「三笠市立博物館」は別名“化石の博物館”といわれ、
とくにアンモナイト化石の収蔵には目を見張るものがあります。
また国の天然記念物「エゾミカサリュウ」の化石もあり、
このあたり一帯がかつて海だったことがわかります。
※「エゾミカサリュウ」は海棲大型爬虫類であり、恐竜ではない
その他特筆すべき展示には空知集治監の資料があります。
空知集治監は囚人を炭鉱労働に従事させることを前提に設置され、
地域の発展に大きく貢献しました。
三笠の歴史と発展を語るには欠かせない施設なのです。
その空知集治監の展示が少ないながらあるのは、
さすが三笠の博物館といえるでしょう。
その他の郷土資料もひと通り揃っています。
建物は2階建てで展示スペースは1階のみ。
かつては2階にも展示スペースがあったようですが、
経費節減で展示を1階に集約したという感じです。
展示内容に関していえば市立総合博物館なのに自然関係に偏りすぎ。
北海道ではわずか100年ほどの間に産業の栄枯盛衰があり、
それだけに産業遺産関係資料の散逸が激しいのです。
北海道各市町村の総合博物館はまず産業考古学に力を入れて欲しいなぁ。
自然関係の資料はそのあたりのバランスを考えて展示して欲しいものです。
国の天然記念物が発掘されたから力を入れたい、
という気持ちはよくわかりますが。
分館で森林資料展示室がありますが、
時間の関係で見学は出来ませんでした。
午前中はこれで終わり。
お昼ご飯の後はいよいよ本格的な炭鉱遺産の見学になります。
幾春別地区の見学へ続く
☆写真は博物館外観
北海道に鉄道が開通したのは明治13年、手宮ー札幌間です。
さらに明治15年には三笠市幌内まで開通しました。
これは日本で3番目に開通した鉄道です(茅沼炭鉱軌道は除く)。
何でこんな早い時期に北海道に鉄道が開通したのかというと、
幌内から小樽の港まで石炭を運ぶため。
明治政府がいかに石炭を重視していたかがわかります。
以来北海道では数多の炭鉱が開発され、
日本の近代化に大きく貢献しました。
栄華を誇った炭鉱もそのほとんどは跡形もなくなくなりましたが、
しかし一部には当時の繁栄を偲ぶことが出来る建物などが残されています。
ということでOYOYO(まち×アートセンターさっぽろ)では26日、
三笠市の炭鉱遺産を見学する日帰りツアーを実施しました。
三笠市は前述の通り、北海道近代炭鉱発祥の地。
その遺産はまだ市内各所に見ることができます。
それを一通り見てみよう、というツアーです。
参加者は7名、レンタカーを借り、朝9:00にOYOYOを出発。
車は岩見沢から三笠市内へ入り、まずは「北炭幌内炭鉱幌内立坑櫓(入気)」へ。
道道917号線沿いの工場敷地内にあり、車窓から見学。
櫓の上に大きく「幌内」の文字が見えます。
幌内の市街地は山を越えた向こうにありますが、
立坑櫓跡は何キロも離れたところにある。
炭鉱というのは地下を何キロも掘り進むのだと分かります。
その少し先、旧幌内線唐松駅舎を横に見て弥生地区の「炭鉱住宅」を瞥見、
最初の下車地「三笠市立博物館」に到着しました。
続く
☆写真は「北炭幌内炭鉱幌内立坑櫓(入気)」
朝7:30、JR琴似駅前バス停。
これから札幌駅前までバスで行きます。
以下、この日に辿った大まかなコースを記します。
交通機関は一部の徒歩を除き全てJR北海道バスの、ごく普通の路線バス。
JR琴似駅→札幌駅前・JR札幌駅→新札幌駅→江別駅→新札幌駅→
北広島駅→大谷地ターミナル・釣橋→JR札幌駅
ここで昼食
JR札幌駅(ぶらりサッポロ観光バス)→JR札幌駅→地下鉄宮の沢駅前
→小樽駅→地下鉄宮の沢駅前→JR札幌駅→JR琴似駅
まっすぐ江別へ、それから北広島へ行き東の端と南の端を制覇。
街中へ戻り「ぶらりサッポロ観光バス」を乗りとおすという余裕を見せたあと、
小樽へ行き西の端を攻略し、満願成就となりました。
これで麻生駅前まで行けると完璧でしたが、食指が動かなかった。
路線が石狩方面まで延びていれば、行ったのでしょうが。
結局出発地点の琴似へ戻ったのは19:30過ぎ。
所要時間はほぼ12時間、乗車時間は間違いなく10時間以上。
そしてこれを普通に運賃を払ったとしたら、4,360円となりました。
感想。
疲れた。
もうしない。
乗るなら鉄道。
以上!
