光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

マイクロソフトが手軽なビデオ通話向けに「Meet Now」機能を追加--「Zoom」対「Skype」の行方は

2020年04月15日 | 新サービス

  多くの人がこれまで頼りにしていたビデオ会議ツールは、ユーザー数が過去1カ月に爆発的に増加した「Zoom」である。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大でソーシャルディスタンスを強いられていることから、Microsoftの「Skype」の利用も急増している。
 The Vergeによると、Skypeは最近追加した新機能「Meet Now」を、「登録やダウンロードなしに大切な人と#Skypeでつながることができる、シンプルで手軽な方法」としてTwitterで宣伝している。
MicrosoftはMeet Nowを12月に導入済みだったが、新型コロナウイルスのパンデミックのさなか、この新機能の宣伝に乗り出した。

 SkypeのMeet Nowは、ホストによるアカウント開設やクライアントのダウンロードが不要という点で、Zoomとは異なる。ユーザーは、クリックして作成したビデオ通話用のリンクを電子メールで参加者に送り、「Microsoft Edge」もしくは「Google Chrome」でチャットできる。
 一方Zoomは、ビデオチャット、ビデオ会議、オンライン授業などの用途でユーザーが急増したことから浮上している、セキュリティーとプライバシーの課題に対処中だ。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
ZDnetのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5G以降の通信でテラビット光ワイヤレスを実証

2020年03月24日 | 新サービス

 ゼプラ研究所(Zepler Institute for Photonics and Nanoelectronics)の専門家を含む共同研究は、ファイバ・ワイヤレス・ファイバシステムでテラビット(Tbps)伝送を実証した。

その成果は、VRヘッドセットなどのアプリケーションで、5G以降に必要となる超高速光ワイヤレスリンクの実現可能性を示している。

オクスフォード大学工学科学とゼプラ研究所の研究チームは、研究成果をOFC2020で発表した。

スペクトルの新たな領域とこれらの領域を使うことができる技術は、ワイヤレス通信の継続的進歩にとって極めて重要になる。光ワイヤレスは、膨大なスペクトル領域を利用できるようにし、新製品と最近合意された新スタンダードにより、これは商業的関心の急成長領域である。

テラビット(Tbps)光ワイヤレス通信には、光の変調と検出、この規模のデータフローをルーティングできるアーキテクチャに関して複数の課題がある。
オクスフォードとサウサンプトンの研究者は、ワイヤレスに「ファイバからの光」を使うことでこの課題を解決しようとしている。この光は、高精度トラッキングシステムによりコリメートでき、トランスミッタからレシーバまで誘導できるナローパラレルビームを形成する。レシーバベースのステアリングシステムは、次に光をファイバに結合する。ここで、ファイバベースのトランシーバを使って入力データストリームが検出可能になる。

サウサンプトンのオプトエレクトロニクスリサーチセンタのPeriklis Petropoulos教授は、「この研究によりわれわれは、ターミナル間で目標としていた1Tbps信号を運ぶレーザビームを用意した。このデータ転送レートは、従来のワイヤレス技術を利用して現在可能になっているものを遙かに凌駕する。
 これらの結果は指向性があり、不断の見通し線を必要とするが、市場には実際のアプリケーション、当面のアプリケーションがある。例えば、データセンタでは、これは途方もない性能アップグレードになる。コンピュータラックは、相互に高速通信する必要があるからだ」とコメントしている。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
LFWJのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界初、モード多重光信号の太平洋横断級長距離伝送実験に成功【NTT】

2020年03月11日 | 新サービス

 NTTは3月9日、光ファイバを伝搬する複数の空間モードを利用した、世界初の太平洋横断級長距離光伝送実験に成功したと発表した。

 近年、次世代光通信システムを実現する基盤技術として、空間分割多重技術の研究開発が進められている。その有望な一形態であるモード多重光伝送技術では、光ファイバ内の複数の空間モードに信号を多重して送ることができるため多重度の分だけ伝送容量の向上が期待できる。その一方、長距離伝送時には距離に応じて増加する信号波形の歪みが顕在化し、モード多重光伝送の長距離化を実現する上でボトルネックとなっていた。
 NTTは今回、上記課題を解決しモード多重光信号の大幅な長距離伝送を可能にする伝送技術(巡回モード群置換)を新たに研究開発した。同技術の適用により、既存のファイバの伝送容量を最大6倍に拡大可能な大容量長距離光通信システムの実現可能性を示すとともに、多重度を柔軟に制御することで、9000kmを超える太平洋横断級の長距離伝送が可能であることを、世界に先駆けて実証した。今後、同技術の応用検討を進めると同時に、関連技術分野と連携し、NTTが提唱するIOWN構想を支える大容量光伝送基盤の実現に貢献していくという。
 今回の成果は、OFC2020において、伝送部門の平均スコアが最も高かったトップスコア論文として採択され3月12日(現地時間)に発表される。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
OPTCOMのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5GおよびBeyond5G時代の通信データ大容量化に向けて10Gbpsの屋外無線伝送実験に成功【NEC】

2020年03月05日 | 新サービス

 NECは3月4日、5GおよびBeyond5G時代の無線通信データの大容量化に向けて、D帯(130~174.8GHz)に対応したRF IC(周波数変換器)と、同デバイスを実装した屋外無線装置を開発し、10Gbpsの屋外無線伝送実験に成功したと発表した。NECは「今後、本技術を超小型マイクロ波通信システム“パソリンク”に適用し、5GおよびBeyond5Gの商用利用において大容量化が求められるモバイルバックホール、フロントホール回線での利用を目指す」としている。
 また、今回の研究開発は、総務省委託研究「ミリ波帯における大容量伝送を実現するOAM モード多重伝送技術の研究開発」により実施されたものだという。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
OPTCOMのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」を4月より提供開始【NTT東西】

