光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

105Gビット/秒のテラヘルツ送信機を共同開発

2017年02月14日 | 新現象・新技術

 広島大学と情報通信研究機構(NICT)、パナソニックは2017年2月、シリコンCMOS集積回路を用いた「テラヘルツ送信機」を共同開発したと発表した。300GHz帯単一チャンネルの伝送速度として105Gビット/秒を実現している。光ファイバーに匹敵する高速無線通信を可能にする技術である。

 3者による研究グループは、300GHz帯で直交振幅変調(QAM)を用いることにより、CMOS無線送信器の通信速度が大幅に向上することを実証し、前回の「ISSCC 2016」でその研究成果を発表した。そして今回は、チャンネルあたりの通信速度を、これまでの6倍に高める技術を新たに開発した。これによって、290GHz~315GHzの周波数帯域で、1チャンネルあたり100Gビット/秒を上回る通信速度を達成することができた。

詳しい情報はこちら。
105Gビット/秒のテラヘルツ送信機を共同開発 - EE Times Japan
http://eetimes.jp/ee/articles/1702/08/news045.html


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