、早々に退散💦学業の神様の北 . . . 本文を読む
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大阪の漢方風呂

昨日、大阪海遊館の近く、地下鉄大阪港駅から徒歩すぐにある漢方風呂に行ってきた。 以前、友達がツイッターに書いていたところで、普通のお湯に少し入った後、ラジウムサウナに30分ほど入ってから、いよいよ薬湯に浸かる。その名も「励命薬湯」。カレーのように茶色のお湯で、カレーのような独特な臭いがするが、慣れてしまえば気にならない。7分~10分入っては、休憩して、また浸かるという繰り返しを3セット。それを、 . . . 本文を読む
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音楽の散歩道60“希望”を秘めた曲~「Glimmer」project-P~

朝駆けにみた夢。 ショパンのノクターンをピアノで弾いていた。ピアノの夢は珍しい。つい3日前にも、連弾のように、老人がすぐ隣に座って、ジャズピアノを弾いてくれて、すごい演奏で、心底、圧倒された夢を見て、目が覚めて、ピアノを始めようと思った。今朝は、起きてから、左手でコードを、右手でメロディラインを覚えてるままに、弾いてみた。弾き終えてから、確認しようと原曲を聴いたら、私のは、1音高く転調してたことに . . . 本文を読む
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はじめての入院

ご飯をつくる。何気ない日常が始まってみると、ふと、思わず、昨日までいた場所に思いがいく。 今頃、あの空間には、誰がいて、どんな思いを抱えているのか。 初めて入院をした。 検査入院で3泊と短いながらも、今までケガも病気もなく、病院とは縁遠かったので、ちょっと緊張した。 人間ドック後の経過観察の中で、胃の内壁の下に何かあるということで、内視鏡で細胞を抽出して細胞診するとか。基本、楽天的にできてるとは . . . 本文を読む
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雨の中の伏見稲荷

10月半ばの日曜日。大学時代の女友達に誘われて京都一周トレイルの東側を少しだけ歩きにいきました。 出発は伏見稲荷。 3年連続で訪日外国人に人気の観光スポット第1位とのことで、小雨なのに、初詣みたいに超混雑でびっくり! インスタ映えするからでしょうか。 下の方の千本鳥居の狭い所通るのに長蛇の行列だったので、一部パスして、鳥居の外を通って時間を節約。山の上の方まで、延々と鳥居が続いていて、表から見ると . . . 本文を読む
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初めて訪ねた「話芸・朗読オープンマイク」の不思議な空間

昨晩、京阪門真市駅から徒歩5分のPScafeというところに行ってきました。「話芸・朗読オープンマイク」というイベントに、ジャニーさんがミステリークイズで出演されるとのこと。 どんなところか少し不安でしたが、とても和気あいあいとして、ある意味、変わり者を、その個性のまま、まるごと心地よく迎えてくれるような印象を持ちました。 私も、高校生の頃、文芸部に入って、へたくそなりに、詩や小説を書こうとして . . . 本文を読む
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No1386『遥かなる山の呼び声』~北海道の大地で懸命に生きる人々の表情が心にやきつく~

フィルム上映の質感が心地よく、あたたかいぬくもりが観終わって随分経っても残っている。北海道の大自然の中で、誰もが懸命に生きていて、その懸命な姿や表情が心に残り、思い出すと、心の中にぽっと灯がともるような気がする。倍賞千恵子、高倉健主演、山田洋二監督。1980年の作品。あまり期待していなかったけれど、予想外にいい映画だった。冒頭、シネスコの大きな画面に、平野にぽつんと立つ家と小さな牛舎兼物置がロング . . . 本文を読む
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