昨日から、大阪九条のシネ・ヌーヴォで「日本映画の青春期 時代劇が前衛だった」と題して、牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作監督らの作品が一挙に上映されるます!!!!最近、映画とすっかり縁遠い生活を送っている私も、伊藤大輔、伊丹万作と聞いては居てもたってもいられず、本日駆け付けました。
『下郎の首』は、もうかれこれ30年以上も前に京都映画祭に行って、伊藤大輔監督の名前も知らないまま何の気もなし . . . 本文を読む
ただもう素晴らしい。
ニュース映画社の受付として働く女性に恋したキートン。
特ダネを撮って彼女のハートを射止めようと中古のフィルムカメラを買って中国人たちの喧嘩シーンを身体を張って映像におさめる。
当時のフィルムカメラ(動画)は、取手をぐるぐる回して録るというアクションがおもしろく、ラストで効いてくる。
意気揚々と新聞社にカメラを持ち込んだものの、肝心のフィルムが入っていなかったことに気付 . . . 本文を読む
見ている時はよくわからない映画だったけれど、リヴェット版現代の「ドン・キホーテ」とチラシに紹介があるのを読んで、少しわかった気がした。
パリの街を走る車、道路をロングショットでとらえた光景から始まり、なんとなく一台のバイクをカメラがフォーカスしていることがわかってくる。そのバイクがアップで写ると、乗っているのは、パスカル・オジェ演じるバチスト。
パリの街の円形の交差点の真ん中にあるライオンとか . . . 本文を読む