奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

表現するファノン - サブカルチャーの表象たち ~ 札幌芸術の森にて開催中

2011-10-31 05:22:18 | イベント
いよいよ芸森で始まったこの美術展、テーマはサブカルチャー、ネットカルチャーとアート。

お堅いイメージがある美術館でこのテーマの展示会は全国でも珍しく、
札幌では初の試みになると思います。


「表現するファノン ― サブカルチャーの表象たち」

会   場:札幌芸術の森美術館
会   期:10月29日(土)~11月23日(水) 月曜休館(10/31は開館)
開館時間:9:45~17:00(入場は16:30まで)
入 場 料:大人800円(当日1,000円)、高大生500円(当日600円)、小中学生無料
チケット販売:道新プレイガイド、大丸プレイガイド、ぴあステーション、オクイ
主   催:札幌ビエンナーレ・プレ企画実行委員会
助   成:(財)文化・芸術による福武地域振興財団

「ファノン」とはファンやユーザーによって生み出されるコンテンツやその活動のこと。
札幌から生まれた“初音ミク”がその代表的現象です。

そしてアマチュア同人やコミケに象徴される二次創作文化。
そんなカルチャーシーンの今を表現する美術展です。

テーマがテーマなのでその内容も普通の美術展とは違います。

まずは展示。

例えば、痛車(いたしゃ)にカスタムバイク。
“メイドカフェ”も開店します。
美術館でメイドカフェ、さすがにサブカルの美術展。

青山裕企、PANDA1/2、村田真、高橋喜代史、S-AIRなど。
「猟奇系」「耽美系」の漫画家の花輪和一も参加します。

次に、パフォーマンス。
 
まず見て欲しいのは、“札幌ハプニング”。
「それって、マンガでしょう!」というシチュエーションを街中で行います。
全くアホらしい企画なのですが、実は教育文化会館の主催事業。

平岸天神などの振り付けを行っている“ダンススタジオマインド(舞人)”、
iPhoneを片手にテクノポップを演奏するビジュアルユニット“Craftwife”、
“シークレット歌劇団0931”、“北海道ダンサーズ”など。

美術展の特設HPはコチラ → http://www.sapporo-biennale.jp/2011geimori/
詳しいスケジュールはコチラ → http://www.sapporo-biennale.jp/2011geimori/#schedule
 
とにかく期間中、いろいろな展示とパフォーマンスがあります。

さて、わたしはいつ行きましょう…。
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道東道、昨日開通

2011-10-30 07:41:08 | 交通
道央と十勝を結ぶ道東道の夕張ー占冠間(34.5km)が昨日開通しました。
途中には「むかわ穂別IC」が設けられています。

この開通により札幌ー帯広間は現在より30分短縮され、3時間で結ばれることになりました。

NEXCO東日本北海道支社では2012年の占冠ートマム間の交通量を、
09年度(2578台)比約50%増の1日3800台と見込んでいるそうです(朝日新聞より)。

同記事では片道か往復かの記述はありませんが、そうですか…50%増。

3800台といえば1時間当たり約158台、1分だと約2.6台、ほぼ20秒に1台。
夜間と昼では通行量が全然違うのでしょうが、平均するとこんな数字になります。

北海道で道路を整備するということは、大変なことなのだなぁ。

ともあれこれで日勝峠の交通量が少しでも減ってくれると、事故も少なくなるな。

それは置いておいて、この開通により道央と道東の距離感が縮まるのは間違いありません。

敏感に反応するのが、鉄道とバス。

札幌と帯広間を結ぶ高速バスは3往復増回で10往復に、
そしてJR北海道は先ごろの決算中間発表で11年度下期は3億円の減収見込みとしています。

いいも悪いも、“鉄”である私の立場としては難しいことではあります。

ともあれその他観光や物流に様々な影響があることでしょう。
これで少しでも北海道の活性化にいい影響があることを望みます。
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北都プロレス、リングアナウンサー募集

2011-10-29 07:33:54 | 北海道のこと
北海道のプロレス団体、北都プロレス。

私は今年も2大会を観戦しました。

11月も札幌と岩見沢、そして奈井江で試合がありますね。

この北都プロレスでリングアナウンサーを募集しています。

→ http://sports.geocities.jp/winplaza2000/

我こそは!

という方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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オホーツク鉄道開業100周年記念、鉄道遺産・近代化&産業遺産を訪ねるセミナー

2011-10-28 04:36:03 | 滝上町
オホーツク振興局(馴染めないな、この言い方)管内ではかつて、
各地で様々な産業が栄華を誇っていました。

林業、鉱業、漁業に農業。

それらを象徴する産業遺産も各地に残っています。
この度、それらを見学するセミナーツアーが開催されます。

発着地は北見!

