閉店セールで、迷った挙句に、一度、山ガールスタイルというのをやってみたくて、ショートパンツを買った。日曜日、比良山系に登りに行ったら、風がやたら冷たくて、買ったばかりのショートパンツは、夏物だと気がついた。ほんとうに阿呆である。
帰りに京都タワーの地下でお風呂に入り、汗を流して、四条河原町の美味しいイタリアンで、女友達とワインを1本開けて、いい気分で帰ったけれど、のどがイガイガして、風邪っぽい。 . . . 本文を読む
クリス・マイケル監督の1985年の作品。黒澤明監督の、富士山麓での『乱』の撮影現場のドキュメンタリー。黒澤監督が演技指導したり、撮影しているところもとらえられるが、エキストラやスタッフの姿をたくさんおさめていて、とてもおもしろい。
黒澤監督が、とてもおだやかで柔かいものの言い方をされるのだなあと思って観ていたら、時に、ぼけっとしてるな、とか、厳しい口調になることもある。
大勢の役者、スタッフ、 . . . 本文を読む
前田陽一監督の1975年の作品。刑務所を出たばかりの長門勇が、だじゃればかり言っていて、サスペンスというよりは、コメディ。
夜半、長門勇が、昔の仲間と農協に3億円を奪いにいく。といっても、強盗というよりは、金庫破り。
金庫を前に、聴診器をあてて、カチカチ回すのは、金庫破りの名人の有島一郎。
彼は足を洗って、塾の先生をしている。2歳の子持ちだが、若い女房に逃げられて、地味に暮らしているが、長門 . . . 本文を読む
三隅研次監督の勝プロダクションでの1973年の作品。桜の代紋というのは、警察の象徴で、若山富三郎さんが警察官という設定。冒頭、タイトルロールのバック、富三郎と仲の良い警察官が、並んで歩いて、歩道橋を渡るシーン、長回しでとらえる。
アップショットも多く、富三郎がラーメン食べてるショット、驚くほど近くから写していて、すごく美味しそうで、空腹にこたえた。にらみあう警察官とやくざの顔をすごいアップでとら . . . 本文を読む
久しぶりに神戸映画資料館へ。ワイズマン監督特集は、これから関西のあちこちの映画館で上映されます。
アメリカ最東北部のメイン州の港町ベルファスト。1999年の作品。4時間にわたり、港の明け方の美しい景色から始まり、ロブスター漁に出る舟、黙々とロブスターのはさみをテープみたいなので固定するおっちゃん、学校、病院、裁判所、保健所、教会、スーパーマーケット、工場といろんな施設を行き交いながら、個人宅を訪 . . . 本文を読む
ワイズマン監督の1995年の作品。映画でとらえられたのは、アメリカの一流バレエ団。
かろやかに羽のように跳んだり、舞うダンサーたちの姿に、帰り道、思わず、用もないのに走ってみた。
自分の体重が10キロくらい軽くなって、跳んだりできるような気がした。 イメージだけだけど。
通り過ぎる車、明滅する信号、散歩する人たち、コンビニで働く人たち、自分の住んでる日常の街の光景が、映画の続きのように見 . . . 本文を読む