奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

関東、中部、関西、北陸、日本は広い … 豊橋鉄道市内線

2012-03-31 05:18:16 | 道外の旅日記
3月11日


豊橋鉄道には路面電車の市内線もあります。

駅前にて。





路線は豊橋駅前にある駅前から赤岩口までと途中の井原から分岐し運動公園まで。
所要時間は駅前から赤岩口・運動公園までともに22分、運賃は150円均一。
駅数は14駅、路線距離は全線でわずか5.4kmと短い。

まずは1日フリー乗車券を買いました。





その後の乗車経路は次の通り。

駅前7:00-運動公園前7:22、7:26ー井原7:28、7:45-赤岩口7:47、7:59-駅前8:21

これで豊橋鉄道の渥美線と市内線の全線制覇しました。

井原ー運動公園前には鉄道としては日本一の急半径(11m)のカーブがあります。
また赤岩口から駅前まで乗った車両はLRV車両「ほっトラム」でした。





このタイプの電車は函館市電の「らっくる号」に乗ったことがある。

車窓は日曜早朝ということもあり豊かな地方中核都市の風情を存分に楽しめました。
豊橋という街は城下町ということもありなかなか味がある。
一度ゆっくり街中を歩いてみたい。

豊橋と路面電車でいうと各地で路面電車が廃止されていた1982年、
井原ー運動公園前を新規開業させています。
この当時に路面電車の新規開業だなんてなんと珍しい。

また沿線一部区間のセンターポール化や駅前停留所をJR駅に直結させるなど、
豊橋市は都市計画の中でなんとかこの鉄道を生かしていこうという意志が見えます。

豊橋鉄道市内線、いつまでも残って欲しい路線です。

さて、再びJRへ
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関東、中部、関西、北陸、日本は広い … 豊橋鉄道渥美線

2012-03-30 04:45:50 | 道外の旅日記
3月11日

バスで降り立ったのは愛知県田原市の田原駅前、“駅”とは豊橋鉄道三河田原駅。





豊橋鉄道渥美線は東海道本線豊橋駅に隣接する新豊橋を基点に、
三河田原まで全16駅、18.0kmのローカル鉄道です。

沿線は園芸作物を中心とした畑作地帯が広がりますが、
豊橋鉄道は宅地化による通勤通学客が多数利用しています。

日中は15分ヘッドの高頻度運転と、これは偉い。

渥美線の運賃は初乗り130円、全線乗り通すと510円です。
距離は札幌市営地下鉄東西線の琴似ー新さっぽろ間とほぼ同じでここの運賃は340円。

札幌の地下鉄運賃はそれなりに高いですが、豊橋鉄道はもっと高い。
ですが運賃が高いのはこの際どうでもいい。
鉄道として立派に存続しているということが大事なのです。

車両は元東急の7200系が1800系と改称され3両編成で運用されています。
これは東急池上線で初めて導入された冷房車です。

この車両が池上線に導入された時期はちょうど私が同線を利用していた時期。
最初は1編成しかなくて、夏にそれが来た時は嬉しかったなぁ。

三河田原を6:14に出発。
乗車記念に車掌さんから車内補充券を購入。





沿線はのどかな畑作地域、ビニールハウスが目立ちます。

さすが渥美半島、ここは典型的な大都市近郊の園芸作物の産地そのもの。

今の時期は北海道でも愛知産のキャベツなどの野菜を売っていますが、
そのキャベツはこういうところで収穫された野菜なのです。

終点に近づくに連れて乗客を増やし6:45、新豊橋に到着。
わずか31分の旅でした。

このあとは市内線へ
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関東、中部、関西、北陸、日本は広い … 「新宿・豊橋エクスプレス ほの国号」

2012-03-29 05:23:15 | 道外の旅日記



再開します。


3月10日

昨晩に続いて夜行バスです。

「新宿・豊橋エクスプレス ほの国号」は東京と愛知県東三河地方を結んでいます。
関東バスと豊鉄バスの共同運行、練馬を発車して中野、新宿と客を拾い、
東名高速を降りてからは豊川、豊橋市内各所に止まって終点は田原市の田原駅前。

所要時間は7時間15分、新宿から豊橋までは5時間50分(共に下り)。

JRの東京から豊橋までは約300km、北海道だと札幌から函館くらいの距離。
深夜に出て早朝に着く夜行バスとしてはちょっと距離が短い。

練馬から乗車したのは私ひとり、席は2A(前から2列目窓側)。
次の中野で少し乗車があり新宿で大量乗車があって満席に。
そうか、このバスは新宿と豊橋を結ぶのが使命でその前後は回送のついでだ。

