世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

ブレーク 動名詞だけ執る動詞の「記憶法」

2006年09月15日 | Weblog

若き日の追憶に「記憶法」がある。機械的にガムシャラに覚えた吸水紙の様な柔軟な頭脳?だった記憶がある。今はダメだと思うのだが極力、負のイメージは持たない様にしている。・・・数多ある「記憶法」で英単語を片端から記憶した頃が、つい昨日の様に思い出される。歴史ものなら例の「鳴くよ鶯、平安京」=794年。「ないれいなんと平城京」=710年。「いいくにつくろう、鎌倉幕府」=1192年。「いっぱちろっぱち明治維新」=1868年。・・・etc。数学の「ひとよひとよにひとみごろ」=1.41421356?・・・。さて、受験用 英語の参考書だったと思うが、定かではない。標記の『「動名詞」のみを執る動詞』「記憶法」だが、面白かったので紹介する。既に分かっている方は、ご勘弁、願う。

●「記憶法」・・・「赤い帽子をかぶったピエロがGM車の中でSF小説を読んでいる」・・・

『赤い{red}、 帽子{cap}、 GM{gm}、 SF{sf}』

○「r」(resist=~するのを我慢する、risk=~する危険を冒す)

○「e」(enjoy=~して楽しむ、escape=~しないですむ)

○「d」(deny=しないと言う、delay=するのを延期する)

□「c」(consider=~しようかと考える)

□「a」(avoid=~するのを避ける、admit=~することを認める)

□「p」(practice=~する練習をする、put off=postpone=~するのを延期する)

△「g」(give up=~するのをやめる)

△「m」(mind=~するのを気にする、miss=~するのを免れる)

※「s」(stop=するのをやめる)

※「f」(finish=~し終える)

▲その他・・・上記と同じ、 「MEGAFEPS」(メガフェプス)

も覚えたら如何ですか?・・・コーヒーブレークの積りで時々、休憩を入れたい。・・・

 


アメリカの最大のパートナー ブレア政権 の残照!!

2006年09月14日 | Weblog

1年以内に退陣を表明した英国ブレア首相。政権末期の残照は哀れにも美しく微細に光彩を放った?! 若きリーダーとして大英帝国の興亡の歴史を背負い栄光の名を刻んで展望ある未来を嘱望されて華麗に登場してきたのだが、如何せん歴史の波に翻弄され遂に退陣に追い込まれた。英国の近代史上に燦然と輝く3期連続の政権を担ってきたにも関わらず・・・。(―保守党元首相サッチャー以来の2人目として―)複合民族の 強かさ を前面に標榜し建国200年余の米国の老練ブッシュの片腕として「世界の民主化」の大義名分に組み込まれた。西側陣営の友好パートナーとして運命共同体を共にしたのだ・・・。以来、最大の友好パートナーとして同じ軌道を歩んで来た。かのイラク戦争派兵に端を発しアフガニスタン増派への批判、最近のレバノン情勢でのイスラエルへの暗黙の支持、米国一辺倒の外交姿勢に反発した次期首相と目されるブラウン財務相の支持派の早期首相交代の要求。今月下旬の労働党大会に 何時、辞任するか 明確にせよ との要求を迫られた。哀れ儚い残照は心なしかブレア首相の後背を淡く照射した。栄光の座を追われる全盛に君臨した悲劇の王者は今、静かに去ろうとしている。・・・彼の履歴を振り返ってみよう。・・・

●「Tony Balir トニー・ブレア」・・・英国第73代首相(1,953年~)前党首の急死で1,994年「労働党」の党首に就任。<「ニューレーバー」=新しい労働党>を掲げ1,997年 総選挙で圧勝。20世紀、最年少43歳で「英国首相」になった。2,005年、総選挙で「これが私の最後の選挙」と訴え僅差で勝利した。議席数も大幅に減少。今年の5月の地方議会選でも議席を減らした。

