奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

石狩月形駅舎、解体へ

2022-07-31 06:10:59 | 鉄道

 

2020年に廃止になった札沼線の末端部分、途中にあったのが石狩月形駅。

廃止後の駅舎はバスの待合所として使われていましたが、
この度バスの待合所は300m離れた町役場に移転し駅舎は解体されることになりました。

 

 

駅舎は明日、閉鎖され解体後の跡地は道路になります。

閉鎖後もバス停の位置は変わらないそうです。
そのバス停の待合所が300mも離れているだなんて、どういうことなのかなぁ。

利用者には難儀なことですなぁ。

 

 

そもそも何で解体なのか?
維持費やらいろいろ、大人の事情があるのでしょうが寂しいことです。

 

 

それにしても駅舎を残すことはできなかったのでしょうか。
国鉄時代の木造駅舎がそのまましっかりと残っているのに、残念です。

仕方ないけど。

ということで、閉鎖3日前の石狩月形駅の姿をご覧ください。

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相生鉄道公園(津別町)

2022-07-29 06:09:15 | 北海道の旅日記(道東)

 

石北本線の美幌駅からはかつて、北見相生駅まで相生線が伸びていました。
津別駅まで開業したのは1924年、翌年に北見相生駅まで全線開通、1985年に廃止になっています。

 

 

 

終点だった北見相生駅跡は「相生鉄道公園」として整備されており、
駅舎やホーム、鉄道車両などが保存されカフェ(駅舎カフェホロカ)も営業しています。

鉄道公園は「道の駅あいおい」に隣接しており(こちらがメイン)、名物の“クマヤキ”もここで買えます。

駅舎は現役当時のまま復元されていますが、訪問時間が遅かったので中には入れず。
カフェホロカの営業時間内に行くしかないようですね。

駅舎前のホームも当時の様子がよくわかる、国鉄の造りがそのまま残っています。

 

 

公園内には客車の「スハフ42 502」やDCの「キハ22 69」などが保存されていますが、
これもカフェと関係あるのか車内に入ることはできませんでした。

その他、貨車や除雪車なども保存されているのですが、それは割愛致します。

残念だったのは雨だったこと。
私が見た以外にもっといろいろな“ブツ”があったかもしれません。

訪問時間が遅かったせいでカフェも閉まった後で駅舎内の様子は確認できず、
鉄道公園自体も当日は雨でくまなく調べることができなかった。

“クマヤキ”も頂こうかと思ったのですが、雨の中並ぶのもアレなのでやめた。
ちなみに“クマヤキ”は180円からで、ヒグマやシロクマなどがあります。

ここ、不完全燃焼。
道の駅共々、リベンジしなければいけないな。

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第7波、感染爆発

2022-07-27 05:33:06 | 北海道のこと

新型コロナウイルス感染症の流行は第7波に入り、感染爆発の様相を呈しています。

札幌市の感染者数の累計は25日現在で20万6811人で既に人口の10人に1人以上となりました(道新による)。
北海道全体では同日現在で約42万人、このままいくと札幌と同じくやがて10人に1人以上となりそうです。

また札幌市内のPCR検査の陽性率は7月25日で61.1%となっています(市のHPより)。

症状の有無に関係なくPCR検査をした方の60%以上が陽性ということは、
無症状のまま感染しながら治った方が相当数いるということになります。

実際の感染者は公表されている人数のはるか上であると推測されます。
誰しも知らずに感染し治っている方が相当数いるはずで、それは私も例外ではない。

どうせ感染しているなら今のうちに判明した方がいいぞ。
“みなし入院”として生命保険の入院給付金を受け取ることができるからな。

法律上、普通の風邪やインフルエンザと同じ扱いになると給付金がもらえなくなる。

感染者のほとんどは無症状か軽症です。
それは普通の風邪と同じ程度かもしれず、明らかにデルタ株とは違います。

オミクロン株とどう付き合うか、思案のしどころだなぁ…。

※感染した方はご連絡ください(業務連絡)

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高島嘉右衛門

2022-07-26 05:33:09 | 北海道の旅日記(道東)

 

昨日のブログで、高島嘉右衛門が池田町に高島農場を開設したと書きました。
肩書は「横浜の実業家」と簡単に書きましたが、もう少し詳しく書いていきます。

高島嘉右衛門といっても、北海道ではほとんど知る人はいないと思います。

ですが横浜では実業家として成功をおさめ、また日本初の鉄道建設に貢献するなど、
「横浜の父」と呼ばれるほどの功績者だったのです。

横浜市西区高島の地名は嘉右衛門が鉄道用地のために埋め立て事業をした土地に由来します。

また日本初のガス会社(横浜瓦斯会社)を設立しガス灯を点灯(点灯日が“ガス記念日”)、
他にもホテル経営や北海道炭礦鉄道の社長をするなど、各地に多大な足跡を残しています。

