奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

ハッカ蒸留見学記 … 蒸留釜に投入②

2010-09-30 04:26:46 | ハッカ
ハッカを詰め込んでついに釜から溢れてきました。
それでも更に踏む、押す、釜からこぼれたハッカも全て載せてまだ踏む。





こういう作業をする時というのは、勢いがありますね。
みんなでわいわい言いながらハッカと格闘しています。

そしてついに、全てのハッカを釜に。

1本のハッカも残すことなく釜に収まりました。

というか、収まっていません。
完全に容量オーバー。

ここまでやるか!

まぁ、画像を見てください…。





釜のふたを閉め、隙間がないように厳重にねじを締めて密封。





いよいよ蒸留にかかります。

続く
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ハッカ蒸留見学記 … 蒸留釜に投入①

2010-09-29 05:33:09 | ハッカ
蒸留施設の中には蒸留釜が2つあり、
それを交互にフルに稼動させ朝から夕方まで作業を行います。

昔は24時間稼動させていたそうですが、今は2日間だけ。

蒸留システム全体は写真の通りですが、何がどうなっているやらよくわからん。





トラックを釜に横付けして乾燥したハッカを投入します。





釜の中には人が入り、隙間が出来ないように投入されたハッカを踏んでいます。

一度にできるだけ多量のハッカを蒸留するために無理にでも詰め込む。





この光景は見覚えがある…。

昔の酪農家にはサイロがありました。
中には細かく砕いた飼料用のとうもろこしなど(サイレージ)を入れ牛のえさにします。

サイレージを投入する時はサイロの上にある投入口から入れていくのですが、
その時もサイロの中に人が入って隙間が出来ないように踏み固めます。
ハッカを釜へ入れるのもその光景にそっくりだ…。

やっていることは同じでも、目的は違うのですが。

みんなの共同作業は続きます。

続く
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ハッカ蒸留見学記 … ハッカ畑にて

2010-09-28 02:54:37 | ハッカ
ハッカの開花は9月頃。

満開のハッカ畑はどんなものかと思いますが、
その頃にはハッカに含まれる有効成分も最大になるので刈り取ります。

なのでハッカの花畑を見ることができる期間はごくわずか。

刈り取ったハッカは1~2週間ほど乾燥させます。
まずはその乾燥させたハッカを蒸留のために施設まで持ってきましょう。

私がお邪魔したのは本流10線奥の畑。
乾燥されたハッカの山が十数個並んでいます。





その山に近づいてみると、縄で縛ったハッカの束が集められていました。





雨の影響も少なくなかなかの乾燥具合、いいハッカが取れそうだ…。

それをトラックに積み込みます。





これぞ山積み。

ハッカの束を次々に積んでいきますがその技の見事なこと。

荷台いっぱいのハッカを縛りもしないで運ぶため、
積み方がまずいと崩れてしまいます。
そうならないように積み込む技は、すごい。

私が子供の頃は越冬用飼料の牧草もこうやってトラックで運んでいたなぁ。

積み込み完了、荷崩れしないようにゆっくり出発、
蒸留施設まで向いました。

続く
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ハッカ蒸留見学記 … 序

2010-09-26 09:45:15 | ハッカ
北海道オホーツク総合振興局管内の滝上町は天然ハッカの大産地。
日本のハッカ生産の95%がこの町でなされています。
しかもハッカ生産が産業として成立している日本で唯一の町です。

その滝上町で9月25、26日(2010年)の2日間、
ハッカの蒸留作業が行われました。

私は25日、ハッカ生産農家さんの協力を得てその蒸留作業を見学してきました。

場所は滝上町2区の蒸留施設。

朝から夕方まで休む間もなく蒸留作業が行われますが、
私は午前中から見学できるよう朝6:30頃に札幌を出ました。

途中、同行者を乗せ現地に着いたのは10時過ぎ。

施設の周りではハッカの香りが一面に漂っています。

さて、ハッカの蒸留をじっくり見学させていただくことにしましょう。

続く


※写真は蒸留施設全景
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今日と明日はハッカの蒸留

2010-09-25 04:20:02 | ハッカ
今日と明日は滝上町でハッカの蒸留があります。

前にも書いたように、
日本でハッカを産業として生産しているのは滝上町だけ。

なので産業としての大規模な蒸留を見れるのも滝上町だけです。
その蒸留が今日と明日の2日間、現地で行われます。

日本でここだけ、1年に2日間だけ。
こんな貴重な体験、そうそうできるものではない。

ということで、私も参ります。

現地で釜入れから蒸留、そのあとも出来るだけ全て、
見学してこようと思います。

私が子供の頃は町内のあちこちで蒸留していたもんですが…。

ということで、行ってきます。
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味付のり

2010-09-24 04:31:48 | つらつら思ったこと
普段は全く買うことがないのに、
その日に限ってはふと吸い寄せられるように買ってしまうものがあります。

昨日の私の場合、それは味付のりでした。

大きなポットに入って棚にドンと置かれていたその物体、
中には12切5枚×50束の味付のりがドサッと入っています。

何も考えないで手に取り、買い物籠に入れてしまいました。

浦島海苔、198円。

今は大きな入れ物ごと、我家のテーブルに乗っかっています。

さて、せっせと食べよう。
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融けにくい氷を作るには…

2010-09-23 04:45:46 | つらつら思ったこと
ジュースやアイスコーヒー、そうめんを冷やしたり…。
今年は何かと氷の出番が多かったのではないでしょう。