5月5日のブログでも書きましたが、JR北海道バスには「1日乗りほーだいきっぷ」というのがあります。
これは札幌圏の決められた範囲のJR北海道路線バスが1日乗り放題になるきっぷで、
フリーエリアは北は麻生駅前、南は北広島駅、東は江別駅で西が小樽駅と結構広いのです。
これで大人800円。
私はこのきっぷを何回か使っていますが、それはだいたい小樽へ出かけるとき。
時間があるときに小樽へ行くのには大変便利なきっぷなのです。
読書もはかどりますし、昼寝しながらでもちょうどいい。
ですがしかし西区に住んでいる私には、
路線バスに乗ってわざわざ札幌駅以東へ出かけるということはまずありません。
しかしですねぇ、こういうきっぷがあるということは…チャレンジしたくなる。
このきっぷを使って1日で江別駅、北広島駅、小樽駅を全て回れるのか?
物理的にはもちろん可能。
ただ何も考えないでボーッとバスに乗っていればいいのだから。
でもそれに生身の人間が耐えられるのか?
それをやるために何時間かかるのか?
果たしてそんな馬鹿なことを考え、実行する人間はどれほどいるのか?
6月の某日、私はそれにチャレンジしたのです。
続く
OYOYO美術部プレゼンツ
~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~
かつて日本の産業を支えた石炭。
空知地方は北海道を代表する炭田で、かつては数多くの炭鉱がありました。
今でも多くの炭鉱の痕跡が残されており、多くの人を惹きつけています。
OYOYO美術部では三笠市の炭鉱遺産を巡る日帰りツアーを企画しました。
炭鉱跡、露天掘りの現場、神社跡、市指定の有形文化財、
アンモナイト化石を見られる博物館などを巡っていきます。
かつての石炭採掘の歴史を垣間見れるだけでなく、
廃墟好きや化石ファンにも満足いただける盛りだくさんの内容になっています。
移動はレンタカーで、みんなでわいわい行ってきます。
気が向けば産業考古学が専門の私がガイドをするかも…。
9:00にOYOYO集合、目的地は三笠市。
幾春別地区(北炭幌内炭鉱跡、住友奔別炭鉱跡、市立博物館など)、
砂子炭鉱三笠露天掘坑、幌内地区(北炭幌内炭鉱跡など)を中心にまわります。
帰りは18時頃の予定。
見学先の選定やコース設定はほとんど私が行いました。
皆さんに楽しんでもらえるといいのですが。
石炭遺産は専門ではありませんが、何とかなるでしょう。
鉄道とは縁が深いですしね。
今日は暑くなりそうだ…。
今年4月に開港したばかりです。
唯一の国内便である神戸線が8月末で運休すると、スカイマークが発表した。
茨城空港は自衛隊百里基地との共用空港で、
民間便より自衛隊のイベントなどが優先されるため増便が出来ないというのが理由。
同社はそういうことを事前に聞いていなかったと言う。
この路線は現在1日1便で搭乗率も好調だが、
同社によると1日3便ないと採算が取れないらしい。
まぁ、どっちもどっち。
同社は路線の改廃が激しく、
航路を開設しても数ヶ月で撤退することがたびたびある。
今年も2月に就航した福岡ー神戸線も4月に運休している。
北海道関係では新千歳ー旭川便が3ヶ月の短命に終わった。
格安航空会社(といえるかどうかはわからないが)の宿命だろう。
茨城側も詰めが甘い。
スカーマークなのだから、この事態は十分予想された。
また共用に伴う制約は「必ずしも足かせになるとは思わなかった」とコメント。
なにを暢気なことを考えていたのか…。
U字工事にまた漫才のネタを提供したな。
赤ちゃんを激しく揺さぶると脳に障害が起こり時には死に至るという、あれ。
これは虐待で、赤ちゃんの鳴き声がきっかけになることが多いらしいです。