洋式学校「藍謝堂(らんしゃどう)・通称高島学校)」を建設、岡倉天心や寺内正毅、
北海道農学校2期生で植物学者の宮部金吾などを輩出しています。

北海道の農場では池田町の他に奈井江町にも高島農場を開設、こちらにも高島の地名を残しています。

それからナント、易学の大家で『高島易断』を著し、「易聖」とも呼ばれています。
『高島易断』も嘉右衛門の仕業であったか。

実業家であり易学の大家という不思議な経歴を持った高島嘉右衛門、
農場の設立や北炭による炭鉱開発で北海道にも多大な貢献をしています。

ですが北海道では断片的にしかその名は出てきません。

彼の名と功績はもっと知られていいのではないかと思いますが、
誰か北海道で彼の研究をした方はいないものか。

多分、活躍した地域と業種などが広すぎて網羅できないのだなぁ…。

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池田町郷土資料館

2022-07-25 05:54:29 | 北海道の博物館

 

池田町の中心市街地辺りは当初、アイヌ語に由来する凋寒(しぼさむ)村と呼ばれていました。
周辺の8村が合併、後に十勝川と利別川が合流する地点にあることから川合(かわあい)村と改称しています。

当時の池田町の中心は舟運に便利なことから利別付近にありました。

鉄道が開通し池田農場があった場所に駅ができたことから池田駅と命名され中心街が移転、
町制施行時に町名も池田町となっています。

池田の地名は池田農場を拓いた池田仲博(元鳥取藩主、徳川慶喜の5男)によります。

開拓期には横浜の実業家、高島嘉右衛門により高島農場も開設されています。
高島農場も池田町高島の地名の元になり、かつては高島駅(池北線、のちの北海道ちほく高原鉄道、廃線)もありました。

展示内容で珍しいのは稲作に対する解説が詳しいというのがあります。
減反政策が導入される前は実は十勝やオホーツクでも盛んに稲作が行われていました。

今ではほとんど稲作が見られない地域ですが、そんな時代もあったのです。

 

 

展示としては自然、考古、産業、教育、鉄道などテーマごとに見やすく並べられています。
もちろん、ワインのことも。

建物は2012年に閉校した高島中学校の校舎を活用し、2017年に開館しています。
この建物も立派、往時の付近の賑わいを偲ぶことができます。

 

*池田町郷土資料館

住   所:中川郡池田町高島81-1(旧高島中学校)
開館時間:10:00~16:00
入 館 料:無料
開 館 日:5月1日~10月31日、日曜~木曜(金土祝日は休館)

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北見市(常呂町)のマンホールカード(第10弾)

2022-07-24 06:37:21 | マンホールカード他

 

 

常呂町といえば今はこれしかないでしょうという、カーリング。

オリンピックでは1998年の長野から正式競技(実は2度目)になり、
女子はそれ以来出場を続けていますが選手の中にはいつも常呂出身者がいました。

2018年の平昌オリンピックで銅メダル、今年の北京オリンピックでは銀メダルを獲得しています。
よくぞここまで強くなったものよのう…。

人気が出たのは2006年のトリノ五輪で「カー娘」と言われた時から。
私的には2002年のソルトレイクシティ五輪で映画にもなったシムソンズが出場した時から注目していました。

カーリングについては言いたいことはいろいろありますが、これくらいにしておきます。

町内には通年でカーリングができる「アドヴィックス常呂カーリングホール」があり、
地元のリーグ戦(4部まである!)や日本選手権などが開かれています。

とにかくカーリングが盛んな町なのです。
これからもカーリングに注目だ。

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「今こそ輝け!北のキハ183系 記念入場券」 … 帯広駅

2022-07-23 07:16:52 | 鉄道

 

 

7月15日のブログでも書いた通り、183系特急列車が来年3月で定期運用を終了します。

そこでJR北海道では「今こそ輝け!北のキハ183系」というキャンペーンを行っており、
7月1日から183系が走った全道10駅で「今こそ輝け!北のキハ183系 記念入場券」を発売しています。

