奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

北見市のスーパーで

2009-11-30 03:35:25 | 北海道の旅日記
出張中、北見市内のスーパーで夕食の買出しをしていたら、
魚売り場に大きなカジカが1匹丸ごと売っていました。

札幌では1匹丸ごと売っているところなんて見たことありません。
必ずぶつ切りですよ。

あらためてじっくり見ると、グロテスクな魚ですなぁ…。

北見の人はカジカを丸ごと買って捌くのか。
台所、かなりのスプラッターになるぞ。

でも美味しいんだろうなぁ…。

100gあたり58円でした。

丸ごと売ってたら、買うかなぁ…。
どうだろう…。

スーパーの中でそんなことを考えていたヒマ人です。
コメント

乳価

2009-11-27 03:46:43 | 農業を考える
酪農家がJA(農協)に生乳を出荷するときの値段を、乳価といいます。

北海道のあるJA管内での平均乳価は1リットル当たり約77円だそうです。

農家が安心安全に心がけて牛を育て乳を搾り、
1年中休まないで育てた乳牛から搾った生乳がその値段です。

それが製品になると1リットル150円から200円くらい。

よく言われますが、ミネラルウォーターよりも安かったりします。

乳価も小売価格も需給関係で決まるとはいえ、安いなぁ。

それだからこそ努力して質のいい牛乳を生産している酪農家は、
そうでない酪農家と差別化して製品化などをして付加価値をつけて売って欲しいのです。

今のシステムでは質のいい牛乳もそうでない牛乳も、
集荷の時にはタンクにまとめられて混ざってしまいます。

これだとせっかく良質な生乳がもったいない。
そういう生乳は区別して集荷し、
専用ラインで一般品とは区別して製品化し高く売る。

ちゃんと根拠があって高い製品なら消費者は買います。

こういうシステムにすると生産者は努力した結果が収入となって反映しますし、
消費者は良質な牛乳を適正な価格で買うことができる。

そんなことはみんなわかってるんだね。
でもいろいろあってできない。

いろいろと問題があるなぁと、
関係者のお話を聞くと思います。

だからこそ頑張れ、独立乳業メーカー。
そこでつくった実績が日本の酪農を変えるかもしれないぞ。
コメント

ノースプレインファーム

2009-11-26 03:41:17 | 農業を考える
オホーツクの海沿いをさらに北上します。

紋別市を過ぎて隣町、興部町にあるのが「ノースプレインファーム」。
HPはこちら → http://www.northplainfarm.co.jp/

ここは生キャラメルを最初に作ったところです。
またここの社長さんは花畑牧場の田中義剛さんと大学の同期生です。

国道沿いにある直営売店。
夏はお客さんでいっぱい、外で順番待ちをしなければいけませんが
オフシーズンの今はお客さんもまばらです。

お店の奥は牛舎に工場、その向こうに牧草地が広がっています。
その広さは100ha、牛の数は約150頭。
酪農地帯のこのあたりでもかなり大規模の部類です。

売上高は2006年度で約4億4000万円、従業員数は65名。

とにかく健康にいい製品を作るという姿勢で一貫しています。
牛のエサも牧草主体、放牧もして牛に負担のかからない育て方をしています。

「大地も草も牛も人もみんな健康」

食べるものの生産者として、自分の思いを形にして消費者に届ける。
創業以来ぶれることない理念を追い続けているのですね。

羨ましいのは、地元では学校給食でここの牛乳が飲めること。
さすが地元、地産地消をそのまんま実践しています。

ということで、私は直営売店でゴーダチーズが入ったロールケーキを買いました。
お家へのお土産用です。
今回は残念ながら乳製品は買いませんでした。
お家に帰るまで時間がかかるので仕方ありません。
それは今度札幌駅の売店で買うとしましょう。

