奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

南清水沢駅

2018-05-31 05:36:36 | 鉄道



駅舎は国道の目の前にあり、付近にはA・コープ、ホーマックニコット、セコマがあります。
また夕張高校もあり、これだけでもかなり賑やかそうに見える。

また近くには夕張メロンを加工し果汁を生産する工場もあります。

開業は1962年、夕張支線では一番新しい駅です。
1951年に夕張東高(後の夕張南、現・夕張高)が移転してきた影響か?





またこの駅は貨物の取扱いをしたことがないという、これまた夕張では特異な駅です。
駅は簡易委託されているのですが私が訪問したときは休憩中で無人でした。

窓口には“内地のマニアの方が送ってくれた”という使用済み切符が置いてあり、
自由に持ち帰っていいとのことでしたので遠慮なく1枚をポケットに。





鋸山ロープウェー(千葉県)の硬券往復乗車券でした。

さてこの地区には夕張支線廃止後、拠点複合施設がオープンします。

これは公共交通ロータリー、多目的ホール、図書館などを設置した複合施設で、
夕張市のコミュニティの中心になる施設です。
ここからは夕鉄の路線バスの他、デマンド交通も発着する予定になっています。

新しい夕張の顔になる施設、どのようなものになるか楽しみですね。
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清水沢駅

2018-05-30 05:37:14 | 鉄道



夕張支線は2004年までタブレット閉塞が残っていました。

そのため清水沢駅はそれまで運転要員として駅員が常駐していましたが、
これ以降は新夕張―夕張間が1閉塞となり腕木式信号機もなくなりました。

また駅員は日曜を除き日中に配置に変更されましたが2015年に無人化しています。
駅の開業は1897年、1911年には三菱大夕張鉄道も開業し接続駅として賑わいます。

大夕張鉄道は三菱石炭鉱業鉄道時代に乗ったことがあります。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/21ba8d93d708cbf88537065462072d7b
1日3往復しか旅客列車が走っていない、のんびりした路線でした。

大夕張鉄道の廃止は1987年です。





その大夕張鉄道は駅舎の前にホームがあり、国鉄のホームは跨線橋を渡った先。
今でも駅舎とホームが離れているのはその名残です。

駅舎内では写真展が開催されていました。





昔の清水沢の街と駅がよくわかります。

産炭地はどこもそうなのですが昔は栄えていた、今昔の差が寂しいですね。
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鹿ノ谷駅

2018-05-29 05:18:17 | 鉄道



道道38号沿いに鹿ノ谷郵便局と公衆トイレがあり、そこを曲がると駅があります。
開業は1901年、夕張駅開業の9年後ですね。





付近には北炭の迎賓館といわれた「鹿ノ谷倶楽部」(現・夕張鹿鳴館)や、
夕鉄バスの本社や幸福の黄色いハンカチ想い出ひろばがあります。

この駅はかつて、夕張鉄道との接続駅でした。

当時は駅舎側から国鉄が2面3線、夕鉄に1面2線のホームがあり、
いくつもの側線を超えて跨線橋で結ばれていました。

夕鉄側には機関庫もあった。
昔の写真を見ると、構内が広いですね。

ちなみに夕鉄鹿ノ谷駅は1926年開業、1971年廃止となっています。
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初代と2代目の夕張駅

2018-05-28 05:38:27 | 鉄道



現在の夕張駅は3代目になります。

初代・夕張駅は1892年、石炭の運搬を目的として北海道炭礦鉄道(北炭)により開業、
場所は現在の夕張市石炭博物館の辺りにありました。

その後国有化され国鉄に継承、夕張線から石勝線となりますが、
その間に石炭産業が斜陽になり炭鉱が次々に閉山していきました。

そうなると駅設置の当初の目的が果たされなくなり、
第2代・夕張駅として街の中心部に移転したのが1985年です。

場所は市役所の裏側、現地に行ってみるとよくぞこんな隙間にというところ。
駅舎も貨車3両を転用した、いかにもというものでした。

実はここ、廃止された夕張鉄道の夕張本町駅跡です。

その後レースイ地区の開発に伴い駅は1990年に現在地に移転しています。
それが昨日紹介した、3代目・夕張駅です。

さて、初代の駅があった場所はその痕跡がなさそう。
2代目の駅があった場所は市役所の裏というとことで行って参りました。

本当に狭い隙間に、線路が突っ込む形になります。
画像左手の土手と右側の柵に囲まれた草地に駅がありました。

土手側から線路、ホーム、そして駅舎(貨車)。
駅として最低限の施設ですね。

駅の立地としては現駅よりこちらの方が中心部に近く利便性が高い。
もっとも駅がここにとどまっていたとしても、利用者は…。
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夕張駅

