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No1118-1『書かれた顔』~大野一雄さんの踊り~

大野一雄さんが晴海埠頭で踊っている。ゆっくりとした動き。その細い手は何に触れようとしているのか。その腕はどこに向かって伸びているのか。七分袖の黒いドレスから突き出した細い腕。大きな花飾りのついた帽子にシンプルな黒いドレスがきれい。カメラはゆっくりと、たゆたうように動いていく。夕闇が迫り、大野さんの表情はぼんやりとしてわからない。バックにみえる高速道路の橋や船も、どこかかすんでいる。はかなさ、もろさ . . . 本文を読む
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