奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

今年を振り返る(下半期)

2011-12-30 05:52:20 | つらつら思ったこと
7月は今年限りで廃止になった道内最後の渡船、「美浦渡船」に乗った話があります。
これでかつては道内各地にあった渡船が全てなくなりました。
北見の福村書店が倒産したのも7月、これは本当に残念なニュースでした。

8月は“日本一運転時間の長い定期普通列車”に乗ってきました。
その旅行記は9月にアップされています。

滝上まで北都プロレスを観戦しに行ったのも8月、これは毎年恒例になり今年で3回目でした。

9月は旅行記が長い(笑)。
1泊2日の旅をネタに何日も旅行記を書き連ねています。

顧客満足度調査のコンビニ部門でセコマが1位になったという話題を取り上げたのもこの月でした。
この調査で地方企業が1位になったのは初めてという快挙。

10月は足を痛め(踵骨棘)て半月ほど歩くのもままならない生活を送りました。
実は8月にも足を痛めて同じく半月くらい大変な目に遭っています。
どちらも痛かったなぁ。

11月には「JR貨物鉄道フェスティバル」に行ってきました。
今年はJR北海道が諸般の事情により様々な行事が中止になった中、なかなか楽しめました。
また来年も行きたいな。

2年ぶりに函館に行った折には湯の川温泉に泊まってきました。
やっぱり出張時の泊りは温泉だねぇ…。

そして12月、初めて帯広でばんえい競馬を見た。
こういうものはいつまでも残さないといけないと思いますが、さてどうなるか。

さてさて、今年を回顧してみましたが。
ブログをあらためて見てみると、相変わらずあちこち行っていますね。
あそこも行った、ここも行った、よくぞそんなところまでという場所も。

そしてこれも相変わらず博物館、時間があれば寄ってくる。
あまり見学者がいないような小さなところにも行っています。
またそういうところに新しい発見があったりする。

さて、このブログも今年はこれで終わり。
私は来年も変わらずに、あちこちに顔を出すことでしょう。
皆さんのところへ行ったときにはよろしくお願いします。

それでは、よいお年を。
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今年を振り返る(上半期)

2011-12-29 07:01:57 | つらつら思ったこと
今年もあとわずか、皆さんどんな年末をお過ごしでしょうか?
私のブログも今年はあと今日と明日だけとなりました。
そこでブログから今年を振り返ってみたいと思います。

1月のブログを振り返って気になったのが、「タイガーマスク運動」。
今年もぼちぼち現れているようですが、この先どうなるのでしょうか。

2月16日の記事は豆パンの試食会。
あれは2月だったかと、ひとり納得。

同じ2月には“シリーズ滝上”として番外編を含め7回にわたって滝上町の活性化策を述べています。
いろいろ書いていますが、根曲がり竹を地元の名産にというアイディアはいいと思っているのですが。

3月は何といっても大震災と原発事故、あれから日本の風景が変わりました。
私は震災直後の自粛ムードの中、旅行に行ったりしていました。
私は何も自粛しなかったなぁ。

震災の影響で直後に予定していた東京出張が中止になりました。
今年は結局1回も東京に行くことがなかったという珍しい年になりました。

4月はOYOYOで鉄道のレクチャー(Kさんと共同)をしました。
今年は別にもう1回、地図をテーマにしてレクチャーをしたので計2回。
つたない喋りで申し訳ありませんでした。

「大阪王将」が北海道に上陸したのも4月でしたが、今や「餃子の王将」も上陸した。
今こそ見せろ、「みよしの」の底力を。
ちなみに私はまだどちらの「王将」でも食べていません。

5月はコンサドーレの試合を観戦しています(対岡山)。
あの試合ぶりからはまさか、昇格するとは思いませんでした。

六花亭で郡山名物の「薄皮饅頭」を震災の応援で売り出したのも5月、もちろん私も買いました。

6月は“渚滑線、各列車の想い出”という連載を始めています。
結局この連載は7月まで延べ17回に及びました。
よく書いたものよのぉ。

下半期に続く
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「寿都ホッケめし」を考える … 後

2011-12-28 05:23:02 | 北海道のこと
さて、そのサイトを見るとこの「寿都ホッケめし」を食することができるのは町内で3店舗だけ。
そりゃそうだ、今年の7月にできたばかりのメニューだからね。

でもそんなものがご当地グルメなのか?