ところで、煮沸した水を凍らせると溶けにくくなるってご存じですか。

煮沸すると水分中の空気がぬけるため、
水の密度が濃くなって溶けにくくなるのです。

一度煮沸させた水を冷ました後、製氷皿に入れて冷凍庫へ。

水道水を直接凍らせたものよりはかなり長く持ちます。
また煮沸した後の氷は塩素臭さも抜け味もよく、透明度も高くなります。

我家はこれをやり始めてから氷の消費量が減りました。
その氷をもっぱら消費しているのは私で、お酒の水割り用なのですが。

でやっぱり、氷が融けにくくなってお酒も薄くならない。
飲んでいる最中に氷がなくなるということもない。
氷も透明なので見た目がいい。

酒が美味しくなってよかった、ということなのですが。

煮沸して冷めるのを待つという手間がかかりますが、
美味しいお酒のためということでお試し下さい。

っていうかお酒のためにって止めようよ、この私。
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「中央線 withyou」と「ポケットモンスター ベストウィッシュ」

2010-09-22 05:33:47 | つらつら思ったこと
女性お笑いコンビ、「中央線 withyou」が面白い。

なかなかこなれたコントをします。
そうとうな演技力がある感じがします。

ウィキペディアに簡単な経歴が載っていますが、
それだけではないキャリアを感じるなぁ。

さて、これからどんなコントを見せてくれるのか。

トゥインクル・コーポレーーションのHP
       → http://www.twinkle-co.co.jp/talent/tyuousen_withyou.html




それから23日(木)からポケモンが始まります。

「ポケットモンスター ベストウィッシュ」
       → http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pokemon_bw/

エンディングテーマを奥井亜紀さんが歌います。

今までいろいろなアニメで歌が使われてきましたが、
久しぶりじゃないでしょうか。

アニメ自体に興味はありませんが、
奥井亜紀さんが活躍するのは嬉しいなぁ。



※北海道では放送していませんが、アニメ「くるねこ」がいい

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ヴィクトリアステーション

2010-09-21 04:36:02 | 北海道のこと
北海道に展開しているファミリーレストラン、ヴィクトリアステーション。
ワンコインでランチが食べられる嬉しいお店です。

先日、東区の伏古店に行ったら、ビッグボーイ伏古店になっていました。

ビッグボーイジャパンはヴィクトリアステーションの運営会社で、
お店の名前は関東以西ではビッグビッグボーイ、仙台地区はミルキーウェイ、
そして北海道はヴィクトリアステーションと地域毎に分けて運営していました。

これは各社が一緒になる前の店名をそのまま受け継いでいたからです。

店名は違っても、メニューの内容はほぼ同じでしょうが。

それが、かつてのヴィクトリアステーション伏古店がビッグボーイ伏古店になっていた。
HPで見てみるともう既に仙台地区はミルキーウェイがなくなり全てビッグボーイになっています。
北海道も伏古店と名寄店が店名変更になっています。

とすると、これから北海道もビッグボーイに変わっていくかな?

店名は変わってもいいのですが、そうなると値段が上がる。
ランチのハンバーグ、ヴィクトリア時代の500円から556円になっていましたし、
グリルチキンセットも同じく500円からは661円に、カットステーキセットも値上がりしていました。

全国統一価格、ということでしょう。

確かに、同じ会社で複数のブランドがあると効率が悪い。
統一すれば間接費が節約できます。

ですが、ヴィクトリアステーションは北海道で確たるポジションを持っている。
それにビッグボーイの価格帯が北海道に受け入れられるのかも問題。
それを無視してビッグボーイに統一するのか、これからが見ものです。

※もしビッグボーイで統一されるなら、びっくりドンキーに商機が訪れる
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江別の歴史を訪ねて(番外編) … 感想

2010-09-20 04:25:00 | 北海道の旅日記(道央)

郷土資料館を覗いたことをきっかけに江別の街中を巡ってきました。
野幌や大麻ではなくて、JR江別駅近辺です。

奥深いよ、江別。

石狩川と支流の千歳川、それを囲む丘と原始林の後背地という恵まれた地形。
そこに川の幸と山の幸を求めて太古から人が住み、江別式土器という文化をもたらしました。
本州との交流もあり古墳まで作られている。

明治以降は屯田兵の入植があり江別村が誕生。
そして石狩川、千歳川の水運と江別駅の結節点として市街地が発展し、
さらに大消費地である札幌が近いという地の利からレンガ産業も発生した。

その頃の名残が江別駅前の旧北陸銀行であり倉庫群です。

しかし最近の駅前は寂れ店にはシャッターが下り建物もまばらになった。
繁栄から衰退をそのまま体現したような江別駅前なのです。

でも、過去に繁栄していたという事実は厳然としてあった。

街中を歩くと今でも趣のある建物がそこにありました。
カフェ、ギャラリー、倉庫、民家、商店、本屋、旅館、銭湯…。

それらが集まっているところは江別駅正面から右手の堤防までの一帯。
やはりちょうど港があったところから駅までのエリアです。

こんな歴史を放置するのはもったいない。

古い建物を見ながら堤防に登り港のあった頃を想像する。
郷土資料館も駅から歩いていけます。

疲れたらカフェで休み帰りには銭湯でひと風呂。
しかもその銭湯が温泉ときては、こりゃたまらん。

こういう街歩きも悪くない。

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