奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

鉄ちゃんと鉄子の宿

2013-07-31 05:10:39 | 北海道の旅日記(道東)



網走湖温泉郷にある「温泉旅館もとよし」の別館になります。

私が数年前、この宿をネットで発見したときは「もとよし別館」でした。
その当時からここは“鉄”の香りがプンプンするお宿でしたが、
いつの間にか正式名称が「鉄ちゃんと鉄子の宿」となりパワーアップしました。





そもそもここは旧国鉄の保養所だったところ。
なので建物は古く、館内の随所に“昭和”のテイストが感じられます。

お宿の場所は石北本線のすぐそばでしかも目の前が踏切。
お部屋にはその踏切の通過予定時刻が常備されているという心遣いがにくい。

ここにいるだけで朝から深夜まで、踏切の音をBGMに過ごすことができるという、
“鉄”にとっては夢のようなお宿ではあります。

だからこそ、鉄分のない方は泊まってはいけない。
お部屋の至近距離にある踏切の音は騒音でしかなく、クレームになるから。

館内は全体が“鉄道資料館”になっています。
書籍から模型、きっぷ、写真、鉄道グッズなどがいたるところにあります。





客室の中には“鉄”関係のビデオまで備え付けてある。

その他いろいろ貴重なものがたくさんあるのですが、
それはここで詳しく述べるより実際に行って確かめてもらった方がいい。
ここに詳しく書けないという理由もわかると思いますので。

温泉は本館の「温泉旅館もとよし」にあり、滞在中はいつでも利用できます。
本館はここから30m、私は浴衣のまま歩いて入って来ました。

温泉は体に負担のない優しいお湯、こういうのは疲れがよく取れる。

番頭さんともいろいろお話をさせていただきました。

この番頭さんのお話がまた面白く、
旅は人との出会いが彩りを添えるものだと改めて納得。

しかし“鉄”にとっては夢のようなお宿だ。
流行って欲しいが流行りすぎるとまた困るという“鉄”心理。
それは他の方のブログなどを見てもよくわかる。

うん、また泊まりに行こう。
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北見市端野町歴史民俗資料館

2013-07-30 05:28:57 | 北海道の博物館









端野町(現・北見市端野町)は屯田兵によって拓かれた町です。
屯田兵の居住区は一区、二区、三区の3ヶ所に分かれていました。

これはそのまま今も地名が残っています。

屯田兵村の中心は本部があった二区で、この資料館もその一角にあります。

展示は屯田兵と開拓、それから農業関係のものが中心です。
実物の屯田兵屋も移築・保存されています。

屯田兵戸主200名あまりに及ぶ肖像画も圧巻。
北見市近郊には屯田兵の子孫もたくさん住んでいることでしょう。
歴史をつなぐ証人としてこのような肖像画も価値があると思いました。

中央道路(囚人道路)と鎖塚も端野の歴史には欠かせないもの。
開拓の歴史とは楽しいことばかりではありませんね。

さて、地元民ではない私は少し戸惑う。
旧端野町、全町を把握できる地図がない。

地名や地形がわからないと展示物との関係がぼやけてしまいます。

なぜこの地に屯田兵がやってきたのか、道路や鉄道と市街地などの関係、
学校がどこにあったのか、川はどこを流れそれが人とどう関わってきたのか。

町外の人が見学することを前提としていない施設なのでしょう。

このような施設は地元で生まれ育った子供たちが郷土を知る場だと思います。
ですがこれでは、町内に住んでいる子供たちもわからないのでは?

私みたいな部外者が推測で語ることではありませんが。




*北見市端野町歴史民俗資料館

住    所:北見市端野町二区471-5
開館時間:10:00~16:00
入 館 料:大人120円、高・大生70円、市外の小中学生・高齢者20円
休 館 日:月曜日(祝日の場合翌日)、11月8日~4月30日
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層雲峡ビジターセンター

