独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は18日、大規模災害で孤立した地域との間の通信を、小型の無人飛行機を活用することで確保する無線中継システムを開発したと発表した。
NICTでは、米エアロバイロンメント製の小型無人飛行機「Puma-AE」を導入し、これに搭載する無線中継装置と地上に設置して用いる簡易型の地上局装置とで構成される「小型の無人飛行機を活用した無線中継システム」を開発した。
システムは、孤立地域に簡易な地上局を設置し、小型無人飛行機によりその地上局周辺に無線LANによる通信サービスを提供するもの。地上局装置は三脚などを利用した軽量かつ簡易なもので、手軽に持ち運びが可能。また、小型無人飛行機は滑走路がなくても飛行させられるため、ネットワークを迅速かつ簡便に構築できるとしている。
詳しい情報はこちら。
NICT、災害時に向けた無人飛行機活用の無線中継システムを開発 -INTERNET Watch
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