秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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高速道路でGSがない区間が増加

2015-10-01 04:29:27 | 日記
 首都高速や名神高速道路の開通後、全国各地に高速道路網が整備され、現在も総延長は拡大している。クルマ社会の到来や高速交通体系の必要性が叫ばれている証である。

 以前よりも高速道路におけるガソリンスタンド数が減少している。経営者の高齢化やエコカーの普及による燃費の改善などが影響し、高速道路におけるガソリンスタンドが減少し、ガソリンスタンドがあるSAからSAまでの距離が長くなる傾向にある。さらに営業時間が20時までというケースもあり、時間帯によっては、200キロの区間において、ガソリンスタンドがない区間がある。

 舞鶴若狭自動車道では160キロ、神戸淡路鳴門自動車道では150キロ、中国自動車道では150キロの区間でガソリンスタンドがない区間がある。高速道路を長距離移動するときにはガソリンスタンドがあるかどうかを調査しておく必要がある。東名高速や東北道など通行量が多い区間ではガソリンスタンドは頻繁にあるものの、過疎化が進んだ区間ではほとんどないということもある。

 高速道路各社はあまりに長い区間でガソリンスタンドがない場合、最低限の営業補償を行いつつ、ガソリンスタンドの配置に取り組むべきだ。そうでないとガス欠をするクルマが増加する可能性が高い。高速道路走行時にはSAでしか給油をすることができないので、最低限のガソリンスタンド整備は必要である。

 高速道路のガソリンスタンドの経営は高速を利用するクルマしか立ち寄らないので、経営的には厳しいだろう。しかし、高速道路は日本の物流を支える社会資本である。このことを考えると高速道路の公共性は高いといえる。

 時間帯割引や曜日割引をもっと積極的に導入し、高速道路の利用促進を図るべきだ。そうすれば高速道路へ交通がシフトし、一般道路の通行量が減少し、渋滞緩和につながる。高速道路の通行量が増加すれば、自ずと高速道のガソリンスタンドの利用台数は増加し、売上は増加することとなる。

 高速道路の利用促進は高速道のガソリンスタンドの利用増にもつながることとなる。