日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

NEWS雑感 ~ 小沢ガール&松本孝弘

2011-02-14 | ニュース雑感
●小沢ガール、常識外れのバレンタイン・チョコ

民主党は小沢氏の党員資格停止処分を決めたそうで、今日はこのニュースでけっこうメディアは賑わっていました。私が気になったのはこのニュースではなくて、本日バレンタインデーに小沢氏ご自身の勉強会が開かれ、その終了後に「小沢派の女性議員からチョコレートをもらってご満悦の小沢氏」という記事の方です。別に小沢氏が誰からチョコレートをもらおうが知ったこっちゃないですが、テレビで女性議員が渡した紙袋はグッチの紙袋。「ん、グッチにチョコなんてないでしょ?」と見ていると、中から出てきたのは紳士用のベルト。なんと、チョコレートにグッチのベルト付だそうで。私はそんな高級ブランド物のベルトなんてしめたこともないので、いくらなのか見当がつかず、興味本位でネットで調べてビックリ!なんと平均5万円程度もするんですよ。

いくらボス宛とはいえ、所詮は“義理チョコ”ですよね。“義理”に5万円もポンと出すその神経、およそ庶民感覚とは言えませんよね。それをまた、「こんな高価なもの、特別な関係でもないのに受け取れないよ」と断るのが普通かとも思いますが、嬉しそうに何事もなく受け取ってしまうという師弟のやりとりに、「やはり金銭感覚が違う。こんな人たちに政治を任せていいのか」とハッキリ言って大変疑問を感じた次第です。この女性議員、さてはホワイトデーお返しに小沢氏から選挙資金をたんまりもらおうという魂胆?などと勘繰りたくもなりますよね。


●B'z松本氏がグラミー賞受賞

昨日行われた米国音楽界の最高峰アワードであるグラミー賞授賞式で、人気ロックバンド「B'z」のギタリスト松本孝弘氏が、ジャズフュージョン界の名ギタリスト、ラリー・カールトン氏との共作「テイク・ユア・ピック」で最優秀最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞の快挙を成し遂げました。これはけっこうたいした出来事です。これまでもグラミー賞の日本人受賞者は坂本龍一氏、喜多郎氏がいるものの、グラミーの主流部門であるポップ部門での受賞は初めてという快挙なのです。カールトン氏がグラミーの常連であり、カールトン氏との共演と言う事が受賞の大きな要因であったことは否めないものの、それを差し引いても日本の音楽の世界水準への接近と言う観点からは大きな前進であったと思う訳です。彼のギターはどちらかと言うとかなりロック要素の強いギターであり、決して“東洋的な”と言う形容詞がつくもではないだけに、なおさらこの受賞は価値が高いと個人的には思っているところです。

松本氏には、ギタリストとしてこれをきっかけにぜひ世界に羽ばたいて欲しいものです。サッカーの日本代表が続々海外で活躍するようになって、日本のサッカーは飛躍的に技術水準がアップしてきています。音楽の世界も全く同様だと思います。この歴史的受賞を単なる一過性の受賞に終わらせることなく、ぜひ周囲にもいい影響を及ぼすような世界的活動を展開していただき、日本の音楽界のレベルアップに貢献して欲しいと思うのです。いずれは、グラミーのソング・オブ・ジ・イヤーとか、アルバム・オブ・ジ・イヤーとかを受賞するような日本人アーティストが誕生することも決して夢ではないと思いたいものです。とりあえず、松本氏のファンであるかないかに関わらず日本の一音楽ファンとして、この受賞を心よりお祝い申し上げ、今後一層のワールドワイドなご活躍に期待したいと思います。