席はトイレ付の4列シート、スリッパ、フットレストもあり車内は前日よりも快適です。

走行途中には2ヵ所で休憩がありますが、
休憩場所に着いてもすぐにはドアは開きません。
時間調整で30分ほどそのまま停車した後にドアが開き10分の休憩。

走行中も時間を計るようにゆっくり走ります。
時速80kmくらいではなかろうか。

実はこのゆっくりした走行リズムが実に心地よかった。
高速道路をぶっ飛ばすだけが夜行バスの走り方ではない。
短い時間でしたが結構ぐっすり寝ました。

この日の担当は関東バス、運転手はひとりで終点まで運転していました。

田原駅前には定刻より若干早く6時頃到着、下車したのは私を含め2名。
なかなか気分すっきりで下車しました。

さて、11日の始まりです。

豊橋鉄道へ続く
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今日と明日、留守にします

2012-03-27 05:43:40 | 北海道の旅日記(道東)
事前のお知らせ通り、今日と明日は十勝へ行きます。

士幌、池田、音更、帯広あたりをまわる予定。

いつも通り、ネットにはアクセスできません。

では、行ってきます。
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「いいね!農style」に滝上の農家さんが

2012-03-26 05:30:09 | 滝上町
北海道アルバイト情報社から発行されているフリーペーパー、「いいね!農style」。
1年前に発刊され、今月2号目が出ました。

ここに滝上の農家さんが3軒紹介されています。
その3軒の農家さんがともに道外からやってきた方たち。

滝上には道外から来て、住んでいる方が結構いらっしゃる。

詳しい内容は紙面をご覧下さい。

「いいね!農style」HP
   → http://n-style.haj.co.jp/
配布場所
   → http://www5.haj.co.jp/n-style/blog/haifu.html

Sさんご夫妻が作ったアスパラは私もいただいたことがあります。
その他いろいろとありまして、お邪魔すればいつでも暖かく迎えてくれる。

Fさんは旦那さんしか紙面に出ていませんが、
ご夫妻ともどもいろいろお世話になっています。

Tさんは直接の面識はありませんが、「月のチーズ」の製造元。
このチーズは美味しい。

ちなみにTさんのご自宅は、私の同級生の家でした。

読んでいくと、三者三様の物語がある。
滝上の農業はこれだから楽しい。

私も微力ながら、応援していこう。
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OYOYO 美術部講座 塚田敏信さんの「まちを歩けば世界が見える」のご案内

2012-03-24 05:00:01 | イベント
OYOYO美術部では、一般公開講座を開催します。

講師は札幌で「まち文化研究所」を主宰している塚田敏信さん。

塚田さんは道内各地の銭湯や市場、地域誌、歴史的建造物など 、
地域文化にまつわる研究を40年以上続けていらっしゃいます。

「いらっしゃい北の銭湯」「ほっかいどうお菓子グラフィティー」ほか著書多数。

昨年は「あたしゃ西野の蕎麦がいい」で編集アドバイザーも務めるなど、
市民によるマチの地図製作や取材・編集等も指導されています。

今回、OYOYOでの講座では、
「マチ歩き」の楽しさを豊富な資料とスライドとともにお話いただく予定です。

ご興味のある方、どうぞ気軽に遊びにいらして下さい。


・テ ー マ:まちを歩けば世界が見える
・講   師:塚田敏信さん(まち文化研究所主宰)
・開催日時:2012年3月27日(火) 20:00?22:00
・会   場:OYOYO まち×アートセンター
       札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル 6階
        ※東急ハンズの西2軒隣のビル
         → http://www.oyoyo16.com/top/about_access/
・参 加 費:500円。一般参加歓迎、事前申込不要。
・主   催: OYOYO美術部 


【内容紹介】
足もとを掘り起こせば、どこからでも世界があらわれます。

見ているようで見ていない身近な「まち文化」の深い味わいを、
これまで行なってきた塚田さんのまち歩きを通してお伝えします。

銭湯・市場・食堂・商店街…。
どんな世界が見えてくるかは参加者だけのお楽しみです。


【講師プロフィール】
塚田 敏信  TSUKADA TOSHINOBU
銭湯倶楽部代表・まち文化研究所主宰

1950年赤平市生まれ。
札幌篠路高校教諭等を経て現在札幌大谷高校講師。

銭湯倶楽部代表およびまち文化研究所主宰として、
各地でまち文化講座を開催している。

高校図書館の実践で平成19年度文部科学大臣表彰。

 著書に『いらっしゃい北の銭湯』(北海道新聞社)
 『小樽の建築探訪』(共著・北海道新聞社)
 『西岡百年史』(編共著)、『伊達市史』(共著)
 『ほっかいどうお菓子グラフィティー』(亜璃西社)など

現在朝日新聞に「まち歩きのススメ」を連載中。
 http://mytown.asahi.com/hokkaido/newslist.php?d_id=0100097
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今日明日と、27日と28日は札幌にいません

2012-03-24 04:53:28 | つらつら思ったこと
今日と明日は滝上に行きます。

27日と28日は十勝方面へ行きます。

各方面の方々、よろしくお願いします。
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健闘するハウステンボス(HTB)、創業以来の黒字

