大宮での乗り換え

　2015年３月に北陸新幹線・長野－金沢が開通し、東京－金沢が直結した。これにより、東京－金沢は２時間３０分となり、首都圏と北陸地方が近くなった。

　１６年３月には北海道新幹線・新青森－新函館北斗が開業し、東京－新函館北斗が直結する。これにより、大宮駅で新幹線を乗り換えることで、より利用しやすくなる。

　東北－上越・北陸新幹線の利用で、従来にはないルート設定が可能となり、東北地方と北陸地方が近くなった。特に青森や盛岡からは金沢や富山へ行きやすくなった。

　あまり宣伝はなされてはいないものの、大宮乗り換えを利用しない手はない。東京ほど混雑はしないので、スムーズに乗り換えをすることができる。

　現在、北陸地方はかなり脚光を浴び、観光客が激増状態である。東北地方は北陸地方からの誘客にも取り組み、さらなる観光振興に取り組むべきだ。農業は成長産業ではないことを考えると、県外からの集客に頼らざるを得ない。「外貨」を獲得することで、地場を活性化させるという手法である。

　大宮での乗り換えをもっと積極的にＰＲし、さらなる観光入込客数の増加に取り組むべきだ。