●英国の「中道左派」=社会民主主義政党、現在の英国の「与党」。英国は議会では「保守党」と「労働党」の二大政党を構成。・・・

イラク、レバノン、中東政策の失敗で破滅した・・・。

悲劇のヒーローは敢え無く歴史の舞台から去っていく。・・・

{ブレアよ! ありがとう!Thank you!!}

□付記:{蛇足}・・・私のスタンス=為政者であれ、リーダーあれ、統治者は実績・足跡で後世は評価する。その人間の内面・心情に想いを致し「人間的共感」を共にするのも又、一個の人間としての責務ではなかろうか・・・水の惑星 地球の同人として、地球の裏側であれ『同時代に生きた<人間の証>』として「善政・悪政」を抜きにして共感的に評価したい。

 


米国防計画見直 在日米軍再編 沖縄基地問題(2)

2006年09月13日 | Weblog

在日米軍再編―06年5月に日米安保協議委員会(2プラス2)で合意。

                           ―報告書の内容―

●―在日米軍再編―

1.在沖海兵隊のうち司令部要員を中核に8,000人をグアムへ移動。

2.グアムへの移動費―約6,760億円を日本負担。

3.在沖海兵隊、普天間飛行場など中南部4施設の全面返還。

4.普天間基地移設先はキャンプ・シュワプ沿岸部で基本合意。

5.米海軍厚木基地の空母艦載機を岩国へ移設。

6.米陸軍第1軍団司令部を統合作戦司令部として キャンプ座間 へ移転。

7.横田基地に航空自衛隊航空総隊司令部の移転と共同統合運用調整所を設置。

その他―97年に策定したガイドライン(日米防衛協力指針)の見直し等、日米安保協議委員会で調整中。普天間移設計画の策定も未解決?! 以上の総費用は3兆円と試算―。

国民の理解と自治体の賛同が得られるか問題は山積している。

●―自治体への対応―

1.沖縄振興計画と沖縄県北部振興策見直

2.米軍再編策交付金制度の創設(仮称―再編負担が増加する自治体への配慮)

3.普天間飛行場移設に伴う危険の除去。連動する住民生活の安全。

4.自然環境保全。

5.その他― 早急な建設計画の策定が急務である。

□―沖 縄―

1.普天間飛行場代替施設→2,014年までに完成予定(沖縄県知事が同意せず、工費が未確定)

2.海兵隊のグアム移転→2,014年までに移転(移転費の出資・融資が未返済の恐れ)

3.土地の返還→2,007年3月までに計画作成→2,014年以降返還(跡地利用、地主への補償、雇用者対策)

山積する課題を国民の叡智で解決したい。

 


米国防計画見直 在日米軍再編 沖縄基地問題(1)

2006年09月12日 | Weblog

QDR(4年ごとの国防計画見直し)を2,006年2月に米国国防省は世界規模で見直す、と発表した。今後の20年間を視野に入れ4視点での課題を挙げた。

1.「テロ・ネットワーク撃破」・・・テロ戦を "長期戦争" と位置づけ、特殊部隊15%を増強。無人飛行隊創設。工作員の情報収集活動。アラビア語、ペルシャ語、中国語の言語・文化の要員を養成。

2.「米国本土防衛」・・・9 11同時テロが米軍再編を加速。 在外米軍6万~7万を本土防衛に再配置。 弾道ミサイル、テロの脅威に備え派兵の機動性を構築。

3.「戦略的岐路にある国への対処」・・・21世紀の国際安全保障環境を決定する国として 中国、インド、ロシア を列挙。インドとは共同軍事演習で接近し戦略的パートナーを構築。 ロシアの軍事的脅威は低いと看做し静観を装う。問題なのは中国への対処。特に東アジアと太平洋への影響力を拡大し戦略兵器への投資で軍拡を増強している。その現状に備え、新たなるサイバー攻撃の脅威に対する戦略として次世代長距離爆撃機を2,018年に配備計画。大西洋の空母を1隻減らし太平洋に配備。太平洋の現状維持に1隻を増強。潜水艦6割を配備して対処。

4.「国防戦略基本計画の今後」・・・冷戦時代の構築を修正し撃破の2面戦略を展開、完勝を目指す。

米国に対する軍事的挑戦として次の4パターン構築。

□破滅型(大量破壊兵器使用)

□変則型(ゲリラ活動)

□混乱型(サイバー活動)

□通常型(伝統的戦力)

※中国は「混乱型」・・・サイバー活動型。 

対抗策は同盟国に重点を置く。日本、韓国、オーストラリア3カ国の「東アジア同盟国」に力点。「不安の弧」(太平洋以西、日本海から地中海に至る)に在る同盟国、友好国との一層の絆を構築。 テロ撃破の対策はイラクの二の舞い(長期テロの現状・現実)を反省、払拭し国民の理解と支持を得る。 新たなる「友好・同盟国」によるパートナーシップの発展を目指す。

以下、次回に続く。・・・


外交は 小説より奇なり 疑心暗鬼の駆引が実態?!

