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No1114『太陽は光り輝く』~J・フォード監督に教えられる男の生き様~

南北戦争から40年後も、アメリカ南部の田舎町では、黒人への人種差別も根強く残っていた。街には娼館があって、その女主人の娘が、病の身で帰ってきて、そのまますぐ息を引き取る。娘の葬式をきちんとあげたいと、女主人はプリースト判事に相談する。折りしも、街の判事を選ぶ選挙の直前…。  政敵が意気揚々と演説し、楽隊がマーチをかき鳴らす広場に、やおら、棺を載せた白い馬車が、喪服姿の娼婦 . . . 本文を読む
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No1113『ヤンヤン 夏の想い出』~エドワード・ヤン監督の魂に触れたような…~

京都みなみ会館での35ミリフィルムでの上映。出発の時間が迫る中、急に襲ってきた睡魔を10分の昼寝に抑え、あわてて家を飛び出る。勇んだわりに、前半ちらりと再び睡魔に襲われたが、それ以降ぎゅっと画面にのみこまれるようにして観た。 いいシーンがいっぱい。エドワード・ヤン監督はもうこの世にいないけれど、(07年6月29日、59歳の若さで癌のため亡くなる)こうして、映画という作品を通じて、監督の魂に触れて . . . 本文を読む
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