花畑牧場もそうですが、
先日行った遠軽町生田原のノルディックファームなどとあわせて、
ノースプレインファームはこれからの酪農のあり方のひとつを現しています。

これからもそういう思いを持った農家が増えることを願っています。
コメント

湧別町

2009-11-25 04:07:57 | 北海道の旅日記
北見市を出発した私はオホーツク海を北上しました。
途中寄ったのは、湧別町。

現在の湧別町は今年10月に旧湧別町と旧上湧別町が合併して成立しました。

観光的には旧上湧別町地区にチューリップ公園や温泉などがあり、
幹線道路沿いということもあり立ち寄った方も多いと思います。

私は今回、旧湧別町地区にスポットを当てます。

旧湧別町はなんと言ってもサロマ湖とそこで獲れる特産のホタテ。

市街地から12キロほど先の三里浜は私もキャンプなどで何回も行きました。
サロマ湖は海と湖がつながっていますが、
三里浜はそのつなぎ目(陸の途切れたところ)まで歩いていけることでも有名で、
夕陽もとてもきれいです。

でも今回はサロマ湖には行きません。
市街地をうろうろします。

この地区の目玉は湧別漁協直営売店の「オホーツク湧鮮館」。

ターゲットはズバリ、殻付き生ホタテ貝。
お値段はナント、1キロ(4~6枚)400円と激安!

400円はあくまでも公式HPにでている値段でありまして、この日の値段は…。
これ以上はやめておきましょう。

地方発送もしてくれますが、送料のほうが高くなる可能性が大きい。

その他殻付き生カキ貝や活ほっき貝も安く売っています。
あんまり知られていませんが、穴場です。

港から離れて町の中心部に入ります。
ここには郷土館がありますが事前申し込みがないと見学不可。
残念。

さて、湧別町は昔からの港町です。
港町は財力があるんですね。
そこは内陸と違うところです。

もちろん今は過疎が進み、昔の賑わいはありませんがその断片を感じることはできます。
湧別町の場合はまず、「記念館 湧楽座」。

かつて映画を上映しや芝居などが演じられたところです。
昔はどこにでもこういうところがありましたが、
今はもう建物も存在しないというところがほとんどでしょう。

湧別町はその建物が現存し、さらに記念館・ラーメン屋として利用されています。
そしてもちろん今でも公演などがあるという、現役の施設なのです。

どうです、これ。
立派な「文化センター」なんかよりずっといいでしょう?
公演する方もこういうところの方が、楽しいと思うんだよなぁ…。

前述の郷土館も古い建物でした。
旧湧別町は古い建物を簡単に壊さず、利用しながら残すところなんですね。

さて、昔の財力を感じるものをもうひとつ。

それは立派な構えのお寺さんが多いこと。
惚れ惚れするような伽藍を持ったお寺さんが道路沿いに何軒かあります。

昔は町にそれを支えるだけの財力があったという証拠ですね。
こういうところが港町の力なんですね。
それが目に見えない形で今住んでいる人にも引き継がれているのです。

派手な町ではありませんが、好感の持てる町ではあります。

さて最後にシブノツナイ竪穴住居跡(道指定史跡)を見学しようと思いましたが、
現地まで辿りつけませんでした。
国道には誘導看板がありましたが、その先にはない。
もう1ヶ所、看板をつけて欲しいなぁ…。
コメント

北見ハッカ記念館とハッカ産業の現在

2009-11-24 01:13:23 | 北海道の博物館
北見地方のハッカは昭和14年ごろ、世界のシェアの70%を占めていました。

その中心になった北聯(現・ホクレン)北見薄荷工場は昭和9年に開業し同58年に閉鎖されました。
その後工場の研究室が北見ハッカ記念館として発足し一般に公開されています。

