世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

断!金融庁の貸金業規制見直案に断固反対!!

2006年09月08日 | Weblog

《初心忘るべからず》・・・初心にかえって当初の「趣旨」を省みて再考すべきである。何の為に貸金業規制を見直そうとしたのか。底辺に喘ぐ庶民のささやかな生活を奪い自殺者まで出した。借金苦から必死に逃れようとしたが多重債務のため二進も三進もいかなくなり自殺という手段を選んだ。世界に冠たる経済大国の負の一面を抉り出した。為政者は「憲法25条」の・・・最低限度の生活を営む権利を有する・・・を経験したことがないから机上の空論で貸し手と借り手の双方に目配りして公平の論陣を張ろうと必死の様だが庶民の眼からは空しく映る。貸金業者寄りの措置としか思えない。喘ぐ借り手の真意・心底が聴こえないのか姑息な手段を執ろうとしているとしか思えない。出資法(上限金利29.2%)と利息制限法(上限15~20%)の中間のかの悪名高い「グレーゾーン金利」<利息制限法には違反するが刑罰は科されない>を廃止しー「出資法」の上限金利20%に引き下げる―のが見直しの骨子だったはずだ。貸し金業側に配慮し特例を設けようとして紛糾している。その特例が「50万円以下の28%の特例金利で最長9年」・・・何たる事か!! 金融庁側は「激変緩和措置」 (付則:尤もらしい屁理屈を並び立てて正論らしく論陣を張っている、としか思えないのだが・・・)と言っているが明らかに 貸金業者側寄り の論理である。この「特例措置」が実施されると<歯止めが効かなくなり多重債務者の借金苦を益々、助長する事になる>。跋扈する悪質金融業者の締め出しに「登録制」を考慮することは当然の措置である。債務者の相談機関の設置とカウンセリングの配慮も当然だ。金融庁は底辺に喘ぐ「消費者」の立場で、目線で立法提案してもらいたい。 「特例措置」は認めないことだ!