秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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新函館北斗駅周辺の整備は進むかどうか

2015-10-10 04:44:52 | 日記
 2016年3月26日に北海道新幹線・新青森-新函館北斗が開業する。これにより、新函館北斗-東京が新幹線で直結し、10往復が運行されることとなる。

 新函館北斗駅は北斗市にあり、JR函館駅から18キロの位置にある。函館市の市街地からは遠いことから、2次交通の充実が求められる。

 新函館北斗駅周辺はどのようになるのであろうか。新幹線開業に合わせて、駅舎は既に完成しているが、駅周辺は必ずしも整備が進んでいるとはいえない。駐車場やレンタカー会社は整備される予定であるが、他の動きはあまりない。

 新函館北斗には終着駅であることから、すべての新幹線が停車する。函館-札幌の特急「スーパー北斗」「北斗」も全列車停車する。新函館北斗-函館には新幹線リレー号である「はこだてライナー」が運行されることとなり、すべての新幹線に接続する。さらに新函館北斗駅-函館駅などの函館市中心部を結ぶ路線バスが運行されることとなる。このほど従来の路線バスの他にタクシー会社も参入を発表した。

 タクシー会社の路線バス参入は良いことではあるが、路線バスをきちんと運行できる体制を整備し、継続的な運行が求められる。短期間で撤退となると、マイナスイメージとなる。

 3月以降、新函館北斗駅周辺には人が集まることは確実である。北海道新幹線の開業は100年に一度の出来事である。函館、道南地方の集客力は確実に上がることとなる。