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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

1泊3日で桜散る東京へ(2025) … 領収書と旅費

2025-04-23 05:55:40 | 道外の博物館

今回はフリーきっぷは「都区内パス」だけなので何かに乗る度に現金払い。

ICカード払いでも良かったのですがそれだと領収書が手元に残らないので、
現金払いとの差額も数円しかないということで全て現金払いでした。

お陰で手元に領収書がいろいろ残ったのですが、今回はその中で鉄道のものだけアップしました。

ほぼJR東日本、他はJR北海道と京急のものです。
その他SKYや立ち蕎麦などいろいろあったのですが割愛。

いつも思いますが、何でJR北海道だけ横になっているのかが不思議。

それから、フリーきっぷがないと乗り降りする度に運賃を払い領収書を貰う、
その手間が煩わしいのですがそれがいつもニコニコ現金払いというものだな。

昔はこれが当然だったのですが、今は便利になったものよのう…。

ということで、これらを一部含めた今回の主な旅費です。

・JR琴似駅ー新千歳空港駅       1,400円
・スカイマークエアライン(CTSーHND) 9,940円
・縄文天然温泉 志楽の湯           5,950円
・パシフィックストーリー         9,900円
合計                   27,190円

他にいろいろありましたが、想定内だったな。
いろいろ楽しませてもらいましたし。

以上で今回の旅日記は終わります。
次回、道外に行くのはいつになるのかな。

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1泊3日で桜散る東京へ(2025) … お札と切手の博物館

2025-04-19 06:08:14 | 道外の博物館

4月8日

明治通りをさらに進むと国立印刷局王子工場があります。
1871年に大蔵省紙幣司として創設、当初は民間銀行の認可・育成等の紙幣政策全般でした。

初代の紙幣頭は渋沢栄一です。

当時の紙幣はドイツやアメリカに依頼していましたが、それは近代国家として如何なものかということで、
紙幣国産化と併せ証券や切手印刷の取り組みが行われました。

1877年、国産第一号紙幣(国立銀行紙幣(新券)1円)の製造を開始しました。
王子工場は今は切手や証券類を製造しています。

その工場に併設されているのが「お札と切手の博物館」です。

館内には国内外の今昔のお札や切手を展示・解説しているほか、
お約束の1億円の札束を持ち上げてみるというコーナーもあります。

また日本の紙幣印刷のお家芸である偽造防止技術についても詳しい解説や体験コーナーがあります。
日々何気なく使っているお札ですが、様々な偽造防止技術を駆使していることがわかります。

それにしても古今東西、いろいろなお札や切手があるものよ。
お札や切手としてこれはいかがなものかという珍品もあって、世界は広いと思わされます。

館内で案内してくれた係の方も親切で、楽しかったよ。

 


*お札と切手の博物館

住   所:東京都北区王子1-6-1
開館時間:9:30~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休館日

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1泊3日で桜散る東京へ(2025) … 渋沢史料館

2025-04-17 05:45:42 | 道外の博物館

4月8日

王子は渋沢栄一が晩年を過ごした地、ここに史料館があるのは必然です。

館内には渋沢栄一91年の生涯のなかで年齢ごとに大きなパネルでその年に何をしたかが解説されています。
さすがに91年分というわけではありませんが、彼の大まかな人生はわかるようになっています。

その年齢ごとの解説の棚の下には引き出しがあり、その中にも渋沢の情報が詰まっています。
この引き出しの中の情報も併せて見ると、渋沢のことがよりわかります。

以上が展示の概要になりますが、渋沢の業績は多岐にわたるのでこれだけでは話尽くせない。
渋沢はとにかくいろいろな事業に関わっており、今に残る会社も数多くある。

館内には渋沢が関わった会社の一覧もありましたが、何しろ約500社というのですからそれを読むことも困難です。
北海道関係の会社もサッポロビールや函館造船、破綻した拓銀などもあります。

実業だけではなく、慈善事業や教育機関、文化事業なども行っています。
日本の近代化に大きな足跡を残したのは疑いようがありません。

さすが「日本資本主義の父」と呼ばれていることはあります。
渋沢がいなければ今の日本はその姿を変えていたと思います。

こんな偉大な人物は今後、この国に現れるのだろうか?

