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年末つれづれ

あっという間の年末です。今年はめずらしく、昨日年賀状を投函しました。一日分の進歩です。というのも、単純に映画を年末一本も観に行っていないから、できたことなのですが、かといって、ほかに何ができたかというと、毎日昼まで寝て…とお恥ずかしい体たらくです。12月は、なぜか忙しく、月4回分の会費を払っているホットヨガになかなか行けず、年末は休みだと気がついたのも押し迫ってから。せめて1回だけで . . . 本文を読む
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音楽散歩道その30舞台で歌う体験~glokaraにて~

生まれて初めて、舞台でバンドの演奏で歌いました。12月4日金曜日、仕事終わりの晩。今から思えば、夢のような出来事に思えてきます。glokaraという、globeが大好きな人たちが集まって、カラオケに楽器の演奏を加えたり、オケなしで、楽器の生演奏だけ、つまりはバンド演奏のみで、音楽好きな方から、音楽活動をされている方まで、いろんな方が、globe愛でつながって、歌い、演奏するイベント。私は、pr . . . 本文を読む
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音楽散歩道その29優しさがあふれ、聴く人の心をあったかく溶かしてくれるような歌~初めてmimichaを聴く~

年末27日の日曜日の晩、「mimicha」(猫衣林薙さんと山口功尊さんのユニット)さんのライブに行ってきた。猫衣林薙さんは、今までソロでは何度も聴いていて、大好きな歌い手さん。 mimichaは、いつか聴きに行きたいと思いながら、なかなかうまくスケジュールが合わなくて、今年最後に、やっと念願がかなった。すばらしかったです。今回、スリーマンライブということで、1時間たっぷり、オリジナル全曲やっても . . . 本文を読む
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No1310『花嫁人形』~人形のふりをしていても、音楽が鳴れば踊りたくなる…~

人形のふりをしている少女の表情、仕草、目配せのやりとりがステキすぎて、釘づけ。最後はboy meets girlみたいなほのぼのとした結末に、心もほっこり温まる。エルンスト・ルビッチ監督の1919年のサイレント映画。天才的な人形職人の弟子が、花嫁人形を壊してしまったため、職人の娘が、人形になりすまして、注文者のところに届けられる。 この注文者というのが、女性恐怖症の青年で、伯父から財産を相続する . . . 本文を読む
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No1309『私の殺した男』~封印していた音楽の鍵を開くとき…反戦を描き、圧巻~

まぎれもない傑作。エルンスト・ルビッチ監督の1932年の作品。息子を戦死させた老夫婦の悲しみの深さが胸を突く。ヴァイオリンの箱が、ピアノの鍵が開けられ、奏でられる「トロイメライ」に涙が止まらない。ヒロインの心情の変化を一瞬で切り取る見事さと脚本の凄さ。市井の人の反戦の思いが突き刺さる。あらすじはこんな感じ。第一次大戦が終わった後のフランスの喜びの式典から始まる。いきなり、その式典を、片足で(つまり . . . 本文を読む
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クリスマスイブ、教会に行ってきました。

クリスマスイブ、肥後橋にある教会のクリスマス礼拝(燭火讃美礼拝)に行ってきました。職場を出るのが遅れて、1時間半のミサのうち、最後の30分ちょっとしか聞くことができなかったけれど、満席で、立ち見でいいからと、2階に上がったら、ちょうどパイプオルガンの演奏の途中。薄暗い堂内は、人がいっぱいで、ツリーに灯ったたくさんの本物の蝋燭の炎や、壁際の蝋燭の炎がきれいで、心がいやされた。牧師さんの説教を聞いた。 . . . 本文を読む
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No1308『さようなら』~アンドロイドと人間との織り成す時間と記憶の物語~

ソファに横たわったヒロインのターニャをロングショットでとらえたショット。長回しで、段々と部屋が暗くなっていく。明るかった窓の外も暗くなっていく。その光の変化は、部屋の奥行を感じさせ、ただもう、あまりに美しくて、その空間を見つめているだけで、なぜか涙が出た。 冒頭の方と、ラストの方と2回ほど繰り返される、ソファに横たわったターニャを映す長回し。窓から射している、太陽の光が陰ったりする変化を繊細に伝 . . . 本文を読む
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No1307『白い汽船』『白い鳩』~幼い少年が目のあたりにする辛い現実~