2012-03-23 05:43:33 | つらつら思ったこと
ハウステンボス(HTB)が健闘しているようです。

今年で開業20年を迎えるHTBが昨年の決算で初めて黒字になったとのこと。
開業20年で黒字が初めてというのもビックリですが、まずはめでたい。

ところでその20年間に、2度の経営危機に見舞われています。
いずれもその後経営母体が代わり、今は大手旅行業エイチ・アイ・エス(HIS)傘下。

さすが旅行業、集客は得意と見える。

つくずく思ったことは。

20年も赤字だと普通の企業ならとっくに市場から退場している。
ところがHTBクラスの大型案件だと退場せずに存続し続ける。

そこが不思議で面白いところ。

それだけHTB自体の経営とは別に、
周辺で利害関係のある方が多いということなのでしょう。

シーガイアも今はどうなっているのか頭をよぎる。

同じような大型案件で今後も当面黒字にはならないだろうというブツもあります。
関空なんぞはそうでしょうし、お膝元の泉佐野市は市の名前も売ろうとしている。

いくら赤字でも関空は残るでしょうが、泉佐野市は…。

北海道にもいろいろある。
でもHTBのように経営者が変わると黒字になることもある。

どこがどうとは言いませんが。

運営ノウハウがどうのこうのとかいろいろあるのでしょうが、
興味深いニュースでした。

ちなみに私は、HTBに行ったことはありません。
長崎オランダ村には行ったことがありますが。
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「滝上森林鉄道の軌跡を語ろう!」、たきのうえ地元学(最終回)

2012-03-22 05:46:46 | 滝上町



滝上はかつて、森林鉄道が走っていました。
その名は、「濁川森林鉄道」。

滝上の主力産業であった林業を支えた鉄道です。
私のブログでも過去に紹介しました。

※滝上町、濁川森林鉄道の発掘 … シリーズ滝上⑤
   → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/8c008625782beee29cbf81d8ae6c0862
※濁川森林鉄道(滝上町)視察ツアーの様子
   → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/be11e31edda256cff1ddb2fbb66a7c68

私の生まれた滝西地区にはその駅があったと、親から聞いていました。
また国道273号線沿いからからは鉄橋跡が15線と滝西に見えていた。

この鉄橋跡は15線では今でも見ることができます。





最近滝上町ではいつの間にか「滝上森林鉄道を調べる会」なるものが出来ていて、
なにやら怪しい活動をしていたようです(いえいえ、怪しくはありません…)。

会の活動は観光協会の方々などを通じてチラチラと聞いてはいました。
その成果が着々と上がっていることも。





そしてその結果を発表する機会がいよいよ訪れたようです。

たきのうえ地元学、「滝上森林鉄道の軌跡を語ろう!」

日時:平成24年3月24日(土) 14:00~16:30
会場:道の駅「香りの里・たきのうえ」2F
費用:無料

詳しくは観光協会のHPをご覧下さい。
   → http://takinouekanko.tabilog-hokkaido.jp/article/0018942.html

なかなか中身が濃い内容ですなぁ…。

当日はインターネットでの中継もあるようです(多分、「ここもんテレビ。違うかな?」)。
現地に行けない方(がほとんどでしょうが)はそちらでもご覧下さい。

「ここもんテレビ」は各自検索してくだされ。

私ですか?
もちろん、現地に伺います。

では当日、お会いしましょう(誰と?)!
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関東、中部、関西、北陸、日本は広い … 池袋にて

2012-03-21 05:08:15 | 道外の旅日記
3月10日

ところで私の今回の出張、持参した時刻表はなんと一昨年のもの。

去年は道外に出なかったので全国版の時刻表を買う必要がなかったのです。
その上時刻改正の直前だったので最新版の時刻表も買っていなかった。

なので手持ちの時刻表と実際のJRの時間とは微妙な違いがある。
今回のようなスケジュール変更の乗り継ぎなどは非常に気を遣いました。

ということで、池袋。

待ち合わせ相手はいつも石北本線にたまねぎ列車(石北臨貨)を撮影に来ているF氏。
今年は撮影に来ないようですが。

居酒屋の天狗を発見したので入店。
私は初めての天狗です。
東京では北海道にない居酒屋に入ることが多いのです。

いろいろな話をしながら飲んで食べて店を出ました。

F氏の職場はいわき市にあります。
午前中に会ったお客さんも実家は原発の立ち入り禁止区域内。
1年経ちましたが、問題は何も解決していないのです。

さて、この日は練馬駅(西武池袋線)から田原(愛知県)までの夜行バスに乗ります。
出発は22:55、それに間に合うように西武の池袋駅へ。

売店を覗いたら西武の時刻表を売っていたので条件反射で買う。

304ページとかなりの厚さがあっても値段は350円。
非常に良心的な値段、私鉄の有料時刻表はこうでなくてはいけませんね。

では、練馬まで電車に乗るとしましょう。

ここまでが第一部、旅行記は少し休ます
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