地元の人はホッケの蒲焼なんて普段食べたことがないと思うよ。
蒲焼より美味しい食べ方を知っているはずだから。

そのホッケを敢えて「蒲焼」にするところがヒロ中田氏らしいところであるし、氏の限界である。
鉄板焼きの上にホッケに長ネギと錦糸玉子で見た目オシャレに仕上げましたよね。

私はいかにも受け狙いの安っぽいコーディネートだと思ってしまった。

受けますよ、確かに。
でもそれは寿都でなければいけないものなのだろうか?

違うでしょ?
こんなコーディネートは札幌の居酒屋が考えればいいことだ。
それを町が主導してわざわざご当地グルメとして売り出すことが間違っている。

寿都の人達が昔から慣れ親しんだホッケの食べ方は何ですか?
普段はホッケをどう料理して食べているのですか?
そのホッケが蒲焼として名物に仕立て上げられていることをどう思いますか?

開き、飯寿し、燻製、刺身に煮付け。

ホッケといえば開きばかりが思い浮かびますが、是非煮付けを食べていただきたい。
北海道に住んでいてもホッケの煮付けを食べたことがない方はいらっしゃるでしょう。
美味しいんだよ、これが。

それから燻製(酒の肴にぴったり!)に刺身。
刺身は私も食べたことが無い、寿都産ならさぞや美味しかろう。

港町で前浜産の魚を食べるとはそういうことでしょ?

寿都町に行けば新鮮なホッケの刺身が食べられる、煮付けもさすが寿都前浜のホッケだ。

それこそが日本一の水揚げを誇る港町の生き方であろうと思う。
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「寿都ホッケめし」を考える … 前

2011-12-27 06:07:38 | 北海道のこと
寿都町は沿岸定置網ホッケ漁の水揚げが日本一だそうです。

“沿岸定置網”限定というところがミソだな。
でもそれが、前浜産ということを証明している。

その寿都町が町おこしご当地グルメとして新たに開発したのがコレ。

「寿都ホッケめし」

町と町観光協会で「寿都の新ご当地グルメ推進協議会」を結成、
食プロデューサーのヒロ中田氏の協力を得て今年7月に完成したのだとか。

それがこの「寿都ホッケめし」。
いかにもヒロ中田氏らしい出来上がりだ。

私も寿都産のホッケを食していました。
   → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/041b59a0baeb0380ab0055b1ecb6c5bd
美味しかったよ。

さて、日本一のホッケですよ。
それをご当地グルメとして売り出そうとしている。

それはいい。
それで出来上がったのが、蒲焼…ですか。

これでなくてはならないという、定義があります。

熱々の鉄板の上に白いご飯をのせて、その上にホッケの蒲焼、長ネギ、錦糸玉子をのせる、
地場産ホッケは半身を使用する、蘭越産の米を使う、名産の生炊きしらすをつけるなどなど15項目。

なるほど、これほどのこだわりがあればご当地グルメとしてはたいしたものだ。
さぞや地元では盛り上がっていることでしょう。

公式サイトもあります。
   → http://www.suttsu-hokke-meshi.com/

続く
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歌志内市郷土館 ゆめつむぎ

2011-12-26 05:00:57 | 北海道の博物館



歌志内市の人口は約4,300人、全国で一番人口の少ない市です。

かつては炭鉱で栄え4万6千人以上の人口を抱えましたがこれも炭鉱と共に衰退、
そのうち中札内村(約4,100人)と人口が逆転するのではなかろうか?





さて、ゆめつむぎは『昭和』と『炭鉱』に特化した郷土館です。
館内いたるところに炭鉱が最盛期から衰退していった頃の生活用具が展示されています。

入口にはミニカーの大群、昔の電化製品、鍋・釜の類から木彫りの熊、おもちゃ、
鉱員募集のポスター、坑道を再現したコーナーや当時の道具、歌志内線関連資料など。
PC-6001やすばる(車)、ラビット(バイク)や石炭ストーブ(大量にある!)などというものも。

さすがに炭鉱関連資料も豊富で、石炭の掘り方の変遷を紹介した映像もある。

歌志内市にとって『昭和』はすごくいい時代だっただろうし苦い思い出でもあるのでしょう。
とにかく一番繁栄していた時代であったことは間違いない。
そんな繁栄を偲ばせる大量の資料がこれぞとばかりごちゃごちゃと展示されています。