札幌じゃないのですね…(^^;

だからこそ、オホーツク人のためのオホーツクのための産業遺産見学ツアーなのです。

北見を出発し1泊2日で管内各地の産業遺産を巡り北見へ戻るというコース。
その間に“これでもか!”というくらい管内の産業遺産を見学しつくします。

出発は11月5日で帰りは6日の1泊2日、宿泊地は滝上。

その間の見学地は次の通り。

11月5日(土)
北見ハッカ記念館、仁頃ハッカ御殿、計呂地鉄道公園、上湧別鉄道資料館、上藻別駅逓、滝上郷土資料館(希望者のみ)。

11月6日(日)
錦仙峡と木工体験、濁川森林鉄道(本線、オシラネップ線)跡探索、ピアソン記念館、丹尾氏所有旧国鉄車両見学会

詳しくはコチラ … http://takinouekanko.tabilog-hokkaido.jp/image/2011tour.pdf
主催は、ふるさと銀河線沿線応援ネットワーク。

これは、濃いツアーだ。

注目すべきは濁川森林鉄道の見学。
この森林鉄道が注目されるのはこのツアーが初めてではなかろうか?

私が小さい頃から見聞きしてきたあの林鉄がここに出てきた。

こういう埋もれた産業遺産を発掘することは、北海道にとって意義あることだと思います。
これからもこういう傾向は続きますよ。

小さな情報でも見逃せないなぁ。
コメント (2)
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JR貨物北海道支社、鉄道フェスティバル

2011-10-27 05:07:49 | イベント
JR貨物北海道支社では、11月5日(土)~6日(日)に「鉄道フェスティバル」を開催します。

時間は10:00~17:00、場所はアリオ札幌 1Fゼビオスポーツ前広場。

10月14日は「鉄道の日」となっています。
これは明治5年10月14日(新暦)に日本初の鉄道が新橋ー横浜間に開通したことを記念したもの。

JRを含む鉄道各社はこれを記念して毎年、「鉄道の日」前後に様々な行事を行っています。

普段は見学できない車両基地、工場などの見学や、
イベント列車の運行、グッズ販売などなど。

JR北海道でも毎年、苗穂工場を公開するなどのイベントを行っていました。

ですが今年は私の知る限り、苗穂工場では特別なイベントはありませんでした。
私の知らないうちに何かイベントがあったのかな?

今年は札幌で大きなイベントはないまま終るのね~…と思っていましたが、
JR貨物でイベントを行うという。

その内容は。

※Nゲージ鉄道ジオラマ運転体験
 参加した子どもには「運転合格証」を、運転クリアの子どもには「記念品」プレゼントプレゼント。
※JR貨物運転士ミニ制服記念撮影
※鉄道グッズ販売
※鉄道貨物輸送紹介コーナー

などがあるらしい。
詳しくはコチラ → http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/area/hokkaido/hokkaido02.pdf

限定販売として「JR貨物名板キーホルダー」などもあります。
通信販売などをしていないので、これは貴重なグッズだ。

JR北海道は諸般の事情によりなにかと…むにゃむにゃ…。

それでもJR貨物でこういうイベントを行うことに何かホッとしました。
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踵骨棘(しょうこつきょく)の痛み … その後

2011-10-26 05:24:35 | つらつら思ったこと
右足のかかとに踵骨棘ができて痛い、と日記に書いたのは12日。
そうか、12日だったか…。

今はどうなったかというと、薬のお陰かどうかよくなってきています。

薬局でもらってきた薬は3種類。

飲み薬は「ケンタン60mg」(消炎・鎮痛剤)と「レパミド100mg」(胃の薬)。

これは1日3回、7日分ということで処方されましたが、
痛みが治まってくれば1日2回でも1回でもいいらしい。

なので痛みがかなり治まった今は1日1回の服用にしています。
それも今日で無くなりますが、それでもう終わりにするつもり。

塗り薬は12日にも書きましたが、「ボルタレンゲル1mg」(消炎・鎮痛剤)。

「ボルタレン」という薬は強力な上に、いろいろな製剤があります。
錠剤、座薬、カプセル、ゲル、テープにローション。
風邪の解熱剤として処方された方もいらっしゃるかと思います。

それの、ゲル剤。

1日数回(3~4回)、痛むところに塗布するというもの。
風呂上りに塗布するとより効果的ということです。

なので朝にシャワーを浴びるのが習慣の私としては、朝のシャワーのあとにまず1回目、
ついで昼ごろ、17時頃とさいごに寝る前を基準に患部に塗っています。

これが一番患部に効いているような気がする…。

で、現在の状況ですが。

一進一退ですが確実によくなっています。

が、仕事にはやはり支障がある。
18時までなら誤魔化しながらも何とか足が持ちますが、
21時を過ぎるまで動き回っていると次の日に足が腫れて大変だ。

完治までにはまだしばらくかかりそうです。
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都市対抗野球で完全試合達成

