世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

自己存在の 有意味の自覚こそ 最優先命題!

2006年09月18日 | Weblog

暴力の連鎖! 親殺し! 子殺し!キレる若者!優等生・真面目人間による殺人!中高年の子による認痴症老父母の殺人等々・・・挙げれば限がない。お先真っ暗である。・・・社会システム、市場原理、連動する格差拡大等の 政治のセイ にすることは容易い。他に責任を転嫁することはある種の常套手段ではあるが、一面、真実をも衝いている。その反面、原因の大半は「失われた日本の美風(共同体的コミュニティー)」の「支え合い・お節介の喪失」に起因する面もある。代わって現状はどうかと言うと、戦後60を経た世相を反映しての 生れ落ちた時からの社会システムが出来上がっていてその常識(規範)のルールに規制されて「いい子」を演じさせられた。親・親戚・社会の期待に応える「良い子」を演じたのである。・・・当人の意に反して・・・。感受性の強い青少年の過渡期に鬱積した感情が、ある日、突然、爆発するのである。・・・翻って「公」のルールで縛るのも健全な?社会人・常識人の育成には必要である。かかる公的規制には必要最小限の社会ルールの厳守は当然である。しかし最大の処方箋は当人の「内面を突き動かす内的自覚」を幼少の頃から 親が、社会が、地域が、友人が、人的周辺環境が、「生の意味」とか「生きる価値・目的」などの 内発的動機付け を懇切丁寧に諭し?愛情に支えられた言動で「本人に自覚させること」である。 "自己の存在" が 有意味 を持って 「本人に自覚させること」であり当人も「そう思い込むこと」に尽きる。親から社会から地域から友人から自分は「有用な人間」であり「社会に役立つ人間なのだ!」と、思い込ませることが最優先すべきことである。 「有用で役立つ人間!!」、その尊厳の自覚こそ『全ての始まりであり終わりである!!』。 如何にして 当人に自覚させるかが鍵となる。・・・紙面の都合で割愛するが「自己存在」の "生きる意味" を心底から自覚させることに尽きる。