2006年09月11日 | Weblog

「外交」は自国の国益の為に、どう偽装し真実らしく 装う かの駆け引きの場である、と思う。国や世界の 大義名分 を誰でも肯定しうる世界の普通(差し障りにない最大公約数としての)の常識で自国を代表し主張し披瀝する。マスメディア等もそう報道する。社説や綱領等で主義主張の明確な同類の媒体は逆に辛辣な、最も真相・真実に近い報道をしているのだと思うが、そうではない報道もある様な気がする。・・・「奇麗事では済まされない」のが、特に一国の命運が懸かっているトップの「外交」だと思う。物事の表裏には常に光と影が投影している。影の部分が世の中の大半で、暗部の流れが世相・トレンドを形成している。日本の様な資源小国、陸続きの国境のない島国の「外交」と大陸的国境の在る複合民族の大家族的国との「外交」は自ずと違ったスタンスで歴史的には流れて来た。一言で言えば 『「お人よしの国家 日本」(莫大な国家的債務を抱えながら世界への貢献と称してODA{政府開発援助}やその他の数多の援助資金の無償に近い支出)外交』と他国は分相応の『強か外交』を辛辣に展開している。陰の識者等の言辞を借りれば「米国の軍産複合体の言いなりで 共謀罪 を成立させようとする日本。首相官邸直結の警察はナチスの ゲッシュタポ である。9 11 事件の再来をテロリストがやれば 共謀罪 の創設は必要。9 11でさえ意図的謀略説が囁かれている。軍事産業はどこかで言論報道の弱体化した国に因縁をつけて大義名分の下、戦争を仕掛けないと生き残れない。大量の失業者を輩出することになる。大衆の暴動と時の政治とは紙一重、表裏一体の関係にある。国益優先も外交と言う手段を行使して目的を達しようとする。言語・風俗・風習・歴史・文化の異なる複合異民族の連合体・連邦の国家は国民の自治・治安には「論理・合理」、「白か黒」かの明確な道筋でないと治まらない。「論理・合理」の世界である。日本は情緒・心情の細やかな「情の世界」である。その不変の日本民族の基層を基に「論理・合理」の世界と駆け引きしなければならない。世界を見据えた「大人の外交」を展開していく時世が到来した、と思う。次期政権には、そういう "外交の強かさ" を念頭に置いて頑張ってもらいたい。


「教育基本法改正案」の 問題点 を抉り出す!?

2006年09月10日 | Weblog

自民党総裁選の候補者 安部氏 麻生氏は総理総裁になったら 憲法改正 及び 国民投票法 と「教育基本法」の改正を政策に掲げている。連動して自民党、公明党、民主党の三党は改正に前向きで独自案や素案を提出している。多少の温度差はあるが概ね一致している項目・条文もある。際立って異なるのは「愛国心」をどう表現し位置づけるか、で意見の不一致がある。之までの論点の相違を列挙して読者の判断に供したい。・・・

●「現行法」・・・前文 11条

□「教育の目的」  「真理と正義を愛し個人の価値をたっとぶ」

□「愛国心」の表現  規定なし

□「宗教教育」  「宗教に関する寛容の態度」

□「教育行政」  「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべき」

□「教員」  規定なし 

■「改正案」・・・前文 4章18条

□「教育の目的」  第1条「教育の目的」に加え、

                             第2条「教育の目標」を設ける

□「愛国心の表現」  「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」

□「宗教教育」  「現行法」に加え、「宗教に関する一般的な教養」を規定

□「教育行政」  「現行法」に加え、「国と地方自治体の責任」を規定

□「教員」    「絶えず研究と修養に励む」、「養成と研修の充実」

以上の「現行法」と「改正案」を比較対照し検討して次期新政権が、どう可決立法するか注目・注視したい。

 


深く静かに潜行 小沢民主党 政権奪取に手応え!!

