奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

芽室町、ふるさと歴史館 ねんりん

2010-08-31 04:22:02 | 北海道の博物館
要は、芽室町の郷土資料館です。
場所は市街地から離れた美生地区なので、訪れるのもなかなか大変です。

建物は廃校になった美生小学校の敷地内に平成11年に、
芽室町の開基100年を記念して作られた新しい施設です。

展示物は普通の市町村にある郷土館の類のものと同じです。
そういう意味では目新しさはありませんが。

手に触れて体験できる“ブツ”が多い。
展示品も肌感覚を感じられる距離感と質感があります。

私が子供頃(約40年ほど前)に使われていた農具などが実際にどう使われていたか、
それらの使用感を実感できる展示方法がとられています。

私の祖父の家にも実際にあった自家製製麺機の実物やミシン、農業用のホークなど。

昔ではないけど、今でもない。
昔と今をつなぐ、私の記憶に残っている時代の様々なもの。

歴史的に見ればつい最近のことなのですが、
実は一番資料が残りにくい時代のものの展示が豊富な上に、
実際に体験出来る工夫が出来ている。

それにですね、
毎週第2・4土日曜日には月替わりの体験学習を実施しているというではないですか。

丸太切り、石臼引き、ポンプ水汲みや手造りおもちゃなど。

入館料を含め全て無料です。

規模じゃなく、質のいい資料館です。
お勧め。

火曜日が定休というのも珍しいですね。

隣接している「集団研修施設 かっこう」には元横綱の『大乃国資料室』があります。
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牛が夏バテ

2010-08-30 04:20:02 | 農業を考える
先日、牛乳をチンして飲んだらなぜかあまり美味しくない。

それはきっと「成分調整牛乳」だからだろうと思って、
やっぱり安い牛乳はいかんなぁと反省したのです。

それでヨーカドーで(種類別)「牛乳」を買ってレンジでチン。

あれ?
やっぱり味が変。

北海道の牛乳ではないみたいな、さらっとした舌触り。

あっ、牛の夏バテかぁ…。

牛は暑さに弱く、夏になると食欲も落ちて乳量も減少し成分も変わります。
だからと言って普通に飲んでいる分には、
牛乳の成分の変化などはそう感じるものではありませんが。

でも今年はさすがに、はっきりと牛乳の味に出たか?

牛は生き物だから大変ですね。

でももうすぐ秋になるよ。
そうしたらまた美味しいコクのある牛乳が飲めますね。

それまでは牛さん共々この暑さを乗り切っていきましょうか。
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サンマ

2010-08-29 03:54:32 | つらつら思ったこと

先日、98円の生サンマを発見。

形はよくない。
身も細い。

でも何しろ、98円です。
今年初めてみた100円以下の生サンマの値段。

妥協して、買いました。

初物をゲットした。

それだけでよしとします。

それにしてもですよ、不漁です。
海の水温が高いからだそうですが、
そのお陰でこの時期はいつもなら1匹100円以下のサンマがスーパーで200円ほど。

デパートは500円だとか800円だとかするという。

それならウナギを買ったほうがいい。

この調子だと、鮭もちゃんと遡上するのかどうか…。
漁模様も気になります。

暑い夏はあちこちに影響があるのですね。
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北海道立文書館(旧道庁赤レンガ)

2010-08-28 04:24:41 | 北海道の博物館
“もんじょかん”、と読みます。

北海道に関する公文書、私文書や行政刊行物などを保存・公開しています。
本館と別館があり、本館が赤レンガです。

要するに、赤レンガを見学してきたということなのですが。

赤レンガの中に入ったのは、生まれて初めて。
いつも当たり前の存在で中に入ろうと思ったことはなかったのですが、
道庁に用事があったついでに何気なく足を運びました。

いろいろな展示があったなぁ。

特に樺太関係と北方領土関係の展示が充実していました。
どちらも今では簡単に行ける場所ではないので、
初めて目にする写真や文書、地図がたくさんありました。

かつては日本人がたくさん住んでいたところですが、
その頃の繁栄の様子や戦争による苦労(などという生易しいものではありませんが)よくわかります。

ちょっと見学するだけのつもりが結局は2時間ほどかけて館内を見て回りました。
あんな2階建ての建物に2時間とは、どれだけ時間をかけて見てるんだかね。

それだけ個人的には面白かったということですが。

それはともかく、あの小さな建物(今となっては、ですが)が道庁だった。
今の道庁の規模から比べてもしかし、あまりにも小さい。
行政機構なども当時と違うとはいえ、隔世の感があります。

北海道のシンボル、赤レンガ。
いつまでも大事に残しておきたい建物ですね。
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男山酒造り資料館