2013-07-29 05:53:52 | 北海道の旅日記(道北、道南)
皆さん、層雲峡に行かれた方は多いと思います。

私も公私ともによく行きました。
お気に入りの宿は、大浴場が3ヶ所あって湯遊びに飽きないホテル大雪。

層雲峡に行ったなら是非とも黒岳に上がって欲しいですね。
ロープウェイとリフトで7合目まで行くことができます。

私も娘と一緒に7合目まで行ったときは、
人を恐れないシマリスが目の前(本当に目と鼻の先)で遊んでいました。

その他大雪山は北海道の屋根ですから、
風景や自然、生き物など目を見張るものがあるに違いありません。

が、そのワクワク感がここでは感じられなかった。

はっきり言うと、国立公園内にあるこの手の施設はさほど面白いものではない。
ですがそれなりに啓発になったり勉強になったりするのである。

支笏湖や阿寒湖、その他あちこちに比べどうもピンとこない。

これは多分、ここのせいではない。
私の体調がすぐれなかったからでしょう。

理由はわからないがどうも違う、そういうときは体調不良の時です。

そういうことにしておこう。
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富良野・美瑛ノロッコ号 2013乗車証明書

2013-07-28 04:49:37 | 鉄道



私の連れが中富良野出張の際にたまたま乗車、
特に欲しくはなかったそうですが配られていたのでもらってきた、ものです。

特に欲しくはなかったって…。

富良野地方はそろそろラベンダーも見ごろだと思いますが、
とにかく列車が無事に動いてくれればそれでいいという…今の気分。

今の時期のノロッコ号は乗車証明書を配っているのですね。
アテンダントもいて車内販売もしているという。

私が去年乗った“秋の富良野ノロッコ号”では車内販売も乗車証明書もありませんでした。
この差は、夏のトップシーズンとショルダーシーズンの差だな。

ちなみに連れは、富良野の行き帰りにもリゾート特急列車に乗ったそうです。

富良野へ行く時に特急に乗るという発想がない私には羨ましいことで。

ということで、私が乗っていないのに記念品が手元にあるという珍しいケースです。
やっぱり乗りたいなぁ…。
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ETC車載器を買いました

2013-07-27 05:02:06 | 交通
今更なのですが、本当に。

ETCの車載器を買いました。
それもわざわざ旭川のイエローハット永山店で。

知り合いがいるので行ったついでに買っただけなのですが。

私は高速道路を利用することがほとんどなく、
あってもたまに札幌南ICから新川ICまで乗るくらい。

でしたが。

ご存知この冬の大雪。
仕事で地方に行った時に続発した道路障害。

一般道が通行止めになったり猛吹雪で通行が危険だと判断した場合、
高速道路に乗らざるを得ない事態が続出しました。

そうなるとETCがない私は通常料金を払うしかない。

これには本当に参った。
これではETC車載器購入のコストなどすぐ回収できる。

ということで、まずは3月にETCカードを手配しました。
そして今月、車載器を買ったのです。

結局雪融けのあとはもちろん、
ETC車載器を買った後も高速道路に乗ってはいないのですが。

でももう、いつ高速に乗ってもいいという安心感があります。

来週は遠出の予定がありますので、使ってみるかもしれません。
でも雪が降るまで高速道路を使わないかもしれません。

さて私が最初にETCをつかうのはいつになるのでしょうか?
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モザール&ノルディコ マンドリン ジョイント コンサート

2013-07-26 07:41:41 | イベント



マンドリンコンサートに行って来ました。

日時は7月15日(月・祝)、13時開演、場所はKitara大ホール。





演奏するのは大阪のモザール マンドリンオーケストラと、
札幌のプレットロ・ノルディコの両団体によるジョイントコンサートです。





「モザール」とはモーツァルトのフランス語読み、
「ノルディコ」は「北の」という意味です。

たまたま両団体の交流があったことから、今回のコンサートが実現しました。

私はマンドリンコンサートは初めて、そのうえKitaraも初めてという状態で、
どんなものか想像もできないまま会場に向いました。

とはいえ会場がKitara大ホールですからそれなりのものであるのは間違いない。
その「それなり」というのがどういうものか全く想像が出来なかった。

第1部はノルディコの演奏、第2部はモザールの演奏、第3部が合同ステージ。

想像や期待は見事に裏切られました。
マンドリンがこんなに素晴らしいものだとは、私の見識のなさを恥じた。

楽団の編成はマンドリンだけではなくギター、ベース、打楽器にパイプオルガンなど、
それらが見事に共鳴し合いまるで交響楽を聴いているようでした。

特に第3部は両団体合同の大編成、
その迫力は特筆ものですがそれを表現する筆力がない。

こういうのは文章にしても伝わらない、だからこれ以上は書きません。
機会があればマンドリンコンサートを聴いてくださいとしか言いようがない。

私は見事にはまりました。
マンドリンコンサート、また行きたい。

コンサート情報をチェックしなければ!
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(株)北海道ジェイ・アール・サービスネット