2006年09月09日 | Weblog

自民党総裁選ヒートアップの最中、着々と確かな手ごたえを実感しつつ来年、夏の参院選の地歩固めに猛進している。小沢民主党は「オザワイズム」を前面に打ち出し格差拡大の地方の保守票固ために実績を上げている。地元、東北を手初めにスタートし自民保守票の強い地盤に深く静かに潜行している。農協、漁協、山村、僻地・・・と中央の眼の届かない地方をターゲットに足で票獲得に奔走している。大方の予想では1人区の29地域を手中に占めている勢いである、という。話題独占の自民総裁選を尻目(渦中)に鬼の居ぬ間の票固め、地歩固めである。新首相を念頭に対立軸を構築しトライアングル(一名 トロイカ軍団)を強固にしての挙党体制で政権奪取に本腰を入れた。小沢、菅、鳩山、三者の従来に見られなかった本気の取り組みを "オザワイズム" で固めている。小沢氏を頂点に二等辺三角形で鋭角的に突進する構えである。成せるか!! 小沢氏の選挙戦術の総仕上げ、総決算の集大成である!! 政治生命を10月、11月、統一地方戦を勝ち取り、一挙に来年 夏の参院選 に勝利を治める方程式を描いている。タカ派色の強い新首相 安部氏を念頭に「リベラリズムとアジア外交」を対立軸として「保守本流」こそが「民主党」である、との戦術である。安部氏の歴史認識、憲法観、日米同盟、アジア外交、過去の諸発言、とりわけ「美しい国へ」の著書等の徹底的洗い出しに政調会長の松本剛明氏を中軸に据え検証している。従来の「保守系」と「旧社会党系」での<保守中道>、<保守左派>の 路線論争 を克服し”神学論争”に幕を閉じ、自民本来のお株を奪い『保守本流』こそ「民主党だ!!」との戦術を打ち出して一致団結した。もう、一方の戦術「草の根交流」で更なる地歩固めに躍起となっている。今後の政局が小泉政権以上に目が離せない面白さを演出しそうだ。期待 大である。・・・

 


断!金融庁の貸金業規制見直案に断固反対!!

2006年09月08日 | Weblog

《初心忘るべからず》・・・初心にかえって当初の「趣旨」を省みて再考すべきである。何の為に貸金業規制を見直そうとしたのか。底辺に喘ぐ庶民のささやかな生活を奪い自殺者まで出した。借金苦から必死に逃れようとしたが多重債務のため二進も三進もいかなくなり自殺という手段を選んだ。世界に冠たる経済大国の負の一面を抉り出した。為政者は「憲法25条」の・・・最低限度の生活を営む権利を有する・・・を経験したことがないから机上の空論で貸し手と借り手の双方に目配りして公平の論陣を張ろうと必死の様だが庶民の眼からは空しく映る。貸金業者寄りの措置としか思えない。喘ぐ借り手の真意・心底が聴こえないのか姑息な手段を執ろうとしているとしか思えない。出資法(上限金利29.2%)と利息制限法(上限15~20%)の中間のかの悪名高い「グレーゾーン金利」<利息制限法には違反するが刑罰は科されない>を廃止しー「出資法」の上限金利20%に引き下げる―のが見直しの骨子だったはずだ。貸し金業側に配慮し特例を設けようとして紛糾している。その特例が「50万円以下の28%の特例金利で最長9年」・・・何たる事か!! 金融庁側は「激変緩和措置」 (付則:尤もらしい屁理屈を並び立てて正論らしく論陣を張っている、としか思えないのだが・・・)と言っているが明らかに 貸金業者側寄り の論理である。この「特例措置」が実施されると<歯止めが効かなくなり多重債務者の借金苦を益々、助長する事になる>。跋扈する悪質金融業者の締め出しに「登録制」を考慮することは当然の措置である。債務者の相談機関の設置とカウンセリングの配慮も当然だ。金融庁は底辺に喘ぐ「消費者」の立場で、目線で立法提案してもらいたい。 「特例措置」は認めないことだ!