発売している駅は網走、北見、遠軽、上川、旭川、札幌、函館、釧路、帯広、稚内で、
1枚200円で小児用はなし、各駅限定3,000枚となっています。

今日はその中から帯広駅の記念入場券を取り上げます。

表は札幌ー帯広間を走っていた特急「とかち」です。
6両編成でグリーン車は床面をかさ上げしたハイデッカー車両となっています。

裏は空調機器の特徴の紹介。

写真に写っているのはは天井に設けられた冷房機器で、
暖房は各座席の床下にある電気ヒーターから供給されています。

しかしあれだ、天井の冷房装置を紹介するとはナンだな。
こんな冷房装置を見て興奮するのは一部のマニアだけだろうに。

私は冷房装置を見ても興奮しない、まともな人間です。

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ちびっこフリーパス(オホーツクール)

2022-07-22 05:19:04 | 交通

 

このチラシは北見駅前にある、北見バスターミナルで見つけました。
気になって見つめているととんでもないことが書いている、これは持って帰らねば。

画像ではよくわからないと思うので、サイトをご覧ください。
    → https://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/tibikko_freepass2022.html

オホーツク管内に在住する小学生以下の“ちびっこ”が「ちびっこフリーパス」、
その中学生以上の同乗者が「ちびっこ同乗者フリーパス」を買うことができます。

お値段は両パスとも500円で、両者が一緒に乗車する場合に管内のほとんどの路線バスが乗り放題になるというもの。
利用期間は7/23~8/7までで、その間は乗り放題になります。

ちょっと分かりにくいスキームですし、JRも絡んでいるので余計混乱するかも。
でも凄くないですか、この間の管内の路線バスが大人と子供が同乗すると1,000円で乗り放題ですよ。

そのエリアも雄武から斜里町ウトロまでのほとんどの路線バスで、
宗谷バス、名士バス、阿寒バスの管内区間まで含まれるというのですから。

これは使いようによっては、えらく便利なフリーパスです。
普段、自家用車しか乗らないちびっこに社会を知らせる手段にもなりますね。

最近はバスの乗り方を知らないお子さまも多いからな。

が、広報が足りない。
明日から始まるというのに今朝の時点で管内バス会社のHPをチェックしてみると、北見バスだけトピックに上がっている。
JR北海道も一枚かんでいますが、こちらも何もない。

これがこの北海道の感覚の鈍さだな。

せっかくいい企画を立ち上げても様々な手段で広報しなくは何もならない。
この企画、管内で知っている方はどれほどいるのであろうか疑問です。

それなりの実績を残してくれるといいのですが…。

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JR北海道が11月で普通回数券を廃止、JRグループからなくなる

2022-07-21 05:10:37 | 鉄道

 

JR北海道は11月末で普通回数券の発売を終了すると発表しました。
身障者用などと通学用割引普通回数券の発売は継続されます。
    → https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220719_KO_ticketbook.pdf

10枚分の値段で11枚の乗車券が買える回数券、私も最近愛用しています。
それがなくなるというわけですね。

JR各社では九州が昨年に販売終了しており、東日本、東海、西日本、四国は9月で、
そして北海道が11月に販売終了となることによりJRグループから普通回数券がなくなります。

販売中止の理由はコロナ禍で販売数が減少、経営状態も厳しいためということです。
コロナ禍でいろいろなことが変わりましたが、これもその一つです。

それにしても私が使い始めた途端にとは、残念ですねぇ。
その代わりにKitacaを使えば割引になるとか、ないのかねぇ。

私がKitacaを使わないのは、Kitacaも現金でも運賃が同じというのがあります。
これを機に、Kitacaだと割引になるとかにならないかなぁ。

そうすれば私もKitacaを使うぞ。
現に、地下鉄とバスはSAPICAを使っているからな。

でも今のJRでは、何か割り引くという発想はないだろうなぁ。

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行ってきました

2022-07-20 06:07:35 | つらつら思ったこと

17日と18日、ブログに書いた通り道東に行ってきました。

17日は十勝からオホーツクに抜け北見で泊まり、
18日は北見から石北本線をなぞるように旭川まで行き帰札。

走行距離は820㎞ほど、燃費は実測で29.5㎞となりました。

燃費は少し物足りない感じですが、
17日が雨だったのと高速走行が長かったので仕方ないな。

で17日は雨にやられました。

帯広に入ってから降り始め北見までずっと雨、時折激しい降りにもなった。
路面にもかなり雨水がたまり、大きく水撥ねする場所もかなりありました。

幸いにも災害級の降りには遭遇しませんでしたが、それは幸運なだけだったな。

途中であった色々なことは追々ここに書いていきます。
ただし、飛び飛びで順不同になるので悪しからず。

ブログは明日から通常運転に戻ります。
暑くなりそうなのでお体には気を付けてお過ごしください。

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