2013-07-25 05:25:03 | 鉄道
JR北海道の駅員さん。

有人駅のほとんどはJR北海道の直営ですが、
駅業務を関連会社に委託して行っている駅もあります。

委託を受けている会社が、(株)北海道ジェイ・アール・サービスネットです。

多くは発寒中央駅や恵み野駅など、札幌近郊の小規模な駅ですが、
上富良野駅や白老、室蘭なども委託駅です。

で、直営駅と委託駅ではどう違うのか。

駅業務自体はどこで誰が行おうと違いはありません。
違うのは接客態度ではないかと、私の実感としては思う。

どうも直営駅の駅員さんは慇懃無礼な感じが、特に年配の駅員さんにします。
昔の国鉄の時代の方がまだ接客態度がよかったのではない、と思うことも。

ですが委託駅の駅員さんは言葉遣いも笑顔も爽やか。
発寒中央駅で指定券を買ったときも的確な機械操作でいい席を取ってくれた。

いい席が取れるかどうかは接客態度とは関係ありませんが、
「いい席が取れてよかった」と言うと
「あっ、よかったです」と満面の笑みで応えてくれた。

接客の喜びとはお客さんが喜んでくれること、
そういう気持ちが身についている笑顔でした。

業務委託という緊張感が、直営駅にはないしっかりとした接客に結びついているのでしょう。

これからは発寒中央駅を贔屓にしよう。

元々この会社は国鉄時代に、国鉄の子会社として設立されました。
当時の会社名は日本交通観光社(通称・日交観)。

それが移管・分社化により地方ごとに独立していきました。

長い歴史のある会社だ。

JR北海道本体がだらしない分、こういうところが目立つ。
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秋田ふるさとミニ物産展

2013-07-24 05:23:01 | イベント
恒例の「秋田ふるさとミニ物産展」が今日から26日まで開かれます。


『秋田ふるさとミニ物産展』

日時:7月24日(水)~26日(金)、10:00~18:00(最終日は~17:00)
場所:あきた情報プラザ展示場
住所:中央区大通1丁目14、桂和大通ビル50 B1、011-211-4431
協力:(株)秋田県物産振興会、(株)マルミ北栄商店
後援:横手平鹿会、雄勝会等各郡市会


私はほぼ毎回お邪魔しています。
今回は明日行けるかなぁ。

毎回買ってくるのは、まず銘菓。

その中で私のお勧めは『まち子姉さんのごま餅』。
白ごまと黒ごまたっぷりの郷土のお菓子でごまの風味がたまりません。

時期的にお勧めなのは『ぎばさ』。
海草なのですが、ねばねばしていていかにも元気になりそう。

暑さでバテて食欲がないときに麺つゆをかけて食べると元気になるよ。

その他銘酒はもちろん、いろいろな秋田名産が並んでいます。
地下街直結なのでお近くをお通りの際はお立ち寄りください。
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「湯楽しのろ」、今月30日で閉館

2013-07-23 05:19:12 | つらつら思ったこと
篠路に用事があってその帰り。

横新道を通りかかると、
踏み切りのそばにある「湯楽しのろ」が閉館するとのお知らせが目に入りました。

理由は老朽化と燃料価格の高騰だそうです。

こりゃいかん、最後に一風呂浴びておかなければ。
私は衝動的に温泉につかりました。

まぁ、確かに今風のスーパー銭湯とは比べることもできない古い建物です。
でもその古さがまた何ともいえない味になっていたのに、残念。

さて、温浴施設は最近再編の嵐が吹きまくっています。

今月はここの閉館のほかにモエレ健康健康センターが「たまゆらの杜」になりましたし、
じょいくるーずの跡地はほぼ解体が終わりました。

その他名前が変わった、経営が変わったなどもうさまざま。

大きな流れではアンビックスやほのかに代表される大手にチェーン化している。
各施設が独自で運営を行うより何か効率化できていいのでしょう。

何であれ施設が残ってくれるのはありがたい。

「湯楽しのろ」の跡地がどうなるかわかりませんが、
せっかくの天然温泉ですから有効に活用してほしいですね。
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これから出かけます

2013-07-19 05:20:45 | つらつら思ったこと
今日から日曜日まで出かけます。

今日は北見、そして網走に泊まります。

明日は滝上で同窓会、そして日曜日に帰宅。

途中のことはツイッターをご覧下さい。

ブログは少なくても日曜日までは休みます。

それでは、行ってきます。
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