2018-05-27 05:37:59 | 鉄道



来年4月で廃止が決まっている石勝線の夕張支線、
騒ぎになる前に全ての駅を記録を残しておこうと行ってきました。

まずは夕張駅(3代目)。

現駅は1990年に移転してきた3代目になります。
観光客の利便性を高めるためホテルマウントレースイの前にやってきました。

ホテルの向こうはマウントレースキー場、私が一番好きなスキー場です。
大規模なスキー場に真ん前に駅があるとは珍しい。

その駅は夕張の街から見ると中心部とは離れています。
観光施設に合わせて移転してきたのですが、それが市民にとって良かったのかどうか。

駅は無人となっていますが駅舎内には観光案内センターがあります。





ここでは夕張関連グッズなども売っていますので、立ち寄ってみてくださいね。

ちなみに営業時間は9:00~17:00です。

駅の横には「バリー屋台」という屋台村があります。
中には夕張名物“カレーそば”を提供するお店も。





閉店した名店、「藤の家」から味を引き継いだというカレーそば、
私が訪れたときは残念ながら営業時間外だったので賞味できませんでした。

夕張のカレーそば、一度は食べてみたいな…。
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日大・アメフトの問題

2018-05-26 05:22:56 | つらつら思ったこと
日大フェニックスvs関学ファイターズの定期戦での悪質な反則行為。
連日、スポーツ界のみならず様々なところで話題にされています。

私はこの問題が起こってから注意深く見ていました。

何を隠そうこの私、アメフト大好き人間なのです。
1985年のジャパンボウルを観戦するために、横浜スタジアムまで行ったくらいなのです。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/4b58c4a48ae4b19c7022481e0eff42d6

さて後手後手に回っている日大ですが、とにかく何をしても話題を振りまいてくれます。

「ギャグか!?」と思うような会見をし炎上、打ち消しに走りそれもまた炎上、
いい大人が何をしているのかというという有り様。

詳しいことは様々なところで様々な方が述べているので割愛します。

それにしても危機管理がなっていないなぁ。
素人でもこんなことしないぞ。

事はすでに社会問題、日大当局だけでは収まりつかないだろうな。
これが今後、日大に対しどんな影響があるのかもわからない。

アメフト部がこれからどうなるのか、在校生への影響、就職活動、来年の志願者など。
特に日大危機管理学部に来年、志願者がいるのかどうかが心配だ。

アメフト部員や在学生、卒業生などには全く関係ないことなんだけどなぁ。

無能な指導者が組織を潰す、同じことが繰り返されていますね。
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滝川、今週末は菜の花まつり!

2018-05-24 05:27:01 | イベント



北海道は花のシーズン、滝上の芝ざくらは満開ですし上湧別のチューリップも見頃です。
オホーツクはやっと春満開だ。

道央では滝川の菜の花が満開になりました。





画像は滝川市江部乙郊外の某所ですが、菜の花がいい感じではないですか!

ということで今週末は「菜の花まつり」が開催されます。
詳しくはコチラ → https://www.takikawa-nanohana.com/

それに先駆け昨日から29日(火)までは“菜の花ウィーク”が始まりました。
菜の花畑を観るためのアクセスなどいろいろなフォローがあります。

それらを上手に利用すると、多分いいことがあるはず。

さて菜の花まつりでは毎年、丸加高原伝習館にジンギスカン丼(ジン丼)の店が出店します。
滝川名物、味付きジンギスカンのミニ丼、これを食べ比べてみたい。

出店はマツオ、小林ジンギスカン、花尻ジンギスカン、アイマトンと大畠精肉店。
どうです、いいラインアップでしょう?

