根室本線の起点の滝川駅の、次の駅です。
開業は1913年、当初の駅名は幌倉(ほろくら)駅でしたが1954年に東滝川駅に改称、
現駅舎は1950年に改築されたもので木造平屋建てモルタル塗りです。
相対式ホーム2面2線、国道と駅の間にある周辺に小さな市街地があります。
特筆すべきは駅舎の中で、昭和40年の住宅地図や開業当時の古老のお話などが壁に貼られています。
その住宅地図を見ると国道と駅の間だけではなく、その西側や駅裏にも住宅地が広がっています。
学校、農協、畜産試験場、その他諸々の商業施設や公的施設の名がある。
この住宅地図を見ると、東滝川は昭和40年代はかなり栄えていたということがわかります。
それと前述の通り、開拓期や駅開業後の地域の様子の記述が述べられています。
その様子の生き生きしていること、苦労も多かったろうに先人の生き様はしみる。
幾多の困難を乗り越えた先に、今の東滝川があるのですね。
これはね、駅に行ってその記述を見て頂くしかありません。
是非、駅舎の中の展示を見て感じてください。
この駅舎を見学する価値はそこにあります。
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