奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

北海道新幹線の利用実態を考える

2017-03-31 05:51:57 | 鉄道



北海道新幹線は26日、開業1周年を迎えました。
利用者数は前年比164%で、予想を上回りました。

東洋経済電子版に“北海道新幹線1年、道南に「東北化」の兆し”という記事があります。
    → http://toyokeizai.net/articles/-/164786

ここに本州側からのエリア別利用者数が出ています。

それによると例えば7~9月は1日平均8700人の利用者のうち、
「北東北」が3800人で伸び率は41%、ついで「関東」が3200人で伸び率は約2.1倍、
そして「南東北」が1300人で伸び率が約2.6倍となっています。

ちなみに「関東」は北関東からの入込が増えているのが分かっています。

新幹線には“4時間の壁”があり、それを超えると競争力がなくなると言われています。

東京から新函館北斗までは最速で4時間2分、そこから乗り継ぎがあるので、
函館駅までは東京から4時間半から5時間ほどかかるので飛行機には敵いません。

ですが仙台だと函館駅からは乗り継ぎ時間を入れても3時間から3時間半ほどで、
「南東北」は新幹線の特性を最も生かせるエリアだと言えます。

これは「南東北」の伸び率が各エリアの中で最大になっていることからもわかります。

次に羽田空港へのアクセスが悪い北関東からの入込が増えた「関東」の約2.1倍ですが、
これを見ると北海道新幹線を宇都宮に停車させてほしいという関係者の望みも納得です。

つまり北海道新幹線は人口が多い東京からの集客を図るのはもちろんですが、
函館から3~4時間圏になる南東北と北関東からの集客は伸びしろがあるということ。

飛行機との関係で対東京だけ云々されがちですが、本当の主戦場はどこなのかな?

※函館だけではなく道南全体の魅力を高めることが必要。北斗市、考え直せ。
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競馬の個人協賛

2017-03-30 05:22:09 | イベント



競馬は北海道では札幌と函館で中央競馬、門別でホッカイドウ競馬、
帯広では世界唯一のばんえい競馬が行われています。

公営のばんばは以前、岩見沢、旭川、北見など全道あちこちで行われていましたし、
草ばんばは私の故郷・滝上をはじめこれも全道で行われていました。

で、競馬のレース名は中央競馬のG1だとわかりやすいのですが、
意味不明なものもたくさん存在します。

○○特別、△△ステークス、◇◇オープン、◎◎記念など、
競馬に疎い私は“特別”とは何ぞや、というレベルなのです。

ところで、地方競馬は場所により個人や企業でレースに名前を付けることができます。
これを“個人(企業)協賛競争”などといいます。

北海道では帯広のばんえい競馬で行われており、
費用は1レースにつき個人の場合は1万円~となっています。

特典としては出走表や投票券に冠レース名の掲載、表彰式にプレゼンターとして参加、
予想新聞などへのレース名の掲載、優勝馬・協賛金授与者と記念撮影などがあります。

競馬ではありませんが、過去にはこんなレースがありました。
    → https://www.youtube.com/watch?v=cGg3niMKs6Y

「だいこんおろし」の彼女募集記念レース、この世界では有名な珍事とされています。
そして後、彼は結婚したとのこと、お目出度いことじゃ。

さてばんえい競馬開催日に帯広に行かれる方、1レースの命名権を買いませんか?

競馬のプレゼンターを務めることなぞ中々できることではありません。
間違いなくいい記念になると思うのですが。
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「NEWさんふらわあ ふらの」、特別内覧会を開催

2017-03-29 06:16:01 | イベント
北海道と本州を結ぶフェリーは最近、北海道新幹線の開通もあり新造船の就航が続いています。
津軽海峡フェリー、シルバーフェリー、新日本海フェリーなど。

商船三井フェリーも夕方便に運航している“さんふらわあ ふらの・さっぽろ”を、
5月に“ふらの”を、8月(予定)には“さっぽろ”をリプレイスします。

春の大型連休後には従来船では20%だった個室を50%にした新造船が就航することになる。
船室の個室化は最近のトレンドで、昔ながらの大部屋はわずか3室47名となります。

新造船では個室は様々にグレードアップするらしい。
パブリックスペースも充実し、快適な船内になっているという。

そんな新造船「NEWさんふらわあ ふらの」の特別内覧会が大洗と苫小牧で行われます。


◆特別内覧会(苫小牧)について◆

日 時:5月14日(日)、15:30~18:00(先着1000名)
内 容:客室やパブリックスペースなどの船内見学
参加費:無料

その他、応募方法などは同社HPをご覧ください。
    → http://www.sunflower.co.jp/ferry/information/log/20170321.html