[皇位の継承] と〔皇室典範〕について

2006年09月07日 | Weblog

祝!! おめでとうございます!日本中が喜びに満ちた一日でした。待ちに待ったその時が平成18年の9月6日・・・。秋篠宮妃紀子様の第三子 親王様 の御誕生! 心からお祝い申し上げます!! 日本の隅々まで歓喜に包まれました。世界のメディアも速報で大々的に報道しました。兎に角、御祝福申し上げます。重ねて "おめでとうございます!!"  さて、日本国民の一人として「皇室」に纏わる基本的な認識を新たにしたいと考え渉猟した結果を披瀝し共通認識を再認したいと思います。・・・

●『皇位の継承』・・・天皇の地位は世襲である。どの様な皇族順で天皇になるかは、 {皇室典範}(こうしつてんぱん)によって規定されている。 〔日本国憲法2条〕 {皇室典範}は皇位の継承など、皇室・皇族に関する事項を定めた法律。明治憲法(旧憲法=大日本帝国憲法)下では、憲法と並ぶ最高法規とされていたが、現行の日本国憲法下では、通常の法律である。他の一般の法律と同様に国会の決議によって改廃が可能となっている。現行の{皇室典範1条}によれば「男系の男子」だけが皇位につくことができる、とされている。 「女帝」は認めていない。この点、性別による性差を禁止している{憲法14条}に違反しているという疑問がだされているが、――「天皇の特殊な地位(日本国および日本国民の象徴)にあることから、 "憲法14条" の例外として<認められる>とするのが{多数説}である」――。

付記:{皇室典範16条}には、

1.天皇が成人に達しないとき、または、・・・

2.天皇が精神もしくは身体の重患または重大な事故によって国事行為を行うことができないときには、皇室会議の決議によって「摂政」(せっしょう)を置く旨を定めている。この場合には、「摂政」が天皇に代わって国事行為を行う事になる。なお、天皇の場合とは異なり、「摂政」には女子もなれるものとする〔皇室典範17条〕とある。・・・

○「親王」及び「内親王」・・・現在の{皇室典範}によれば、天皇の嫡出(正妻からの出生。法律上有効な婚姻をした夫婦間の出生) 皇子および嫡男系嫡出の皇孫は男子を「親王」、女子を「内親王」という。

○「摂政」・・・天皇に代わって政務全般を行う官職。天皇が幼少のときや女帝のときに皇族がその任にゆいた。593年聖徳太子が最初。 臣下では858年に清和天皇が幼少のため外祖父の藤原良房がその任についたのが最初。

●『皇室典範』・・・皇位継承、天皇・皇族の身分など皇室に関する重要事項を定めた法律(1,947年制定){旧皇室典範}(1,889年)は「大日本帝国憲法」と同等の形式的効力をもつ国の最高法規で、議会も干与できなかった。現在は通常の法律である。その他、多々、省略。

 


未来志向の 日中高校生交流 に期待!