さらに建物は平成19年に日本近代化産業遺産に認定されています。
北見地方の発展はハッカ抜きには考えられないのですね。

その北見ハッカ記念館に行ってきました。

記念館の展示内容自体はハッカ産業の歴史から衰退まで、
その他いろいろハッカの概観的なもので申し分ないものでした。
地方自治体が管理する専門博物館としては十分なレベルですね。
またさすが北見地方、ハッカに対する理解の深さもうかがわれます。

たまたま館長さんのレクチャーも聴くことができ、楽しく観覧できました。

館の概要は以下の通りです。

住所:北見市南仲町1丁目7-28(電話・FAX0157-23-6200)
開館:9:30~16:30
休館:月曜・国民の祝日の翌日休み(ただし月・金・土曜日が祝日の場合は開館し翌日も開館)、12月30日~1月6日
料金:無料
HP → http://www.kitamihakka.jp/

さて、ハッカの現状です。

現在、北見地方のハッカの作付面積は5ha、
うち北見市が2haでこれは主に観光用だそうです。

残り3ha(町のHPでは10ha)が滝上町でこれは製品などに加工されており、
産業用ハッカ生産としては日本一で全国の95%の生産量だそうです。

そうなんですよ、ハッカといえば滝上町なのです。
私が小さい頃は近所にハッカの蒸留釜があちこちにあり、
秋になれば街中にハッカの香りが漂っていました。

滝上町でハーブ栽培が盛んだったり「香りの里」などと呼ばれているのは
昔からのこのような素地にたった上なのです。

滝上町はさまざまなハーブを作るのもいいですが、
ハッカに特化して産業化を図るべきですよね。

日本全国でハッカを産業として展開できるのはもう滝上町しかないのですから、
国産天然100%のハッカ製品として売り出せばいいのに。
他では絶対に真似できませんよ。

でも今の滝上町は全国の95%のシェアを持ちながらただの原料供給基地で終わっている。
これは本当に残念なことです。

誰か滝上町で一発産業化しようという人はいないもんでしょうか。
このご時世、やったら当たりますよ。
そういう人がでて来ることを願っています。
コメント

ガンのお話

2009-11-19 13:48:40 | つらつら思ったこと
国立がんセンターの統計では生涯にガンにかかる確率は、
男性では49%、女性では37%だそうです(累積罹患リスク)。

また同じくガンで命を落とす確率は、
男性で27%、女性で16%だそうです(累積死亡リスク)。

再発があったりなんだリいろいろあって、
結果的にガンが原因での死亡はそのパーセンテージということでしょう。

一方でソニー損保の調査ではガン検診の経験がある人は約24%。
内閣府の調査でも過去2年でガン検診を受けた人は3割だそうです。

少ないですね。
ということは検診なしでガンが発見されることが多い、ということですよ。

調子が悪くて病院に行ったらガンだった、
という方が男性では20%いる。

ガンで命を落とす方の詳しいデータはわかりませんが、
男性の累積死亡リスク27%にはそういう方が多数いらっしゃるのではないでしょうか。
 
ガンは治る病気、でもそれは早期発見・治療があってこそ。
自分や家族のためにもガン検診はなるべく受けなければいけない、
そう思わせるデータです。
コメント

不況、関係なし

2009-11-18 15:32:46 | つらつら思ったこと
街中を歩いているといろいろ配っていますよね。

ポケットティッシュとか割引券とか。

先日、マスクとティッシュを配っていました。

珍しいものを配っているな…と受け取ってみると、
それは出会い系サイトの案内でした。

「感染していいのは恋のウィルスだけ」

だって。

高いコストをかけて街角でマスクとティッシュをばら撒いて、
それで元がとれるほど利用があるのですね。

どんな不況になってもこういう類のものは絶対に廃れない。

いっそのこと不況に強い業種として認定したらどうでしょう?
そして健全な業者を育成する。
日本の不況はここから脱出できる気がしますが。
コメント

「全国鉄道汽車便覧」

2009-11-17 03:44:34 | 鉄道
ジュンク堂書店へ行きました。

この本屋さんは鬼門だ。
行けば何かにはまる。
わかっていても行ってしまう、魔窟だ。

「全国鉄道汽車便覧(明治35年版)復刊」(発行者・松尾弘毅、定価400円)

