下川市街から6㎞ほど、山の中の一軒宿です。
ここで日帰り入浴を楽しみました。
温泉の発見は明治38(1905)年といいますから、もう110年ほど前になります。
この地区としては非常に古い歴史を持つ温泉です。
建物は非常に立派、館内も売店、カラオケルーム、休憩室、ロッカーなど、
一通りのものが揃っています。
さて、入浴。
浴室には露天風呂を含めいくつか浴槽がありますが、
天然温泉は内風呂の中の1か所のみ。
泉質は含二酸化炭素ーナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩泉。
よくわからない長い名前ですが要するに炭酸泉。
入浴していても肌に炭酸が気泡を作るということはありません。
どうも炭酸泉だとは実感できない。
飲泉を発見。
飲泉は珍しい、私は川湯温泉の欣喜湯以来です。
飲むと確かにほのかに炭酸が口の中に広がる。
間違いなく炭酸泉だなと納得。
ところで源泉は14℃ほど、浴用加熱で温泉を供給しています。
その熱源は木の町らしく木質バイオマスボイラー。
これで施設の暖房、給湯も行っています。
これがいかにも下川町らしい。
こういう取り組みが広がるといいな。
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