日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

天皇賞秋

2009-10-31 | 競馬
“秋天”です。個人的に一番好きなGⅠレースなのですが、なかなかとれません。堅いと思えば荒れ、荒れると思えば堅い。実に難しいレースです。

今年は人気でも3着は外さないと思える馬が2頭。昨年の覇者名牝⑦ウオッカと菊花賞馬⑮オウケンブルースリです。⑦ウォッカは東京の1600~2000メートルでは連を外していません。前走逃げていとも簡単に捕まった競馬で、年齢からくる限界説も囁かれつつありますが、そんな時ほど強さを見せてきたのがこれまでのこの馬でした。⑮オウケンブルースリは、菊花賞馬ということから今回距離不足が囁かれていますが…。前走京都大章典での末脚は圧巻。父ジャングルポケットは東京大得意で、鞍上が追わせてナンボの内田博とくれば、96年横山典がヘクって前が壁になった生粋のステイヤーのサクラローレルでさえ3着しているレースですから、やはり3着までなら堅いのかなと…。

なので、今回は⑦⑮固定の3連複で勝負してみましょう。以外にツキますよ。

前日時点で2番人気の⑩シンゲンは、前走敗戦後の初GⅠ挑戦につき評価下げ。⑧キャプテントゥーレも、前走勝った朝日CCのレースレベルが「?」で消し。8歳馬③カンパニー(③⑦⑮28.9倍)、左回り不安⑫ドリームジャーニー(⑦⑫⑮21.6倍)は押さえに回して、②スクリーンヒーロー(②⑦⑮101.4倍)④アドマイヤフジ(④⑦⑮345.8倍)、⑤ヤマニンキングリー(⑤⑦⑮116.5倍)、⑬マツリダゴッホ(⑦⑬⑮87.2倍)、⑭サクラメガワンダー(⑦⑭⑮68.4倍)、⑯ホッコーパドゥシャ(⑦⑮⑯310.8倍)⑱エアシェイディ(⑦⑮⑱159.4倍)あたりでチビチビ遊びます(シンゲンがらみの1~3番人気の3連複でも16倍ほどつくようなので、押さえてもいいかもしれません)。

少し説明を加えると、②スクリーンヒーロー⑬マツリダゴッホはGⅠ馬の底力を要警戒。⑭サクラメガワンダーは、春の宝塚記念で初めてGⅠ連対を果たしGⅠクラスの実力を証明しました。左回りに不安はありますが、狙うなら適距離のここでしょう。④アドマイヤフジは鞍上の外国人騎手スミヨンが不気味。土曜のGⅡスワンステークスでも見事な手綱さばきで、キンシャサノキセキを優勝に導きました。前走惨敗で人気落ちの⑤ヤマニンキングリー、鞍上が追える岩田康誠の⑯ホッコーパドゥシャ、相手なりに走る⑱エアシェイディあたりも要注意でしょう。

そろそろ取りたい“秋天”です。
ウオッカがコケたら皆コケますが、果たして…。