廃止された旧名寄本線(名寄ー紋別ー遠軽)、代替バスは3区間に分かれ3社が代替バスを運行しています。
そのうち紋別ー遠軽間は北海道北見バス(本社・北見市)と北紋バス(本社・紋別市)の2社が運行しています。
この2社が全区間運行している他に北見バスが湧別ー遠軽間の区間便を運行しています。
この運行形態は私が実家にいた頃と同じ、何十年も変わっていません。
最近は利用客数の減少と運転手不足で運行の効率化をしなければならなくなった。
そこで両社は同区間の共同経営を行い、効率化することになりました。
昨日、NHKが報道していました。
具体的には今は遠軽ー紋別間と遠軽ー湧別間に分かれている系統を、
北見バスは遠軽―湧別間、北紋バスは湧別ー紋別間を運行し、
湧別町に乗り継ぎポイントを設けるというものです。
遠軽ー紋別間の直通運転をやめて、湧別町で系統分離するということですね。
これでお互いに運行を効率化し、収支改善を図ろうというものです。
これにより3年間に2社で2,270万円の収支改善が見込まれるそうです。
この案はこれから国に申請し認められればという前提ですが、共同経営は道内初になります。
今までは熊本地域や岩手県など7件が独禁法外として認可されています。
今回も認可されるだろうよ。
バス事業は札幌市内でも減便などが相次でいますし、地方はもっと大変でしょう。
地域一帯で知恵を出し連携しなくては成り立たない、そんな時代ですね。