私の好みは小林ジンギスカンを大畠精肉店だな。

さて天気はまつりの両日ともまずまずの予想。
満開の菜の花とジンギスカン、堪能してきてね。
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JR北海道、ネットの早割で札幌―帯広間が55%OFF

2018-05-23 05:22:04 | 鉄道
JR北海道はネットの早割で「スーパーとかち」を大幅割引します。
    → http://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180521_KO_Tokachitokudane.pdf

価格は指定席利用、乗車券つきで札幌ー帯広間が3,240円、南千歳ー帯広間が2,650円、
設定期間は7月1日~9月30日となっています。

新千歳空港までではなく南千歳という設定が微妙ですね。
それから設定期間が夏の繁忙期の真っただ中というのもこれまた…。

実は「スーパーとかち」は利用率が低迷しています。
JRが発表した平成27年度の利用率は新得ー帯広間で37%となっています。

増便を重ねる高速バスに乗客を奪われているのであろう。
そこで今回の施策になるわけですが、それにしても早割とはいえ思い切った価格設定です。

ちなみに高速バスの運賃は札幌ー帯広間で3,770円、新千歳空港ー帯広間では3,400円、
今回の価格設定はそれよりも大幅に安くなっています。

座席数限定、設定除外期間があるとはいえ高速バスより安いとはねぇ。

さてこれでどれ程JRに乗客が戻ってくるのか。
一定程度の成果があれば他の区間でも何か仕掛けてくるのか。

この成否は今後のJRと高速バスの関係に影響が出てくるかもしれませんね。
さてどうなるか…。

※高速道路の休日ETC料金にガソリン代を足した金額よりも安い
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「鉄道貨物フェスティバル in 札幌2018」

2018-05-22 05:40:20 | イベント



5月20日はJR貨物・札幌貨物ターミナル駅でイベントが開かれました。
去年までは室蘭で開催されていましたが、今年は初めて札幌での開催です。

会場は平和駅から徒歩3分、又はJR白石駅と地下鉄大谷地駅から無料のシャトルバス。
バスはもちろんJRバスかと思っていましたが、中央バスでした…。

会場では10時から15時まで、実に様々なイベントが行われていました。
DF200の体験乗車の他、保線車両や除雪車両では運転席に座ることもできるなど、
ミニ機関車乗車を含めお子様連れに大人気でした。

面白かったのがリフトの実演。





貨車やトラックにコンテナを積み下ろしをしたのですが、これがまさに職人技。
貨車では隣のコンテナとの隙間が10㎝しかないところを一発で積む。

これを間近で見るとかなりの高等テクニックだとわかります。
そしてリフトやトラックによる、ブルーインパルス張りのパフォーマンスも見事!

それから、恒例の中古部品の即売やオークション。
即売ではDF200のLRセットになった「JRプレート」が10万円など、
オークションでは機関車のナンバープレートが3万円からなど。

入札結果は見ていませんが、かなりの値がついたと思われる。
私はトロリー線を再利用した箸置き(300円)を買ってきました。





残念だったのは時間の都合で申し込み出来なかった“機関区体験ツアー”。
シュミレーション見学など興味深い内容だったみたいですが…。

来年も同じ企画があれば頑張って参加しましょう。

全体としては天気も良く楽しく過ごすことができました。
去年までは室蘭での開催、札幌ともどもそれぞれ良さがありますね。

JR貨物はイベントのノウハウが豊富、旅客会社とはちと違うな。
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北広島市エコミュージアムセンター知新(ちしん)の駅

2018-05-21 05:35:09 | 北海道の博物館



廃校になった広葉小学校が「北広島市広葉交流センター」に生まれ変わりました。
外観は当たり前ですが小学校のまま、ふらっと入館していいのか憚れる雰囲気。





その中にあるのが『北広島市エコミュージアムセンター知新の駅』です。
何だかよくわからない長い名前ですが、要するに郷土資料室ですね。

展示スペースは1階と2階に分かれていますが入り口は2階で、
1階の展示スペースは2階から降りていく造りになっています。

2階の展示は開拓の歴史、特に功績のあった和田郁次郎、中山久蔵が中心です。

和田郁次郎は現在の広島市から入植し当時の広島村の創始者になった方。
村名は当初、和田氏の功績を踏まえ「和田村」を提示されたが固辞したという。

中山久蔵は島松に入植し北海道内陸部では初めて米作を成功させた方。
この米作の成功のより道内各地でのコメ作りが軌道に乗りました。

1階は考古、自然、くらしなどの展示となります。

こういう施設は地元の子供たちが一度は見学するもの、
北海道においては郷土がどう開拓され発展したかを知ることは重要なことです。
ここは人物に焦点を当てわかりやすくコンパクトに解説されています。

わかっているな、と思う。

地味ですが、いい仕事をしている施設ですね(名前は凝りすぎているが)。




*北広島市エコミュージアムセンター知新の駅

住   所:北広島市広葉3丁目1
見学時間:9:00~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:月曜日(祝日の場合次の平日、12月29日~1月3日)
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