布施ラインシネマでワンコインシネマが始まりました。
『波止場』『お熱いのがお好き』『雨に唄えば』『ローマの休日』を
1週間交替で上映。誰でも500円で観られます。
さっそく波止場を観てきました。
アカデミー賞8部門受賞というほどの傑作とはあまり思えなかったが、
波止場を牛耳る悪徳ボスを演じたリー・J・コップがみせてくれた。
小心者のボス。
完全なる悪には、どこか徹しきれず、弱さを抱えた感じがいい . . . 本文を読む
昨年は、初めてベストテン以外にも、あれこれ考えてみました。
主演女優賞 石田 えり「サッドヴァケイション」
女性の怖さ、不気味さ、わが子への執着と愛情を体現したような存在感。笑顔もとってもすてきでした。
主演男優賞 加瀬 亮「それでもボクはやってない」
本当にリアル。普通のサラリーマンになりきっていて、悔しさも必死さも等身大に伝わってくる。
助演女優賞 佐津川 愛美「腑抜けども、悲しみ . . . 本文を読む
続いて、遅くなりましたが、日本映画編の2007年ベストテンです。
といっても、今回、残念ながら、これといってベスト3といえるほど、突出した作品はなく、よりどりみどりの作品が並んだ結果となりました。
あえて、私の好みで並べていくと
1.『天然コケッコー』 . . . 本文を読む
今年、はじめて、こんなことも考えてみました。
主演女優賞
カリス・ファン・ハウテン「ブラックブック」(独)
これこそ、体当たりの演技、身体を張った演技、というしかありません。凄い女優さんです。とんでもなく過酷な目に何度もあいながらも、生き延び続けるたくましさと、ラスト、ふとみせる優しい感じ。女性的な柔らかさをもちつつ、底知れぬ内面の強さを感じさせ、とても魅力的。
主演男優賞
張震(チ . . . 本文を読む