昔の時刻表です。

当然鉄道網も今よりまばら。
北海道では以下の路線が出ています。

室蘭ー苫小牧ー追分ー岩見沢ー砂川ー旭川ー士別
手宮ー小樽ー札幌ー岩見沢
旭川ー美瑛ー富良野ー落合

以上が幹線系です。

余談ですが網走へのメインルートは、
大正時代にまず士別から先、旧名寄本線経由で遠軽から網走へ伸びました。
今の遠軽駅がスイッチバックになっているのは、
最初は紋別方面から北見へまっすぐ抜けるのがメインルートだったからです。

昭和になってから落合から先、帯広、旧銀河線(元の池北線)経由で網走へ伸びました。
これが当時網走本線と呼ばれ網走へのメインルートとなり旧名寄本線ルートが廃れました。

その後現在の石北本線が開通し旧池北線はローカル線になり、
今はかつてのメインルートだった名寄本線と池北線が廃止になっています。

さて。

追分ー紅葉山ー夕張
岩見沢ー幌内太ー幌内・幾春別
砂川ー歌志内

以上が支線系です。

鉄道はこれだけしかなかったんですね。

札幌ー手宮間の駅は次の通り
札幌ー琴似ー軽川(現・手稲)-銭函ー朝里ー小樽ー手宮
列車本数小樽方面へは1日6本、札幌へは1日7本、
所要時間は1時間35分から2時間程度で運賃は42銭。

一級の資料で申し分ありませんが、
如何せん印刷が不鮮明なところがある。

ですが何であれ持っていて損はありません。
いい本が手に入りました。
コメント

フェリー、横転

2009-11-16 00:11:28 | 交通
東京と那覇を結ぶマルエーフェリーの「ありあけ」が横転しました。

映像で見ましたが、船ってかなり傾いたままでも走り続けるんですね。
そして座礁、横転。

幸いなことに、人的被害がほとんどなくてよかった。

「ありあけ」の総トン数は7,910トン。
北海道と本州を結ぶ長距離フェリーの半分くらいの大きさです。
それに比べれば小さい。
苫小牧ー八戸航路の船よりは、少し大きいくらい。

でもやっぱり、船の中では大きい方です。
それは4mの波を受けて荷崩れし、横転。

荒れた海には違いありませんが、4mは危険な波という感じはしません。

それなのにどうして荷崩れが…。

詳しい原因とかはこれからわかるでしょうが、
フェリー各社には改めて安全対策の徹底をお願いしたいですね。

いやぁ、他人事でないよ。

来年も何回かフェリーに乗るでしょうが、
事故などないように願いたいものです。
コメント

道内の国際線、増便

2009-11-14 08:54:33 | 北海道のこと
韓国の大韓航空は来年9月から新千歳ーソウル便を今の週7便から10便に増便します。

世界景気低迷の影響があり、韓国からの来道者は落ち込んでいます。
ですが今夏運行したチャーター便の搭乗率はなんと99%。

同社では今の水準が底だとみており、
日本より景気回復が早い韓国からの観光需要を取り込むとしています。

また台湾のエバー航空は新千歳ー台北便を、
今月30日から今の週5便から週7便に増便すると発表しました。

同路線は今月5日に週5便に減便し繁忙期の12月と2月だけ週7便運行としていましたが、
早くも来年3月27日まで週7便に戻ることになりました。

日本では日航が国内路線の2/3が搭乗率60%以下。
道内でも全日空の丘珠撤退や北海道エアシステム(HAC)の経営問題があり、
また道外との路線撤退という暗い話題が続いています。

道内の航空路線が縮小する中、アジアの景気回復ぶりが伺われるニュースでした。
コメント