秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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交通事故死者数の減少

2015-10-03 04:56:00 | 日記
 警察庁の調査によると、2014年の全国における交通事故死者数は4,113人であるという。前年よりも260人の減少で、14年連続の減少であるという。過去最悪であった1970年の4分の1以下であるという。

 自動車の保有台数の増加に伴い、死者数も増加傾向を示していたが、いろいろな対策を講じたことで、減少に転じ、14年では4千人台前半となり、このまま順調に推移すれば、3,000人台になることも決して無理ではない。

 交通もそうだが、警察署がきちんと仕事をしていることが大きい。道路交通を把握し、事故防止に努めつつ、違反者を取り締まる。当たり前のことではあるが、意外に報道はされてはいない。

 飲酒運転の罰則強化も大きい。飲酒死亡事故が発生した後、道路関連法を改正し、飲酒運転を厳罰化した。きちんと時代背景を理解している。

 インフラ整備では道路の整備が進んだことも大きい。歩道の確保や道路拡幅、バイパス道路や高速道路の延伸などで歩車を分離する道路が増加した。これは以前よりも安心して歩くことができる環境が向上した。歩行者の安全はいつの時代であっても重要である。

 狭い道路だとどうしても危険性が高まる。歩行者が安心して歩きにくく、クルマのすれ違いも難しくなる。道路拡幅は安全度を増す。バイパス道路の整備や高速道路の延伸も歩行者を守ることにつながっている。

 2000年以降、あまり気付きにくいことではあるが、運転者のモラルが向上しているとみられる。暴走や無謀運転、注意力散漫や運転操作の誤りなど危険運転につながる行為が減少しているとみられる。正確な統計がないので、詳細は不明ではあるが、影響しているとみられる。

 警察、行政、自動車学校、運転者が一丸となって、交通事故撲滅に取り組んでいくべきだ。