 


*渋沢史料館

住   所:東京都北区西ヶ原2₋16-1
開館時間:10:00~17:00
入 館 料:一般300円、小中高生100円
休 館 日:月曜日、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日

※3館共通券、800円

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1泊3日で桜散る東京へ(2025) … 北区飛鳥山博物館

2025-04-16 05:38:31 | 道外の博物館

4月8日

ここは東京都北区の総合博物館です。
総合博物館なので古代から始まり現在まで、そして自然を含め北区のさまざまなことが展示されています。

入口は2階にあり受付と特別展示室など、階段を降りて1階に常設展示室があります。
3階はアートギャラリーなどの他カフェもあり、カフェは大変賑わっていました。

さて常設展示、入り口に鎮座するのは豊島郡衙(ぐんが、郡の役所)の正倉(米蔵)です。
北区は滝野川公園内に豊島郡衙があったということで、律令制以来豊島郡の政治の中心だったのです。

館内にはその当時の展示があります。

その他私が気になったのが“縄文海進”によりこの付近が海だったころの貝塚、
北区だけではないですが噴火により形成された関東ローム層を中心とした地質、
江戸の観光名所だった王子、飛鳥山、滝野川、都電と街並みの変遷などです。

“縄文海進”で内陸に貝塚が残ったのは千歳市の美々貝塚と同じですね。
また地層の剥ぎ取り標本も見入ってしまった。

歴代の領主の移り変わりも面白い。
この地を支配していた豊島氏が江戸城を築いた太田道灌に滅ぼされた、などという解説もあります。

江戸時代は江戸の行楽地に、明治になってからは工業が発展、そのどちらも今につながっています。
こういう時代の流れは北海道にはないので慣れていないと理解が追い付かないのが残念。

 


*北区飛鳥山博物館

住   所:東京都北区王子1-1-3
開館時間:10:00~17:00
入 館 料:一般300円、小中高生100円
休 館 日:月曜日、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日

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1泊3日で桜散る東京へ(2025) … 紙の博物館

2025-04-15 06:03:43 | 道外の博物館

4月8日

飛鳥山公園の中には博物館が3館並んでいます。
今日から3日間、駅に近い方から順にご紹介していきます。

王子は日本で初めて近代的洋紙製造会社が創業したところです。
設立したのは渋沢栄一、その会社がの今の「王子製紙」になっています。

ここでは世界の紙の歴史、日本での始まり、技術の進化、和紙のことなど、
“紙”の様々なことを展示、解説しています。

昔は「紙は文化のバロメーター」と言われ、その消費量は文化度と比例し語られたことがあります。

もちろん今は紙をどんどん作ってどんどん消費する時代ではなく、
持続可能な紙の生産と紙を無駄にしないリサイクルの時代になりました。

ネットの普及や新聞購読者の減少などで紙の消費自体も少なくなっています。
これからも安心して紙を消費できるような生産体制とリサイクルが大事ですね。

ところで館内でおトイレをお借りしました。
そのトイレの中にあったハンドタオルは「クレシア ハンドタオルバリューソフト 200」。

トイレのハンドタオルも展示品とは、さすが“紙の博物館”です。

 


*紙の博物館

住   所:東京都北区王子1-1-3
開館時間:10:00~17:00
入 館 料:一般400円、小中高生200円
休 館 日:月曜日(祝日は開館)、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日

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東北と関東7日間、「北海道&東日本パス」の旅 … 七十七銀行金融資料館

