NTTドコモは、地面に埋設するような形で設置できるマンホール型基地局を開発した。半径90m程度の小さなエリアをカバーするもので、景観を守る地域や、遊園地などでの設置が想定されている。既に札幌で検証がスタートしており、今夏には沖縄、今秋には東京渋谷で実験が進められる。
マンホール型基地局は、地面に穴を掘ってアンテナ装置を設置、上から蓋をして一見するとマンホールのような形になる小型基地局。設置用の穴は下水道など既存のものは用いず、この基地局のためだけに掘る。また一般的なマンホールの蓋は鉄製で、耐荷重が最大25tとのことだが、今回は同じ耐荷重を実現しつつ材質にFRPを採用して電波が外へ届くようにしている。
マンホールの真上に人が立っても、電波の強さは電波法令に従った形になる。アンテナ部分は深さ10cm程度のところにあり、穴には基地局装置を設置することもあれば、外部にある基地局装置から繋いだりする。バックボーン回線である光回線や電源となるケーブルも埋設される。
ドコモ、マンホール型基地局を開発 - ケータイ Watch
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