鹿のつぶらな瞳が優しくて、鹿の顔が人間みたいに見えた。鹿の神様を信じていた老人と孫の少年。立派な角をした鹿を、久しぶりに山で見つけ、きっといいことがあると、喜んだのも束の間。 現実は容赦ない。同居している老人の娘婿は、乱暴で、わがままで、子どもが授からないことを妻である娘に当たりちらし、暴力をふるう。老人をこきつかい、主人きどりで、山の保護区の木までこっそり切り出して、売ろうとする。 少年にと . . . 本文を読む
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No1306『山猫リュシュカ』~ルビッチ映画の女の子は皆、元気で優しい~

エルンスト・ルビッチ監督の1921年の作品。白黒サイレント。とにかく楽しい。リュシュカは、山賊の頭領の娘。きっぷがよくて、頼りがいもあり、心根が優しく、おまけに美人。遠くから新しく赴任してきたのは、モテ男のアレクシス中尉。 モテ男といっても、モテぶりは尋常じゃあない。遠方への赴任が決まった時、街中の女たちが、中尉を見送る。沿道いっぱいに、数百人の女性たちが集まり、一斉に手を振って見送っている。と . . . 本文を読む
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音楽散歩道その28「Link!Live第18回」後半~音楽は、みんなに笑顔を運んでくれる~

続いて、ライブ全体の感想を少し書きたい。トップバッターの、輝さんとakuaさんのユニット「Katze und Baer」は、キーボード2台でツイン・ボーカル。 二人で奏でるシンセの音の重なり具合と、歌声の織りなすハーモニーがすてきで、前向きのメロディに、元気をもらう。海が好きだという輝さんがつくられた「海で癒されよう!」という新曲、私も、ぼーっと眺めて、波の音を聞くだけの海が大好きなので、とても . . . 本文を読む
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音楽散歩道その28「Link!Live第18回」前半~あたたかな、親密さあふれる空間で音楽に浸る~

12日、小津安二郎監督の命日、デジタルミュージックイベント「Link! Live」に行ってきた!すごく楽しかった。すぐ目の前の舞台で、歌ってくれる歌声に、演奏される音に、身体中が包まれる楽しさと、それを、会場のみんなで共有し、弾む空間の中にいられる楽しさが身体中にあふれた。この思いを何か言葉にしないと、ほかのことが手につかない。録画映像や、予約特典のCDを聴いて、ぼーっとしそうなので、とりとめもな . . . 本文を読む
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音楽と映画の間を行ったり来たり…

影があるものが好きだ。明るいものも好きだけれど、どこか切なくて、さびしいもの。 映画と音楽と行ったり来たりしながら、どっちにも、そういうものを求める。 ルビッチ監督の1900年代初頭の白黒の無声映画の中の女の子たちの果敢な姿と、時にちょっぴりさびしげな表情に心奪われる。 ライブハウスに行けば、現代のミューズたちが、観客の方々のあたたかい声援を受けて、より高みを目指して、懸命に挑戦する姿に熱い . . . 本文を読む
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音楽散歩道その27「楽しく踊れるのに心のどこかが…」あんどりいらんど。~SYNTHESIZED FANTASIA 4~

12月6日の日曜日、デジタル・ミュージック・イベント「SYNTHESIZED FANTASIA 4」略して、ズドファンが、堺筋本町のライブハウスclubMERCURYであった。前半は用事があって、後半からの参戦。キャッチコピーは、「超絶ピコピコサウンド!重厚シンセサイザーサウンド!シンセサイザーのプロフェッショナル達がつくり上げるホンモノを体感せよ!」。 私の大好きな「あんどりいらんど。」につい . . . 本文を読む
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No1305『思ひ出』~王子の初恋の喜びがきらめき、孤独が突き刺さるように伝わる~

すっかり休んでしまいましたが、なんとか生きてます。 エルンスト・ルビッチ監督の特集がシネ・ヌーヴォで始まり、まだ5本しか観れていませんが、どれもすばらしく、ぜひ紹介したいと思いながら、まずは、昨日観た、すばらしいサイレント映画だけでも。 サイレント映画(1927年)で、音楽もないですが、ラストは、馬車の進む音が聞こえてくるようで、もう涙が止まりませんでした。 映画の醍醐味である、省略、絵だけ . . . 本文を読む
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