2025-04-04 05:37:59 | 道外の博物館

七十七銀行とは、仙台市に本店を置く地方銀行で堅実な経営で知られています。
その本店の4階にあるのが「七十七銀行金融資料館」です。

銀行が設置する資料館は各地にあります。
私は日銀本店や旧小樽支店、その他銀行の資料館なども見てきました。

日銀はともかく、他の銀行の資料館などははっきり言って大したことない。
見学時間は30分もあれば十分かと思っていましたが、甘かった。

本店が入居しているビルの受付で入館バッジを貰いビルの4階へ、
入口で簡単なレクチャーがあり展示室内へ。

展示室に入ってすぐ、これは30分ほどで見学できるものではないと思いました。

七十七銀行はいわゆる“ナンバー銀行”で日本に銀行が設立されてから連綿と続く歴史ある銀行、
その設立にはかの渋沢栄一も関わっています。

その長い歴史を短時間で見学するのは無理だ。
それほど展示内容が充実していた、ということです。

これだけの内容を抱える七十七銀行の地域文化に対する眼差しは尊敬に値します。
どこぞの北の大地にある銀行とは違うな。

また時間を作ってゆっくり見学したいと思います。

 


*七十七銀行金融資料館

住   所:仙台市青葉区中央3丁目3-20(七十七銀行本店ビル4F)
開館時間:10:00~15:00
入 館 料:無料
休 館 日:銀行休業日

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東北と関東7日間、「北海道&東日本パス」の旅 … せんだい3.11メモリアル交流館

2025-04-03 05:05:05 | 道外の博物館

話は飛んで仙台です。

仙台地下鉄東西線の東の終点・荒井駅は実はとても巨大な建物で、
全景を写真に撮ろうと思ったのですが駅の外に出た瞬間に諦めた。

駅施設だけならこんな(どんなだよ!)に大きくするする必要はありません。
この建物の中に「せんだい3.11メモリアル交流館」と保育園が同居しています。

ということで「せんだい3.11メモリアル交流館」です。
東日本大震災の記憶を伝える施設ですね。

1階が交流スペースで立体地図や関連図書などが置いてあります。
2階が展示室とスタジオ、3階が屋上庭園となっています。

メインは展示室、様々な展示がありますが見ていると当時のことを思い出します。
あんなことがあった、こんなこともあった、誰もがいろいろな経験をしましたね。

それから1階の立体地図、仙台の地形の凹凸がよくわかります。
どこまで津波が来たかもわかるようになっています。

何が運命を分けたかがよくわかる。

ところで訪問したのは3月12日、震災があった日の翌日です。
見学している方々は何かをかみしめるように展示を見ていたのが印象的でした。

 


*せんだい3.11メモリアル交流館

住   所:仙台市若林区荒井字沓形85-4(仙台地下鉄東西線荒井駅内)
開館時間:10:00~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:月曜(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日祝を除く)、年末年始

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千葉、埼玉、茨城を巡る5日間 … 水戸観光(水戸城跡二の丸展示館)

2024-07-22 05:31:35 | 道外の博物館

24日

さて三の丸と二の丸を結ぶ橋を渡り復元された大手門をくぐり二の丸へ。

現在の二の丸の敷地のほとんどは茨城大学付属幼稚園・小学校、第二中学校と水戸第三高校が占めています。
その中を1本の道路が走っている、その道を進むと『水戸彰考館跡』があります。

その跡地に建っているのが「水戸城跡二の丸展示館」です。

『水戸彰考館』は2代目藩主・水戸光圀が歴史所「大日本史」編纂のために1657年に江戸に置かれた「史局」を源とし、
それを発展させ1686年に水戸にも設置したものです。

「大日本史」の編纂が終わったのは何と1906年(M39)、全397巻と目録5巻という大著です。

「水戸城跡二の丸展示館」は「大日本史」をはじめ水戸市内の教育遺産や水戸城に関する情報発信を行っています。

また「大日本史」などは日本遺産『近世日本の教育遺産群ー学ぶ心・礼節の本源ー』の構成文化財のひとつでもあり、
弘道館をはじめ他の構成文化財である足利学校(栃木県)や閑谷学校(岡山県)などの展示もあります。