きちんと整理されて展示、という感じではありません。
とにかく押し込んだ、詰め込んだという風情でそういうところがまたよかったりする。
雑多な雰囲気の中に生活感が溢れていてこれはこれでありですね。

炭鉱関連ではここで初めて見る資料が多かった。
細かな解説より実物を見たほうが理解が早い。
私にとっては実りの多い訪問となりました。

特別展「歌志内線開通120年」を開催していました。
1891年から1988年まで97年間走っていた鉄道の歴史です。
これまた昔の貴重な写真などが、よく残っているものです。

特別展は24年1月15日まで、機会があればどうぞ。



*歌志内市郷土館 ゆめつむぎ

住    所:歌志内市字本町1027-1
開館時間:9:00~17:00
入 館 料:高校生以上200円、小中学生100円
休 館 日:月曜日・火曜日、11月から3月は月~木曜日休み、祝日の翌日、年末年始
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ばんえい競馬 … 後編

2011-12-25 05:32:33 | 北海道の旅日記(道東)



さて、レース。

私は時間の都合で2レースしか見れないのでそれをじっくり観戦しようと思いましたが、
そこは存廃が云々されているばんえい競馬、参加してお金を落とさねばなるまい。

時間がない、ゆっくり検討などということもなく勘で買う。
出走表とオッズを見比べてとりあえず間違いないところで複勝で3番。

第1レース発走は11:35、スタンドを出てエキサイティングゾーンへ。
スタートから第1障害、第2障害と馬の横について歩いてゴールを確認。





わが「ユウユウヒロフジ」は見事2着に入り110円(笑)の払戻を受けました。





第2レースは単勝で3番、複勝で2番を買ってまたまたエキサイティングゾーンへ。
また馬の横を着いて歩きゴールまで見届けました。

2番の「ニシキゴールド」は7着に沈みましたが3番の「ドリームテンリュウ」が1着!
見事340円の払戻を受けたのでありました。

300円投資して440円の回収で140円のプラス。
いいねぇ、あのままレースを続けていたらいくら儲かったことか(そしたら多分赤字)。

やっぱり生で観戦する迫力が違う。
北海道独自の文化としていつまでも残ってもらわなければ。

道外からの観光客がちらほら見えましたね。
ギャンブルとしてではなく、観光資源として十分成り立ちます。
そういう方向でもっと集客できないものだろうか?

またバックヤードツアーも行われていると初めて知りました。
第5レース発走10分後から、所用約40分、無料。
装鞍所、パドック、調教馬場、ゴール付近、騎手検量所などを巡ります。

これは是非見たい。

最後に、協賛。
個人だと1万円からできるらしい。

“奥井みさき、豆パン記念”などというレースもできるかも。
何かの時に一考の価値ありだ。
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ばんえい競馬 … 前編

2011-12-24 04:31:05 | 北海道の旅日記(道東)



世界で唯一、北海道だけで行われている「ばんえい競馬」。
かつては滝上でも草ばんばが行われており、私も毎年見ていました。

草ばんばは今もどこかで行われているのでしょう。

公営競馬としては帯広で行われています。
それも売上不振でいつまで続くかわからないというのが現状です。
開拓以来続いてきた北海道遺産、いつまでも残って欲しい。

私は毎年頻繁に帯広に行っていますが、
時間がないやら会期外やらで見る機会がありませんでした。
ところが今回いろいろな都合が合い、2レースだけ観戦することができました。

いや~、念願の観戦ですよ。
楽しかったなぁ。

ばんえい競馬は普通の競馬とは全く違います。
詳細は述べませんが、その違いがばんえい競馬の魅力と言えるでしょう。

コースの長さは200m、その間の障害が2ヵ所ありそれを乗り越える時の迫力がまたすごい。
特に第2障害をどう乗り越えるかは駆け引きを含め最大の見どころ。





また競走のスピードも遅いので、発走からゴールまで一緒に歩いて応援できます
そういう身近さもまたいい。

まずは場内へ、入場券は100円、これで入場券と“ご招待券”をもらいます。





入場券はすぐ回収されましたが、“ご招待券”は12月30日まで有効。

スタンドの中は他の競馬場と同じでインフォメーションやら発売・払戻、売店に、飲食コーナーなど。

飲食は店舗や屋台も含め結構あります。
コーヒー200円、鯛焼き120円、天そば450円、カレーラーメン(名物なのか?)650円など。

続く
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OYOYO de X’mas

2011-12-23 05:41:20 | イベント
今日はOYOYOの開放デー、
どなたでも参加できますのでこの機会にお越し下さい。




場所 OYOYO まち×アートセンター さっぽろ
日時 2011年12月23日(祝) 16:00~23:00
料金 1500円(1drink & 1food付)

