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No327『波止場』1954年~悪徳ボスなんだけど、どこか悪に徹しきれないあの人~

布施ラインシネマでワンコインシネマが始まりました。 『波止場』『お熱いのがお好き』『雨に唄えば』『ローマの休日』を 1週間交替で上映。誰でも500円で観られます。 さっそく波止場を観てきました。 アカデミー賞8部門受賞というほどの傑作とはあまり思えなかったが、 波止場を牛耳る悪徳ボスを演じたリー・J・コップがみせてくれた。 小心者のボス。 完全なる悪には、どこか徹しきれず、弱さを抱えた感じがいい . . . 本文を読む
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2007年日本映画 主演女優賞はこの人しかいない?

昨年は、初めてベストテン以外にも、あれこれ考えてみました。 主演女優賞 石田 えり「サッドヴァケイション」  女性の怖さ、不気味さ、わが子への執着と愛情を体現したような存在感。笑顔もとってもすてきでした。 主演男優賞 加瀬  亮「それでもボクはやってない」  本当にリアル。普通のサラリーマンになりきっていて、悔しさも必死さも等身大に伝わってくる。 助演女優賞 佐津川 愛美「腑抜けども、悲しみ . . . 本文を読む
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2007年マイベストテン(日本映画編)

続いて、遅くなりましたが、日本映画編の2007年ベストテンです。 といっても、今回、残念ながら、これといってベスト3といえるほど、突出した作品はなく、よりどりみどりの作品が並んだ結果となりました。 あえて、私の好みで並べていくと 1.『天然コケッコー』 . . . 本文を読む
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2007年 外国映画個人賞 主演男優賞はちょっと欲張って・・

今年、はじめて、こんなことも考えてみました。 主演女優賞  カリス・ファン・ハウテン「ブラックブック」(独)  これこそ、体当たりの演技、身体を張った演技、というしかありません。凄い女優さんです。とんでもなく過酷な目に何度もあいながらも、生き延び続けるたくましさと、ラスト、ふとみせる優しい感じ。女性的な柔らかさをもちつつ、底知れぬ内面の強さを感じさせ、とても魅力的。 主演男優賞   張震(チ . . . 本文を読む
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