2006年09月06日 | Weblog

元中曽根首相の提案で実現した中国と日本の高校生の親善交流ホームステイが再び脚光を浴びて継続している。短期の10日間コース、1ヶ月コース、長期の1ヵ年コースの留学生達だ。今回は明7日に中国の高校生が1年間の長期日本留学生としてやってくる。政治のギクシャクした波濤を越えて高校生交流が本格的に動きだすことになった。現実の日本を在りのままに観るよい機会だ。日本の若者にとっても現実の中国を理解する好機である。双方の高校生が若い感性で直に分かり合えることは将来の日中関係に良好な関係を結ぶ構築となる。7日に訪日する高校生は先着の5人と合わせて合計で37人になる。彼等の出身地も多様で北の長春から南の南京、西の昆明と多彩な顔ぶれである。彼等は日本語を学ぶ生徒の中から選抜されたという。日中両政府間の「21世紀交流事業」の一環だ。双方の国の歴史や文化、人間性を直に学ぶ機会にする狙いが込められている。計画では年間に1,100人程度の受入れを予定している。長期は9月のコースからスタートする。日本の高校生は1,000人が中国へ留学する。両方では2,000人規模になる大型計画だ。中国の日本留学生は愛知を初め千葉、埼玉、長野など19道府県の22の高校で研修することになっている。日本の高校生と同じクラスで同等の授業を受ける。野外活動やクラブ活動も研修内容だ。「郷に入れば郷に従え」の譬えの通り日本の高校生活を経験する事だ。若い感性で受け止めた経験は貴重な財産となるであろう。5月に訪日した体験者の中国の高校生200人の9割以上の生徒が日本の高校生の友人をつくったという。そして交流体験の中から学んだ事は、「日本に対する先入観やイメージが変わった」、と感想を述べている。機会があれば再度、来日したいとも語った、と関係者の言辞。対して日本の高校生たちは「中国の<嫌日感情>のイメージを持っていたが払拭した」と感想を述べている。従来の日中、日韓の相互理解の険悪さは世論調査でも如実に顕われている。日中双方が相手国に対するイメージは悪化の一途を辿っている。反面、今回の高校生の留学計画の成果は純粋な若い感性に訴える効果は計り知れないものがあると思う。マスメディアによる影響が偏向を助長している一面も見逃がせないが、それらを帳消しにする今回の計画事業だ。彼等の1ヵ年間の滞在中に、在りのままの日本の現状を肌で感じ体得して欲しい。双方の誤解が真の姿を摩り替えている現状を澄んだ眼で在りのままを理解し体得して欲しい。 翻って過去を訪ねれば中曽根元総理の時代に 故小平氏は断じた。日中間の領土問題は「我々より若い世代の方が知恵があるので任せましょう」と眼力鋭く提言している。慧眼である、と思った。時代の先駆者は百年の彼方を観すえて現代に明示し提言している。


日本の伝統文化の理解に 古典 は必須!!

2006年09月05日 | Weblog

強制か判強制かは定かではないが記憶の襞(ひだ)に鮮やかに刻み込まれていた。物心づいた頃、 ”そういう意味だったのか!” と改めて感動したことを覚えている。時の流行歌が卑近な例だが意味も分からずに、只ひたすら歌いまくったのも記憶の成果、成せる業だ。同次元で論ずるのは気が引けるが「古 典」とて、記憶するに大なる価値がある。祖先の営為が自然への畏怖・畏敬の念、自然風土に影響されて細やかな "情緒・心情" の日本の伝統・文化の基底を形成した。その営為の延長線上に日本の「古 典」は生まれた。原初の日本民族の「心の在り様」を規定した。祖先に想いを馳せ自国の伝統と文化の継承を踏襲することは「日本民族の<誇り>と<矜持>」の自覚に必須である。寧ろ必要不可欠な要素である。先の中央教育審議会の教育課程部会で「学習指導要領」の見直しが話し合われ小学校の低学年「古文や漢文の<暗唱>」を導入する方向で検討に入った、とある。大いに賛成である。文法や字句の細々とした解説を一掃し、ひたすら『暗唱のみ』に徹する、・・・なら大賛成である。意味は分からずに『「韻律、リズム」等の<美しさ>と<旋律>」』を感知、感触させ日本文化の "情緒的やさしさの文化" の良さを鑑賞させることである。殺伐とした現代の世相を省みる時、改めて見直される日本の伝統と文化に帰趨することを痛感する。今回の文部科学省の諮問機関の提案は時期を得たヒット事項である、と賛意・賛同を呈したい。頑張ってもらいたい。「学習指導要領」に是非、位置づけて全国隈なく学校現場で実施し効果を挙げることを、切望する。・・・ 付記:上記の事を徹底させる為に以下の事項を考慮する事。

■古典選定の基準―明快で短文。韻律、リズムが明るく親しみやすい。

■学習指導要領の解説赤本には出典、背景、古文法、中庸な解釈、現代語訳等の懇切丁寧な指導書。   

■古典講座の研修。


忘却の彼方の残照は美しく哀しい!!