音楽ライブやパフォーマンス、プレゼント交換会も開催(自分は使わないけど人に使ってほしいなって思ったりするものとか。リユース的な感じですよ)。

プレゼント交換会は19時半ぐらいから始める予定です。


展示販売等

◦OYOYOゼミ 地図レクチャー作品展示

◦OYOYO de X’masフライヤー展示

◦似顔絵 椿かすが(18時~)

◦占い  荒木田真穂

◦アートお悩み相談室 柴田尚

◦作品販売 松村響子

◦作品販売 國生隆司

◦羊毛フェルト 羊毛どっぐ 

◦BBQ  maxi

◦AVEカレー AVE



タイムテーブル


◦16:00~17:00 OYOYOゼミ(映像持ち寄り)

◦18:00~18:30 佐藤(ギター)

◦19:00~19:30 荒木田(二胡)

◦19:30~20:00 ◇プレゼント交換

◦20:00~20:30 パジャマボーイ

◦20:30~21:00 my&jenny(ピアノ&カホン)

◦21:30~22:00 玉田KOU


ね、いろいろあるでしょ。

椿かすがさんの似顔絵はお勧め、私も以前描いていただきました。
  → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/82c7902b3e5add20928457598b655e0a

皆さま、お待ちしています。
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「カウントダウン北の京2011→2012」

2011-12-22 05:39:55 | イベント
一時閉館していましたが再開した「北の京 芦別」。
再開したとはいっても黙っていればまたいつどうなるかわからない。
私もまた閉まらないうちに行ってみたい。

ここには熱烈なファンがいて、
この苦境を何とかしようと奮闘しています。

そんな彼らが年越しに企画したのが、これ。

「カウントダウン北の京2011→2012」

12月31日から1月1日まで、北の京芦別で楽しみつくそうという企てです。

当日のスケジュールを見ると大晦日の15:00から元旦の9:30まで、
夜通しびっしりとイベントがつまっています。

北の京芦別のHPはコチラ → http://www.kitanomiyako.jp/index2.html

これ全部に付き合ってたら大変なことになるぞ(笑)。

企画立案は「北の京芦別親善大使」のY氏をはじめ、
「北海道裏観光ガイド」編集長のH氏やイベントプロデューサーなど。

彼らの北の京芦別に対する情熱たるや、それはもう…。
こんなコアなファンがいる限り、北の京芦別は大丈夫ですね(本当か?)。

これからどんな展開になるか、楽しみだ。

※北海道裏観光ガイドのHPはコチラ → http://ura-hokkaido.x0.to/2011/12/353/
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札幌黄(タマネギ)を食べてみた

2011-12-21 05:11:51 | 農業を考える
知り合いのパン屋さんに顔を出したところ、
有機栽培の野菜を中心に販売しているこれまた知り合いが来ていました。

車に野菜を満載して移動販売、まさに行商。

そのパン屋さんは野菜ソムリエの資格を持っていて、
お店のパンにも野菜をふんだんに使っているのです。

そうか、こうやって野菜を仕入れていたのか。

その中に「札幌黄」というタマネギがありました。
昔の札幌村(今の東区)で栽培され、札幌のタマネギの名を世に知らしめた品種です。

今は生産量が少なくなり、幻のタマネギと言われています。
聞くところによると栽培が難しかったり傷むのが早いなどの理由で、
現在主流になっている玉がしっかりしている品種に変わったのだとか。

とはいえ札幌黄は札幌タマネギの原点、一度食べてみたいと思っていたので買い。
早速食べてみました。

確かに玉はやわらかくて傷むのが早そうだ。
もう傷んでいるのもあったし。

やわらかい分料理はしやすく味もよく通りそう。
煮込んでも炒めても美味しくいただけそうです。

カレーや肉じゃがに合いそうだ。

生産量が少ない(作付面積は10ha、札幌市全体の3%・札幌市農政課・H22年)ため手に入りにくく、
普通のスーパーなどでもなかなか見かけない札幌黄。
でも美味しさは十分にわかったのでこれからも機会があれば食べてみたいと思いました。

※「札幌黄」はスローフード協会国際本部(イタリア)から「味の箱舟」に認定されています
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