日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

天皇賞春

2010-05-01 | 競馬
明日は淀の3200メートル、競馬の醍醐味が味わえる天皇賞春です。

今年はスター馬不在、有力馬の回避で小粒な馬たちの争いと言う印象。どの馬にもチャンスありと言えそうな混戦状態です。混戦で威力を発揮するのが我が「GⅠ理論」です。それではさっそく。

今回の出走馬中GⅠ勝ち馬はわずか1頭、しかもその1頭は“フロック勝ち”と言われた昨年の覇者⑯マイネルキッツです。次に、このレースに条件が近い淀3000メートルの3歳クラシック菊花賞GⅠでの3着以内実績馬は、昨年2着の③フォゲッタブル、一昨年3着の⑦ナムラクレセントです。他にGⅠ実績がある馬は、⑮エアシェイディが有馬記念で2年連続の3着2回、⑥トウカイトリックが07年のこの“春天”での3着1回。GⅠ理論から言えば主軸はこの5頭に絞られます。ちなみに人気の一角⑫ジャガーメイルは昨年のこのレース1回のみのGⅠ経験で、休み明けで5着でした(見限るにはデータ不足ですが理論的には切りです)。

おさえておきたい注目点として、⑦ナムラクレセントは昨年夏に条件戦で今回の1番人気③フォゲッタブルと対戦して5馬身差の圧勝を演じている事実。一方、人気の⑬ジャミールは昨年9月に菊花賞馬スリーロールス(ハナ差2着に③フォゲッタブル)が菊花賞前に使った条件戦で4馬身差の圧敗を喫しています。また今年の前哨戦ですが、例年になく小粒なレースだった阪神大賞典と距離2000メートルで前哨戦として評価が微妙な産経大阪杯のレベルが低く、昨年のダービー馬ロジユニバーズが出走した日経賞のレベルが高かったように思われます。

以上を総合すると、昨年の覇者で日経賞も勝った⑯マイネルキッツが頭ひとつ抜けているように思え、休み明けで日経賞8着(ロジユニバースと同着)の⑦ナムラクレセントが要注意という感じになります。

⑯から⑦⑮⑥おさえで④へ。混戦の鉄則、ワイド中心で。

⑦からの馬券も少々おさえておきたいですね。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
情報 (OZ)
2010-05-02 11:18:45
ネットで、マイネルキッツは前走後蓄膿症になって昨年とは比べ物にならないほど調子が悪いとの情報を発見しました。ガセかもしれませんが要注意情報ですね。やはり荒れそうです。軸は馬を見てから再検討します。
返信する

コメントを投稿