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カーター記念黒部名水マラソン(後半)

前半、山に呼ばれていると思って
突っ込んで走りすぎたツケは
当然のごとく、終盤にきました。

そもそも、キロ7分をずっと維持して
42キロ走りとおすことができなかったのが
2か月前の福井マラソン大会。

そんな私が、キロ6分半で10キロまで走って
そのあとキロ7分で
最後までいけるわけがないのがフルマラソン。
練習量に比例した成果しか出ないのは
人生と同じといわれています。

調子よく、20キロまでいったものの
お手洗いで、長蛇の列。
5分もロスタイム💦
悔しくて、その後、休んだ分、とばして
一番標高の高い23キロあたりで折り返し、
下りだったので、
一時キロ5分半ですっ飛ばしたりして、挽回。
30キロまでは、
遅くとも、キロ7分を維持できました。

マラソンは終盤こそが
がんばりどころ。
ここからが勝負どころとわかってはいるものの
段々ふくらはぎが、つりかけたり。。。

しかし、
名水マラソンとあって、
給水所が、22か所も設けられているのはすごいです。
美味しいお水が、たんとあって
飲むだけでなく、足にかけて冷やしたり。
アイシングの応急処置で
だまし、だまし、走れます。

水だけでなく、
冷却スプレーが置いてある場所が
3か所ほどもあり、これは感動でした。
スプレーは単価が高いので
なかなか大会側が無料では出せないのです。

しかし、酷使した体は
とうとう終盤悲鳴をあげました。
35キロを過ぎて、もう無理と
少し歩いたら、すぐ給水所だったので、
また、へたへたと走りました。
なんとか7分半で走り続けれたらと
思いましたが、
もうだめで
35キロから先は長かったです。
キロ9分近くで、痛みをひきずりながら、
でも、できるだけ歩かないように
でも、歩きとあまり変わらないような速さで
走りました。

黒部川沿いを下って
海にたどり着いた時
ああ海だと思い、耳をすませたら
ほんの少しだけ波音が聞えました。

私は気付かなかったのですが、
友だちは、ここで蜃気楼を観たそうです。
私は全く気付かなかったので、
ちょっと悔しかったです。

あと400メートルだよと
最後の1キロあたりで
おじいちゃんが、とってもにこにこしながら
踊るようにして現れて、
みんなに呼びかけてくれたので
頑張って走ったら、
全然400メートルじゃなかったですが(笑)
走り続けることができました。
(なんだかステキなおじいちゃんでした)

結局、ネットタイムは、
5時間11分強と
前回の福井よりは遅いですが、
2番目にいいタイムで
奮闘しました。

ゴールでは、
身体がよれよれすぎて
涙が出そうでした。
達成感より、やっぱりよれよれ感、
のほうが大きいです。

しかし、本当にすてきなコースで、
何より天候に恵まれました。

あんなに雲一つない晴天はないでしょうし
湿度が低かったのは何よりありがたかったです。

そして立山山麓に見守られながら走るのは
最高でした。
来年もぜひとも走りたい
あの沿道のおばちゃんたちに会いたいと思います。

富山市内からも、立山連峰が見えて
本当にいい街でした。

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
デトックス (いなけん)
2024-05-28 10:32:34
こういう運動をすると、心や体に溜まったものがデトックスできそうですね。これから梅雨に入っても、元気で過ごせそうで、何よりです。
 
 
 
いなけんさんへ (パラパラ)
2024-05-29 00:51:56
ありがとうございます。デトックス、そのとおりですね。それがあるから、しんどくても続くのだと思います。
運動して、銭湯行って、水風呂入ると、銭湯を出た時には、体中の細胞が活性化して、生き返った気分になります。
走るより、山歩きのほうが、緑の中で、いい空気を吸えるので、もっと生き返る気がします(笑)
 
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