2006年09月04日 | Weblog

若さの象徴 エネルギッシュなあのバイタリティー溢れる面影は見る影もなく冷静さを取り戻していた。かつての栄光の姿態は微塵も感じられず若老人にさえ見えた。入廷するホリエモンは白のワイシャツにノーネクタイ。紺色のスーツで並居る観衆を尻目にそそくさとなく消え去った。午前10時、開廷。検察の冒頭陳述が始まった。開廷前、弁護士と笑みを浮かべて談笑。余裕の程が窺えた。第一声の氏名陳述では「青のネクタイ」で明瞭に答弁した。事件発覚後の姿態は有り体に言えば一世を風靡した時代の寵児が奈落のどん底に落ちた哀れな姿と形容されよう。その当人が今、裁かれる身となって法廷の場に居る。栄光の光と陰の明暗二重奏を奏でて人生の「諸行無常」を演出する。ホリエモンの座右の銘が今、空しく音を立てて瓦礫のように瓦解しようとしている。はたまた反旗を翻す 復活の馬車 の御者になるのか、その瀬戸際にある。自己責任 喧しい昨今、両(検察が起訴―被告<証券取引法違反者の罪に問われている 堀江貴文元ライブドア社長>成敗の判決が、どう断じられるのか、日本中の耳目が集中している。社会正義の実現に寄与する大物なのか、社会悪を体現し演じて見せた「社会・証券劇場」の主としての極悪非道の張本人なのか、二者択一の成敗が下され様としている。その人生模様は恰も東京地裁界隈の陽光が眩しく輝き、儚く人生の喜怒哀楽を演出しているかの様にさえ見える。確りした口調の答弁も、かつての "希望の星" の野心家の体もなく空しく聞こえる。―「犯罪を行ったこともないし、指示したこともない。起訴されたのは心外だ」―起訴事実を否認し無罪を主張した。検察側は粉飾決算を指示したことの経緯を詳細に陳述した。たたみかける様に堀江被告は「起訴状によるとライブドアの合併・買収を主な業務とするなど最初から悪意に満ちた内容」と厳しく検察側を糾弾した。弁護側も「粉飾決算の起訴事実のうち<自社株売却益>の(売上高計上)は 違法でない と主張。<虚偽情報公表>(関連会社)の「起訴事実」も否認した。しばし沈黙を守っていたホリエモンの久々の登場に外野席が活気付き今、再度の人生再生への序章の幕が切って落とされた。{公平中立を旨とする}


肉親殺傷 に診る 最近世相 を斬る!!

2006年09月03日 | Weblog

親が特に母親が幼気(いたいけ)な我が子を道連れに心中を図る。大抵は貧困からの脱出、借金地獄からの逃避としての切羽詰まった生活苦からである。親(母)一人で単独行動を執ればいいのにと思うのだが、残された我が子を思うと、そうも、いかないのだろう。その気持ちは痛いほど分かる。辛酸で惨めなのは子を殺し後追いしようと自分も死のうとするが未遂に終わる。―(過去の事例からして、ほとんどがそうである)―殺人罪で警察の手にかかる。 若い母親の事例は「子育て」に自信がなくなり心中を図る。同様に子を殺し自分も死のうとするが生き残る。両方とも哀れであり憐憫の情に耐えない。・・・『生きる・生き方』を肉親・縁者、近隣の「共同体」が手を差し伸べられない状況下に現代はあるのではなかろうか。良い意味での<世話やき>「お節介コミュニティー」復活・再生を痛感する。かつての日本がそうであった様に世界でも日本の母親は 母子思い の典型的な例であり模範であった。 ―(付記:論理・合理の理詰めの浸透で市場原理主義の跋扈が日本的古き良きものの心情を失わせた。かかる日本の現状を救うのは「日本的やさしさの文化、情緒・もののあわれ の<再生と復活>こそが「神の手」だと思うのだが・・・)―・・・反面、「子が親を殺す」直近の事件があった。<計画的殺人>に至っては絶句である。・・・「人間とは何か」、「何故、生きる」、「人の生き方」の根本を再考する現代世相になってきたのではないのか。安部官房長官が自民党総理候補として「政権構想」の筆頭に掲げたのが「教育の再生」である。<学力の向上>と「精神・徳育」の二大政策である。ならば・・・特に「人倫・徳育」を幼少の頃から徹底的に心底から分からせることを教育の隅々まで浸透させ実施してもらいたい。そのことが「母殺し」の防波堤となり、決め手となることを期待する。・・・連動して付記すると、 戦前復帰の回顧的<徳目主義>の弊害を踏襲するのではなく「自然体としての、人間としての<在り方>を教え諭す、ということである」。そのことが殺伐とした日本の現社会を救う<鍵・方途>となることを確信する。(人倫・徳育、徳目主義等は4,5枚の論考で記述しないと舌足らずになるが別項で開陳したいと思う)


ブレーク 横断的政権構想 観相・覗き見?!

