紋別からR373を滝上方向に進み上渚滑を過ぎて渚滑川を渡ると分岐点があります。
そのまま国道を行くと滝上・上川方面ですが分岐点の案内には「立牛」とあります。
地名は“たつうし”と読みます。
かつては渚滑川の支流、立牛川沿いにも開拓者が入植し、栄えていた時期がありました。
その中の中立牛地区にあったのが中立牛小学校です。
1914(T3)年 第三渚滑尋常小学校所属中立牛教授場として36人の児童を抱え開校
今風に言うなら上渚滑小学校中立牛分校、ですね
1927(S2)年 中立牛尋常小学校として独立
1934(S9)年 高等科(今の中学校)を設置
1947(S22)年 学制改革により中立牛小中学校になる
1927(S2)年の児童数は101人だったそうです。
1981(S56)年 中学校が上渚滑中学校に統合
1996(H8)年 児童数減少により閉校
閉校時の児童数は6人だったそうです。
同じ地域に“紋別市中立牛診療所”の建物を見かけました。
もちろん今は閉所していますが、昔のへき地にはこのような診療所が各地にありました。
診療所は滝上町滝西にもあったな。
学校と診療所、どちらも今は忘却の彼方ですね。
ちなみに立牛地区にはここの他に、立牛、上立牛、上古丹に学校がありました。
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