2010-08-27 04:29:36 | 北海道の博物館
旭川市永山、国道39号線沿いにある酒蔵、男山。

このあたりは仕事でよく通りかかるところで、
この資料館も気にはなっていました。

少し時間が取れたので、見学。

建物の2階と3階に資料が並べてあるだけ。
2階のテーマが「浮世絵が語る酒造りの歴史」、3階のテーマは「昔の酒造り道具」。

工場の中を見学できたり酒造りの様子がわかる工夫などはナシ。

1階は試飲・売店コーナー。

私は車を運転しなければいけないので試飲はできません。
で、売店コーナーですが…。

資料館限定商品が多く置いてあります。

が、商品のほとんどはカウンターの向こうにあって、手にとることが出来ない。
日本酒はラベルを見ながらどんな味なのか想像するのが楽しみなのに、
これでは商品を選べないなぁ…。

敷地内に男山の仕込水をくみ出しているところがあって、
自由に汲んで行ってもいいのですね。

そこは水を求める人が途切れなく来ていました。
こんな水を冷やして飲むと、美味しかろう。

ここにも観光バスはやってきます。
そのときは団体用に解説の係の人がそれなりの話しをするのでしょう。
どんな話しをするか聞いてみたいもんだ。

まぁこういうこともある、ということで。
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ホッカイドウ競馬をタダで楽しむ … 後

2010-08-26 04:20:29 | 北海道の旅日記(道北、道南)
さて、出走です。

私は競馬はしませんが、こういうイベントを見るのは好き。
レースは始まってしまえばいろいろと忙しく見て回ります。

パドック、馬場、スタンド、場内テレビ、大きなスクリーン、場内の実況放送などなど。
馬券は買わなくても飽きないで過ごせますねぇ。

レースは距離がいろいろなので、いろいろな地点から出走します。
スタンド側から出走するレースがありましたので、スタート地点真横まで行ってみました。

レース前の係員の仕事ぶりや騎手の様子がよくわかりました。
騎手の皆さん、馬に乗りながら世間話花盛り…。
レース前の緊張感とか、まるでナシ(笑)。

夕方になると地元の子供たちも見物に訪れ、競馬場で遊んでいました。
地元では競馬はギャンブルではなく、身近な生活なんだ。

身近な生活ということは、経済的にもかなり依存しているということです。
廃止になれば地元経済にかなりの打撃になるということですね。
馬の生産、人の雇用、輸送や周辺の関連産業…。

えっ、私は勝ち馬投票したのかって?
やりましたよ、大博打、「沙流川温泉ひだか高原荘特別」、100円、もちろん外れ。

最終10レースの出走は20:30、バスの出発は発走30分後。
再び高速道路を走り札幌の到着は22時過ぎでした。

全10レース、昼から夜中まで堪能して送迎は無料。
 
さて、北海道では9月にも存廃の結論を出す予定です。
このままでは存続は微妙…。

北海道の文化ともいえる、日高の地方競馬。
あるうち、見られるうちに、ホッカイドウ競馬の雰囲気を味わってみては?

おしまい
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ホッカイドウ競馬をタダで楽しむ … 前

2010-08-25 04:28:30 | 北海道の旅日記(道北、道南)
北海道が主催する地方競馬、ホッカイドウ競馬。
かつては岩見沢、旭川など全道5ヶ所で開催されていましたが、
赤字により現在は馬産地・日高の門別だけの開催になっています。

『2010 グランシャリオナイター』

それでもなお赤字が続き、道では今年度収支均衡にならなければ、
原則廃止されることが決まっています。

そこでホッカイドウ競馬では様々なテコ入れ策を講じています。
そのひとつが、札幌からの無料(!)送迎バス。

11月18日までのホッカイドウ競馬開催日に札幌駅北口を12:30に出発、
帰りは門別競馬場を最終レースの30分後に発車し札幌へ戻ります。
予約制、詳しくはコチラ → http://www.hokkaidokeiba.net/hkj.php?id=top_info&key=00000309

タダをいいことに、私は競馬もしないのにこれに乗って行ってきました。

平日のお昼過ぎ、札幌駅北口。
果たしてこんな時間に門別まで競馬をしに行く人なんてどれ程いるものか。
数人しかいないのでは…などとおもっていましたら、結構いるのですね。