これは行かねばなるまい。

従来船の“さんふらわあ ふらの”は2年前に船内見学会にお邪魔しました。
それから2年後の今年は新造船の内覧会。

新旧の“さんふらわあ ふらの”、どう変わっているか興味津々です。
まずは申し込まなければ。
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北都プロレス、あさって開幕

2017-03-28 05:05:00 | スポーツ



3月下旬は毎年、北都プロレスの開幕戦があります。
今年ももちろん、あります。


『ワンデイ・タッグ・トーナメントin札幌』

日時:3月30日(木) 18時開場、19時試合開始
場所:コンカリーニョ(JR琴似駅直結)
料金:大人 前売3,000円 当日3,500円 小中学生 前売・当日とも1,000円

※主催:北都プロレス、後援:(公財)北海道盲導犬協会
 観戦希望の方は前売券がありますので、ご連絡ください。


ワンデイ・タッグ・トーナメントは後援会から優勝トロフィーを贈呈した大会、
昨年は大矢剛功選手&内田祥一選手組が優勝しています。

今年はチラシにある4組がトーナメントを行います。
対戦カードは当日決定します。

ロブ・ロウ選手とタコヤキーダー選手は北都初参戦、
さてどんなファイトを見せてくれるのでしょうか。

北都プロレスはこの日の札幌の後、釧路と帯広で試合があります。

今年もまた北都シーズンが始まります。
何試合くらい観に行けるかな。
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格安旅行代理店・てるみくらぶ、倒産か

2017-03-27 05:15:11 | つらつら思ったこと
てるみくらぶ(本社・東京)が航空券の発券トラブルなどがあると報道されています。
同社は格安で海外旅行ができると人気でしたが、多分このまま倒産となるでしょう。

ネットなどを見てみると安い価格で国内外のツアーを催行している業者があります。
なかには常識では考えられないような価格を提示しているところもある。

客としては安いに越したことはないのですが、
中にはてるみくらぶのような怪しい業者も当然混じっています。

倒産してしまったら払い込んだ旅行代金は戻ってこないと思った方がいい。

私もたまにネットでツアーを検索しますが、
では数ある中から安全な業者を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。

これは価格だけで選ばずにしっかりした旅行代理店を選ぶということに尽きます。

また訳のわからない旅行代理店が安い価格で主催しているツアーは、
無事に帰ってこれたらそれで良しとし行く前に倒産したら諦めるという心づもりでいること。

大手ではない会社のあまりに安いツアーは疑うことです。

ただ、旅行代理店は知名度や規模と安全性は必ずしもリンクしません。

有名ではなく小規模なところでも全く心配ない代理店もありますし、
大規模に事業を行っていても危ないところもあります。

てるみくらぶも大阪、名古屋、福岡、札幌に支店があり大規模に事業を行っていた。
そこが難しいところなのですがねぇ。

ということで私は、多少高くても大手代理店か私が熟知している会社しか使いません。
皆さんもツアーは価格だけではなく主催会社のことを考えて選んでくださいね。
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「津軽海峡物語」、利用客が約2倍に

2017-03-25 05:14:36 | 交通
「津軽海峡物語」とは札幌ー函館駅を「高速はこだて号」、
函館駅から港まではシャトルバス、函館港ー青森港間は津軽海峡フェリー、
これらをパックにした格安なきっぷです。

これで札幌から青森港まで片道6,000円、
通常運賃は片道7,340円(閑散期)なのでかなり割安です。

このきっぷの利用が昨年は前年の約2倍になったと道新が伝えています。

これは北海道新幹線開通により札幌ー青森間の急行「はまなす」が廃止にになったこと、
北海道新幹線が割高なことなどが理由と考えられています。

特に「高速はこだて号」の夜行便は両方向とも函館港に立ち寄るため、
乗り継ぎが便利なことから急行「はまなす」の利用客を取り込んでいると思われます。

というのは報道からで、実態はどうなのかわかりませんが。

それに対し利用者を減らしたのが「東京・函館きっぷ」。

これは函館ー東京間をフェリーと夜行高速バスをセットにしたきっぷで、
料金はシーズンなどにより片道6,000円~11,500円です。

このきっぷは私も利用しましたが、青森から東京まで夜行バスで10時間ほど、
さすがにこれは慣れないとなかなか辛いものがある。

それに加え乗り換えがあることで利用客が他の交通機関に流れたのでしょう。

また今年から函館ー成田間にバニラエアが就航し搭乗率も80%超え、
これからは安く東京に行く方はバニラエアにシフトしていくものと思われます。

これからも「東京・函館きっぷ」は厳しいだろうな。

どちらのきっぷにしても核になるのは青函航路、
私はこれからもフェリーの動向に注目していきます。
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立川真司の鉄道ものまねショー

2017-03-24 05:34:36 | イベント



北海道新幹線は間もなく、開業1周年を迎えます。
それを記念し18日、「北海道新幹線ランドinサッポロファクトリー」が開催されました。

時間は10:00~18:00、場所はアトリウム、ウエスギ専務のトーク&ライブや、
鉄道シュミレーターなどいろいろあったのですがそれはどうでもよろしい。

そこではナント、鉄道を中心に物まね芸をしている立川真司のステージがあったのです。

立川真司は以前からテレビやYouTubeなどで拝見しており、
そのクオリティの高さに機会があれば一度ナマで観てみたいと思っていました。

「電車でGO!」の声を担当、JRからも公認されている物まね芸人です。
その方が札幌に来るとなれば行かねばなるまい、ファクトリーに突撃だ!