日本三大名園の一つ、偕楽園も構成文化財の一つになっています。
9代藩主・徳川斉昭が“娯楽もないとダメだっぺ”(意訳です。クレームは受け付けません)ということで造営したもの。

弘道館の中にも“文武に凝り固まらず芸事も楽しめ”という旨の展示もあります。
水戸藩の娯楽も大事という考え方が、水戸の文化の根幹にあるような気がします。


*水戸城跡二の丸展示館

住   所:水戸市三の丸2丁目9-22
開館時間:9:00~16:30
入 館 料:無料
休 館 日:12月29日~1月3日

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千葉、埼玉、茨城を巡る5日間 … 水戸観光(弘道館)

2024-07-21 05:22:04 | 道外の博物館

24日

これから水戸城跡を三の丸、二の丸、本丸と歩いていきます。
まずは三の丸にある水戸藩の藩校だった「弘道館」へ。

“藩校”は江戸時代に諸藩・藩士の子弟を教育するために設立した学校です。
1841年に仮開館し1857年に本開館、文武両道で様々な科目がありました。

1872年(M5)年の「学制」発布により閉鎖されています。
藩校時代から現存する建物は正門、正庁、至善堂で、ここを見学していきます。

「弘道館」は藩校としては全国最大の敷地を持っておりその広さ約10万5千㎡、芝ざくら滝上公園よりも若干広い。

これだけ広いとどこからどこまでがその敷地なのかさっぱりわからん、
私が見学した部分はそのほんの一部に過ぎないということがわかります。

水戸藩では“水戸学”という独自の学問が生まれ、のちに尊王攘夷や明治維新の思想的原動力になりますが、
その水戸学の中心もこの「弘道館」でした。

展示ではそのような水戸藩の学風や当時の様子などを見ることができます。

私は藩校を見学するのは初めてでしたが、他藩の藩校も見学し比べてみるのも楽しかろう。
各藩それぞれの政治や文化に触れることができるに違いありません。


*弘道館

住   所:水戸市三の丸1丁目6-29
開館時間:9:00~17:00(梅まつり期間を除く10月1日~2月中旬は~16:30)
入 館 料:大人400円、小人200円、70歳以上200円
休 館 日:12月29日~12月31日

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千葉、埼玉、茨城を巡る5日間 … 水戸観光(納豆なんでも展示館)

2024-07-18 05:41:49 | 道外の博物館

6月24日

水戸といえば、水戸納豆。
幸いなことに駅から歩いて数分のところに「納豆なんでも展示館」なる施設があるので行ってみる。

会社名は笹沼五郎商店、納豆のブランド名は「水戸天狗納豆」、その本社・工場の2階にそれはあります。

納豆の起源や水戸納豆がどうして全国区になったのかなど、
納豆の様々なことがわかる展示となっているのですが。

展示によると自家用だった納豆をこの会社が試行錯誤の上産業化、水戸の名物にしたとなっています。
創業は1889年(M22)となっています。

どこにでもある納豆をブランド化、「水戸納豆」を全国ブランドにした会社ということでしょう。
要はマーケティングに勝利し、名物にしたということですね。

事実、駅ビルの中にも天狗納豆のショップがありましたし、
その他観光案内所でも納豆料理を出す飲食店の案内もありました。

観光案内所で納豆料理を出す店が案内される地なんぞ、水戸しかなかろう。
駅ビルの中にある納豆専門の販売店なんぞも他では見たことがない。
そういうことを考えると、水戸納豆は凄いなと思うわけです。

明日はもう一つの“これぞ水戸”というスポットを。


*納豆なんでも展示館(水戸天狗納豆 笹沼五郎商店)

住   所:水戸市三の丸3丁目
開館時間:9:00~17:30
入 館 料:無料
休 館 日:不明

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