大型の観光バスに26人の客を乗せて出発、高速を走り14時過ぎに門別競馬場に到着。

入場料はバス客は免除なのでそのまま入場、
紋別・ガリンコステーションから転籍したという電気自動車「ホクトくん」に乗ってスタンド前へ。

第1レースの出走は15:50なのでかなり時間があります。
それまでに競馬場を探検。

食べ物屋さんがいろいろあります。
地元産品の直売所やジンギスカンなどもあって、芝生でのんびり過ごすのもいいなぁ。

このツアーに参加される方はせっかくなのでお昼抜きでどうぞ。
そして競馬場で美味しいものを食べてから観戦しましょう。

続く
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雪印史料館と「勝源神社」

2010-08-24 04:07:24 | 北海道の博物館
久々に苗穂の雪印史料館に行って来ました。

MEGMILKになってからは行っていないので、
少なくても7年以上は顔を出していなかったのですね。

史料館はリニューアルされていて、
展示も少し変わったような気がします。

ひと通り見学したあとは雪印商品の試食会。

メグミルクの牛乳200cc、ロッテスノーのアイスクリーム、雪印の6Pチーズ。

ここでは何が楽しみって、このアイスクリームが絶品だったんですよ。
昔ながらの紙パックに入ったアイスクリーム。
プレミアアイスではなくてごく普通のアイスだったのですが、
それがものすごく美味しかった。

ハーゲンダッツなどのプレミアアイスより美味しい。
さすがメーカー提供ものだと、いつも感心していました。

過去形。

今回試食したのは東京・日野工場製の普通のアイスクリーム。
普通の味でした。

タダでご馳走になっておいてナンですが、工場直ではないからかな?

さて、「勝源神社」。

見学コースの途中に2005年に開設されました。

子供の頃によく飲んだ瓶入りの元祖・カツゲン。
敬意を表し、お参りしてきました。

皆さまも画像(ちょっとブレていますが)をご覧になり、お参りください。

合掌
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コンサドーレ札幌 vs 栃木SC

2010-08-23 04:16:58 | スポーツ

8月21日(土)、厚別競技場にコンサドーレの試合を見に行ってきました。

ここ最近は年1回のペースで観戦しているコンサドーレ戦。
今年にしては気温もそれほどあがらず、まずますの観戦日和となりました。

結果は0-0のスコアレスドロー。
結果もそうですが、内容も寂しいものでした。

コンサドーレ戦は今まで何回も観戦していますが、
今までで一番内容のない試合だったかもしれません。
J2最下位だった年の試合よりも、ワクワクやドキドキした感じがありませんでした。

何もないのにボールは下がるし、前線にはただあてもなく蹴り込むだけ。
だらだら押したり引いたりの繰り返しでした。

これではいつまでたってもJ2のままだ。

その中でも熱心に応援するサポーターには頭が下がります。
このサポーターの支えにいつまで甘えているんだろう?

私はサッカーは専門外ですが、それでも年1回くらいは観戦します。
せっかく観戦しても、感動のない試合を見せられてはいつまでも、
やっぱり年1回のままでしょう。

その他書きたいことはいろいろありますが、やめておきます。

また栃木SCのサポーターの皆さま。

遠いところ遠征、また熱い応援、ありがとうございました。
応援の人数はともかく、その熱気はコンササポに負けていませんでしたよ。
また来年もお待ちしています。

観客数は6,817人。

では、また来年。

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「那須塩原ステーションホテル」と「那須塩原駅」

2010-08-22 04:47:17 | 道外の旅日記
3日目に泊まったホテルは「那須塩原ステーションホテル」。
東北新幹線の那須塩原駅東口の目の前です。

本当に、目の前。
コンビニ代わりに駅の「NEWDAYS」へ何回も行きました。

で、このホテル。
明らかにバブルで弾けたリゾートマンションのなれの果て。

なのでお部屋は豪華です。

部屋は広い。
当たり前です、マンションなんだから。

バスとトイレは別々、バスは普通のマンションと同じ仕様、
シャワーはバスタブのなかではなく洗い場にある。

ちなみにお部屋の広さは、
私の泊まったシングル(和室でしたが)が25平米、奥さんと娘が泊まったツインが38平米。

仕事でも観光でもお勧めです。




そして「那須塩原駅」。

ここは新幹線の駅としては実に半端な場所なのです。
新幹線が開業する前は、「東那須野」という駅名でした。

なぜ駅名が変わったかの細かい経緯はそれぞれお調べ下さい。
↑無責任

で、駅前に記念碑がありました。

「新幹線開通記念碑」

“昭和五十七年六月二十三日を以って
八十三年の歴史をもった東那須野駅名が消え那須塩原駅となる”

地名や駅名に対する人々の想い。
住んでいる人にしかわからないものがあるのです。

よそ者の思惑に翻弄されて消えるなじみある駅の名前。
仕方ないとはいえ内心忸怩たる思いがあることを、この碑は伝えています。

地名や駅名は大事にしなければいけませんね。
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