2006年09月02日 | Weblog

とうとう本命が登場した。三人衆が出揃った。昨日9月1日に安部官房長官が自民党総裁選に立候補することを表明した。谷垣氏、麻生氏に続いて三人目。各自の「政権構想」は新聞紙上で概略、紹介された。比較検討の恰好の材料となった。・・・

●三氏の・・・<目指す国家像>・・・

△安部氏・・・世界があこがれと尊敬を抱き、子どもたちの世代が自信と誇りを持てる「美しい国」をつくる。

△谷垣氏・・・「家族」「地域」「国民と国家」の絆を再生し、活力と信頼の国家をつくる。

△麻生氏・・・国民が豊かさを実感できる、活力ある高齢化社会を目指す となっている。

○アジア外交  ○経済政策  ○地方再生  ○教育改革、少子化対策  ○憲法改正、集団的自衛権(政策は省略)等々・・・。

三氏の描く<政権構想>が出揃った。アジア外交をどうするか。経済政策は? 地方の再生は? 教育改革、少子化対策は・・・  憲法改正、集団的自衛権?と三氏三様の個性が滲み出た「政権構想」となっている。抽象的で不透明な部分もあるが正式に届けてからの投票日までの期間中の<政策論争>で明確になるものと期待したい。特に「靖国参拝」問題、「日中・日韓」の懸案をどうするのか、国民の眼はそのことに集中している。日米同盟を基軸にアジア(日中、日韓、北の拉致問題等々)外交、経済・資源外交、東アジア共同体・EPA構想、ASEAN、 

――中央アジア、アフリカ、南米・ラテンアメリカ等との<資源外交>―― 

「押しの・攻めの外交」でどうするのか、特に注目したい。・・・

 付記・蛇足:日本のような民主主義国家の利点は国民が<一億総評論家>に成り得ることである。為政者が「民の声に耳を傾ける時世」はその国は健全である。政治家は謙虚に耳を澄まして聴くことである。・・・

 


米の 臨界前核実験 イラン・北朝鮮 反発必至!!

2006年09月01日 | Weblog

世界の耳目を集めている最中に米国は「臨界前核実験」を8月30日(日本時間31日)ネバタ州 地下実験場で行った。半年ぶりである。1,997年以来、通算23回目となった。実験は成功し放射能漏れもないという。イランの ウラン濃縮 を国連安保理で非難し強行姿勢を崩してない矢先に実施した。自己矛盾も最たるものではないのか。大国のエゴ剥き出しの行為と言わざるを得ない。イランの反発は必至である。北朝鮮も座視はしないであろう。世界に示しがつかなくなった。・・・「臨界前核実験」とは、核兵器は製造後、時間が経過するにつれ核物質が変質する。 "臨界前核実験" は核分裂の連鎖反応が続く「臨界状態」に達しない様、少量で実験を行うため通常起こりうる爆風や熱風・閃光を伴う核爆発が発生しない。核兵器の信頼性、保管の安全性を検証するデータを得るのが目的だと弁明している。だとしても国連安保理の決議の是非を問う最中、時期とタイミングからして到底、容認できるものではない。さらに米国は今回の実験が「包括的核実験禁止条約」(CTBT)に抵触しないし禁止対象外である、ともいう。しかし同条約の趣旨からして核兵器の除去と全面的な軍縮を目指す精神に逆行するのは明らかである。米国の外、他国も行っている、ともいう。その根拠と考えられるのが同CTBT(包括的核実験禁止条約)に署名はしているが未批准であり未発効のままだからである。―米国、中国、イスラエル、外10カ国―。未整備の法の網を潜って実験を継続する様では世界の良心に悖る行為だ。即刻、批准して名実ともに実効ある法にすべきである。そのことは平和を願う地球住民に対する「大国の使命」でもある。 {特に世界で初めての被爆国である日本は断じて許してはならない。核兵器廃絶を悲願する世界の良識を踏みにじる行為であるからだ}。 全ての核実験を中止させ、この地球上から核兵器を抹消することこそ<大国の責務>ではないのか。・・・