「泣き止まないので腹が立った」
というやつですね。
で、最近見かけた新聞記事から。
“最近の研究では、赤ちゃんは生後2週間から4カ月くらいまでは、
世話をしても泣き続けることが分かってきた”
こういうことを真面目に研究している人がいるんだ。
私は親から
「子供は泣くのが仕事」
と言われただけでしたが。
ところでこの記事を読んでの感想。
こういうことも偉い人のお墨付きをもらって、
マニュアル化しないと子育てできない人が増えている。
「学者もこう言っていますよ。赤ちゃんは泣くのが当たり前なんですよ」
こういうことを育児書に書かないといけないんだ。
いろいろと大変な世の中だ。
テーマは…
「1,000円でどこまで酔えるか?」
きっかけは、
「立ち飲み屋ができた、安いらしい、行こう!」
徹底的にチープに飲みました。
予算はひとり1,000円。
1杯目はビール、300円とお通しが200円。
これでもう500円…。
そのあとは鏡月、1杯200円。
私はつまみを頼まないでひたすら飲み。
途中で予算を考えなくなり5杯、〆て1,500円なり。
そのお店、立ち飲みだけあってつまみも安い。
カウンターにはチーカマがあって、それは50円。
ホッケが200円(どんなホッケかは分からない)、かまぼこ揚げ100円、
長いも千切り150円、北の勝400円、寒梅500円など。
1,000円で酔うことは出来ませんでしたが、
つまみとお店の大将のキャラも好みで、それで十分。
また行こう。
そのみずき舞のお話です。
みずき舞(本名・細江真由子)さんは
私が当別町のふとみ銘泉(現・北海道 ふとみ銘泉 万葉の湯)に勤めていたときに、
ふとみ銘泉のイメージガールとして採用しいろいろと活躍してもらっていました。
今から16年ほど前にもなります。
当時は本名の細江真由子で活躍しており所属事務所はホリプロ、
レーベルはポリスターでした。
当初は1年契約だったところを1年延長し、2年間お願いしたように記憶しています。
その間イメージガールとしてSTVやFMアップルのラジオにレギュラー出演していただいた他、
ふとみ銘泉内でのイベントやミニコンサートを行っていました。
本当にお世話になりました…。
ちなみにそのときポリスターの宣伝担当だったのが、
OYOYO(まち×アートセンターさっぽろ)音楽部のK氏です。
今回思わぬところでお名前を拝見し、懐かしく思い出されました。
お2人の末永い幸せをお祈りいたします。
このきっぷはJR北海道とJR東日本と、
第3セクターの青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行、富士急の全線、
の普通列車が連続した5日間乗り放題だった企画きっぷ。
今までは、
札幌と青森を結ぶ急行「はまなす」の自由席は料金なしで乗車可能でした。
発売価格は10,000円、小児価格設定なし。
さて、今回。
なんと有効期間が7日間に拡大、小児価格も新設されました。
そして「急行列車」は乗車に必要な料金券がかかることに。
ここで言う「急行列車」とは、前述の「はまなす」と「きたぐに(大阪ー新潟)」。
そうか、「きたぐに」も料金を払えば乗れるのか。
それはともかく、「はまなす」は今まで自由席が無料だったのに、
料金がかかるようになりました。
これはいい。
今までは自由席だけだったので繁忙期は何時間も前から並んでいました。
これからは指定席をゲットできれば直前に行けばよくなる。
逆に指定券争奪争いが激しくなるかも。
特にカーペットカーはプラチナチケットになるかもなぁ…。
とにかく、このきっぷが廃止されなくてよかった。
私は今夏に使う予定はありませんが、
まずはめでたい。