2011-10-25 05:34:46 | スポーツ

24日の社会人・都市対抗野球大会で仙台市(JR東日本東北)の森内投手が、
横浜市(三菱重工横浜)相手に完全試合を達成しました。

これは大会史上2人目の快挙です。

都市対抗の名物といえばといえばその応援風景。
地方色豊かな応援が各チームごとに繰り広げられます。

これがまた、見ていると面白いのです。
野球の試合よりも間違いなく面白い。

それはそれ、大震災の被災地である仙台市のチームが完全試合を達成したことは、
被災地にみんなに勇気を与えたことでしょう。

あぁ、この試合は見たかった…。

社会人野球なので投手の横内はもちろんJR東日本仙台支社の社員、
震災後は社業に専念し練習できなかったと聞きます。

練習のブランクは約2ヵ月、それを乗り越えての完全試合達成とは恐れ入る。

どれほど強い心を持った選手なんだろう。

ところで、都市対抗野球の主催は毎日新聞。
毎日新聞といえばTBSと結びつきが強い。

TBSといえば、横浜ベイスターズ。

TBSでは4年連続最下位のベイスターズの中継をBS中心ですが続けていました。

それならば日テレの箱根駅伝の如く、
時間はかかっても「都市対抗」というコンテンツをじっくり育ててはどうだろうか。

弱い某プロ野球の中継をするよりは視聴率が取れそうな気がしますが。

あっ、TBSは来年からプロ野球とは関係ないな。
こりゃ失礼。

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昭和51(1976)年の出来事

2011-10-24 04:58:43 | つらつら思ったこと
昨日は昭和51(1976)年の切符のことを書きました。

それでウィキペディアで同年のことを見てみました。

ウィキペディアを見たまんまのことなので裏づけは取っていませんが、
そうそう間違いはないでしょう。

ちなみに私が14歳の頃です。

まずは大橋巨泉司会の「クイズダービー」が放送開始。
それから「徹子の部屋」「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」「「プロ野球ニュース」なども。

デンセンマン、電線音頭、ベンジャミン伊東、しらけ鳥音頭、笑って笑って60分。

アップルコンピューター設立、ジョブズさん。

大和運輸が「宅急便」開始、初日の引き受けはわずかに2コ。
パンナムが東京ーニューヨーク間のノンストップ便を開始。
長崎本線、佐世保線の電化完成、東急ハンズ設立、F1日本グランプリ初開催。

軽自動車の規格が360ccから550ccへ、今は660ccになっています。

「日清焼きそばU.F.O.」「どん兵衛」「チップスター」「白い恋人」発売。

スポーツではインスブルックとモントリオールでオリンピック、
王貞治がベーブルースを抜く715号本塁打、日本シリーズは阪急(相手は巨人)が優勝。

その時の在籍選手は、山田、山口、足立、加藤秀司、福本、マルカーノ、大熊、ウィリアムスら。
最終戦での足立の冷静なピッチングは今でも覚えています。

猪木とアリの異種格闘技戦もこの年。

道庁爆破事件、田中角栄逮捕、ベレンコ中尉亡命事件、毛沢東、周恩来死去。

個人的には、酒田大火(山形県、消失面積22.5ha・焼損1774棟・被災者3300人)が思い出されます。
その後大学生になった私は巡検で酒田市を訪問、復興の様子を調査しました。

35年も昔のことですが、結構覚えているものです。
最近のことを忘れがちなのは悲しいですが。
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S51年、渚滑線・濁川ー北見滝ノ上往復乗車券

2011-10-23 11:02:52 | 渚滑線・名寄本線
昭和51(1976)年10月6日付け、渚滑線・濁川ー北見滝ノ上間の往復乗車券です。

手書き。

昔の国鉄にはいろいろな書式の切符がありました。

今はほとんどバリエーションがなくてつまらない。

運賃は往復で80円(大人)。

この区間は3.3kmなので今のJR北海道なら400円になります。

35年で運賃は5倍になりました。

ちなみにこの年の宝くじ1等賞金は1000万円でした。

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OYOYOゼミ 絵とことばと物語を繋ぐもの ー背景から見る昔話絵本『かさじぞう』ー

2011-10-22 05:26:13 | イベント
OYOYO美術部では25日(火)、ゼミを開催します。


絵とことばと物語を繋ぐもの ー背景から見る昔話絵本『かさじぞう』ー

講 師:大石 都希子
      (北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 所属)
朗 読:氏間 多伊子
      (NPO法人 日本朗読人協会、
       六花文庫ぐるーぷ・声の本棚、
       ドラマチックリーディンググループ「蔵」)

日 時:2011年10月25日(火) 20:00~22:00
会 場:OYOYO まち×アートセンター さっぽろ  アクセス
参加費:500円 (一般参加歓迎、事前申込不要)
主 催:OYOYO美術部


昔話は誰が作った?どこで生まれた?本当はどんな話??
昔話を絵本にするってどんなこと?

…昔話にはたくさんの秘密があります。

本発表では、昔話絵本『かさじぞう』の絵、ことば、物語の背景を探ることで
絵本の秘密にせまります。
また研究としての”絵本”や、絵本研究の現在にも触れていきます。


多数のご参加をお待ちしています。

OYOYO(まち×アートセンターさっぽろ)のHPはコチラ
  → http://www.oyoyo16.com/
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