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米国防計画見直 在日米軍再編 沖縄基地問題(1)

2006年09月12日 | Weblog

QDR(4年ごとの国防計画見直し)を2,006年2月に米国国防省は世界規模で見直す、と発表した。今後の20年間を視野に入れ4視点での課題を挙げた。

1.「テロ・ネットワーク撃破」・・・テロ戦を "長期戦争" と位置づけ、特殊部隊15%を増強。無人飛行隊創設。工作員の情報収集活動。アラビア語、ペルシャ語、中国語の言語・文化の要員を養成。

2.「米国本土防衛」・・・9 11同時テロが米軍再編を加速。 在外米軍6万~7万を本土防衛に再配置。 弾道ミサイル、テロの脅威に備え派兵の機動性を構築。

3.「戦略的岐路にある国への対処」・・・21世紀の国際安全保障環境を決定する国として 中国、インド、ロシア を列挙。インドとは共同軍事演習で接近し戦略的パートナーを構築。 ロシアの軍事的脅威は低いと看做し静観を装う。問題なのは中国への対処。特に東アジアと太平洋への影響力を拡大し戦略兵器への投資で軍拡を増強している。その現状に備え、新たなるサイバー攻撃の脅威に対する戦略として次世代長距離爆撃機を2,018年に配備計画。大西洋の空母を1隻減らし太平洋に配備。太平洋の現状維持に1隻を増強。潜水艦6割を配備して対処。

4.「国防戦略基本計画の今後」・・・冷戦時代の構築を修正し撃破の2面戦略を展開、完勝を目指す。

米国に対する軍事的挑戦として次の4パターン構築。

□破滅型(大量破壊兵器使用)

□変則型(ゲリラ活動)

□混乱型(サイバー活動)

□通常型(伝統的戦力)

※中国は「混乱型」・・・サイバー活動型。 

対抗策は同盟国に重点を置く。日本、韓国、オーストラリア3カ国の「東アジア同盟国」に力点。「不安の弧」(太平洋以西、日本海から地中海に至る)に在る同盟国、友好国との一層の絆を構築。 テロ撃破の対策はイラクの二の舞い(長期テロの現状・現実)を反省、払拭し国民の理解と支持を得る。 新たなる「友好・同盟国」によるパートナーシップの発展を目指す。

以下、次回に続く。・・・


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