ネタは札幌という場所柄、北海道関係のものがてんこ盛り。
北海道新幹線はもとより特急スーパー北斗や車内・構内放送などを披露してくれました。

貨物列車の通過音や80系特急列車のアイドリング音もやっていたぞ。
その再現性の高さ、さすが芸歴34年の厚みを感じさせてくれました。

北海道で芸を披露する機会は少ないと思いますが、ご当地ネタをここまでこなすとは。

時にはローカル私鉄近辺でやることもあるのでしょうが、
それでもそのローカル私鉄を見事に再現するのだろうな。

全国どこでも対応できる(多分)というところが見事。

また機会があれば観てみたい。
誰かイベントなどで彼を呼んでいただけないだろうか…。
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根室本線の代行バス、新得まで延長

2017-03-23 05:18:05 | 鉄道
根室本線は昨年の台風で東鹿越ー新得間が不通になっており、
東鹿越ー落合間で代行バスが運行されています。

現状では落合ー新得の1駅間はJRでは行き来できません。
公共交通機関では都市間バスの「ノースライナー」だけがこの間を結んでいます。

JR北海道は昨日、現在運行されている代行バスを新得まで延長すると発表しました。
    → http://www.jrhokkaido.co.jp/pdf/170322-1.pdf

運行開始は3月28日から、これにより根室本線は代行バスを介し全通することになります。
一日散歩きっぷも価値が高まるというものよ。

私は最近、道内のJRにあまり執着しておらずあまり乗りたいと思っていません。
が、代行バスなら乗ってみたい。

新得駅の駅そばは駅前に店を構える名店「せきぐち」の分店、
麺は本店と同じそば粉8、つなぎ2の二・八そばで美味しいしな。

とうことで、近々乗りに行ってみよう。
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石炭火力発電所の発電量2030年は15年比で4割減少?

2017-03-22 06:16:13 | つらつら思ったこと
アメリカの研究機関「エネルギー経済・財政分析研究所」は、
日本の石炭火力発電所の発電量が2030年には15年比で4割減るとの発表しました。

それにより現在計画されている40基の石炭火発の多くは建設されないそうです。
昨日の朝日新聞夕刊で報道されています。

それによると人口減少と省エネで10年度から15年度にかけて総発電量は11.5%減少、
この傾向が30年まで続くとしています。

30年には総発電量の30%が再生エネルギーで原子力は8%と予想、
15年度に総発電量の80%以上だった石炭火発は57%に減るとのこと。

いま日本では電力会社以外にも火力発電所の新設計画が続いていますが、
それが40基もあるとは驚きました。

地球温暖化、二酸化炭素削減が地球的課題になる中、火力発電所に新設とはどうなのか、
また原発も高コストが明らかになったのに再稼働に邁進している。

お陰で北電の電力料金は高止まりしたままです。

そんな電力業界私は疑問を持っているわけですが、
それをアメリカの研究機関によって指摘されたのですね。

世界の投資家も原発や火力発電を推進している電力会社への投資を控える動きも出ています。
そのようなトレンドを無視した現状を当事者はどう考えているのか。

いっそのこと“わが社は原発をやめて再生エネルギーを推進します”と宣言する会社が出ないものか。

その研究開発のために金利は安いですが社債を発行するので買ってくださいとでもすれば、
機関投資家だけではなく一般投資家も大量に買うのではないか。

私は“よくぞ言った、頑張れ”となるのは間違いないと思うのですが。
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レジェンド・葛西、表彰台

2017-03-21 05:38:53 | スポーツ

ノルディックスキージャンプ男子のW杯の個人第24戦で、
葛西紀明(土屋ホーム)が2位になり自身のW杯表彰台最年長記録を更新しました。

これはすでに報道された通り。

今期は今まで最高でも10位だったのですが、
シーズン終盤に表彰台に表彰台にあがれたのは良かった。

それにしても44歳9か月、三浦知良の50歳での得点もそうでしたが、
最近は今まででは考えられないとんでもない年齢で頑張っている選手が増えました。

プロ野球・中日の山本昌も50歳で登板してたな。

葛西はこれからもしばらく現役を続けるでしょう。
最年長表彰台記録、どこまで伸ばすかな。

レジェンド・葛西、楽しみです。

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