道指定の有形文化財に指定されています。
一号は開拓使のお雇い外国人・ケプロンの進言により開拓使仮博物場として1879年に開場、
考古資料やアイヌ民族資料、自然資料などを収集・展示していました。
地方博物館として日本で最も古い歴史があります。
その後函館県博物場一号館、庁立函館商業学校付属商品陳列場、函館水産陳列場第一館となり、
1932年からは水産館として函館博物館開館まで使用されていました。
二号は開拓使東京仮博物場の資料を移管し函館県により1884年に開場しました。
その後庁立函館商業学校付属商品陳列場、函館水産陳列場第二館と改称、
1932年からは先住民族館として函館博物館開館まで使用されていました。
この二号は函館県時代の官庁建築物としては唯一現存するらしい。
ということで開拓使、函館県、函館区といろいろな行政機関が登場してきます。
函館や北海道の歴史の変遷を感じることができますね。
今は函館市の所管となっています。
普段は内部公開しておらず外観だけの見学になりますが、
開場日である5月25日には一号だけですが内部を一般公開しています。
中に何があるのか、気になるなぁ。
※函館市青柳町17-5(函館公園内)