2020年02月26日 | 新サービス

  NTT東日本および、NTT西日本は2月18日、これまでの光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、通信速度が上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」(FTTHアクセスサービス)を4月1日より提供を開始すると発表した。
 昨今、高精細4K・8K映像といった映像コンテンツの高品質化、オンラインゲームやxR(VR,AR,MR)技術を用いた新たな体験の広がり等により、ユーザが大容量データ通信を必要とするサービスをご利用される機会が増加している。また、2020年度からモバイル事業者による第5世代通信(5G)が本格提供されることにより、モバイル通信の高速化が見込まれることに加え、Wi-Fi6の登場による家庭内無線LAN環境についても高速化が見込まれるため、固定通信における通信速度の高速化の要望が増々高まる状況となっている。このような、ユーザからの高速・大容量通信のご要望にお応えすべく、これまでの通信速度最大概ね1Gbpsサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、新たな高速光アクセスサービスとして「フレッツ 光クロス」を提供する。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
NTT東日本・OPTCOMのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーニング、QualcommTechnologiesの5G専門知識を用いた5Gミリ波屋内ネットワークシステムを発表

2020年02月26日 | 新サービス


 コーニングは2月20日(ニューヨーク州)、Qualcommの子会社であるQualcomm Technologiesと協力して、企業・公共施設向け5Gミリ波(mmWave)インフラシステムの開発に取り組んでいることを発表した。(抄訳は2月26日発表)
 この5Gシステムは、Qualcomm Technologiesの5G・ミリ波技術におけるリーダーシップと、業界実績のあるコーニングのスモールセルに関する専門知識を組み合わせることで、費用を抑えつつ設置しやすい屋内5G対応ネットワークを提供できるように設計されている。

 コーニングのシステムは、オフィス、大学キャンパス、病院、ホテル、ショッピングセンターなどを含む屋内施設において、ミリ波周波数帯での5G NRを提供できる初めてのシステムとなる。この5Gシステムは、コーニングの仮想化RANアーキテクチャを活用することで、設置されたミリ波スモールセルを管理する。
 Qualcomm FSM100xx 5G RANプラットフォームを活用することにより、コーニングは、小型で強力かつ省電力に設計されたミリ波設備を、拡張性を維持しながら、経済的に屋内に設置することが可能な、最先端のミリ波技術を手に入れた。
 コーニングは、Qualcommとの協力関係を通じて、同時ビームフォーミングや高度スケジューリングといった屋内環境に特有な要求をサポートするのに必要な新たな機能が実装できるようになると考えている。
 モバイルオペレーターは、Qualcomm FSM99xx 4G RANプラットフォームをコーニングのLTEエンタープライズRANシステムと組み合わせることで、迅速に5G-NSAサービスを設置できるようになる。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
OPTCOMのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俯瞰映像合成技術と 5G を活用した監視カメラサービスの 実用化に向けた技術検証の連携協定締結【三菱電機、ドコモ】

2020年01月25日 | 新サービス

 三菱電機と株式会社 NTT ドコモ(以下、ドコモ)は1月20日、安心・安全な社会 の実現に向けて、三菱電機の俯瞰映像合成技術「Fairyview(フェアリービュー)」と、ドコモの5Gを活用した、新たな監視カメラサービスの実用化に向けた技術検証を行うため、連携協定を締結したと発表した。1月23日より、ドコモ 5G オープンラボ Yotsuya で実証実験を開始するという。
三菱電機とドコモは、三菱電機の Fairyview と、短時間で大容量のデータ通信が可能となる 「高速・大容量」、無線区間の遅れを少なくした「低遅延」、多くの端末が同時に接続可能な「多接続」 を特徴とするドコモの5G を組み合わせることで、リアルタイムで広範囲な俯瞰映像の生成を実現し、新たな監視カメラサービスの実用化をめざす。広域エリアの監視業務を効率化することにより、 警備業界の課題を解決し、安心・安全な社会の実現をめざすという。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
OPTCOMのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ、街を作る。東富士に2千人のCASE実証都市「Woven City」

2020年01月10日 | 新サービス

 トヨタは、東富士に実証都市「Woven City」を設置する。2021年初頭より着工し、企業や研究者に幅広く参画を呼びかけ、CASE、AI、パーソナルモビリティ、ロボット等の実証を実施する。

2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本 東富士工場(静岡県裾野市)の跡地を活用するもので、デンマークの著名な建築家ビャルケ・インゲルス氏が街の設計を担当。将来的に約70.8万m2の範囲において街づくりを進める。初期は、トヨタの従業員や家族、プロジェクトの関係者など、2,000名程度の住民が暮らし、人々が生活を送るリアルな環境で、自動運転やMaaS、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム、AI技術などを導入・検証していく。



さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
Impressのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「住宅に100年に一度の変化」。トヨタとパナソニックが目指す“新しい街”

2020年01月09日 | 新サービス

 パナソニックとトヨタ自動車は、街づくり事業に関する合弁会社を、2020年1月7日に設立する。新会社の名称は「プライムライフテクノロジーズ」で、トヨタグループとパナソニックグループの住宅事業を統合する。

資本金は未定だが、トヨタ自動車とパナソニックが対等の持分とする。三井物産も出資する予定だという。社長には、パナソニックの北野亮専務執行役員が就任することになる。
新会社では、トヨタホーム、ミサワホーム、パナソニックホームズ、パナソニック建設エンジニアリング、松村組の5社の住宅事業を統合。これにより、戸建住宅供給戸数約17,000戸を誇る国内住宅業界でトップクラスの企業が誕生することになる。

両社では、パナソニックのくらしに対する知見やデジタルテクノロジーと、トヨタ自動車のモビリティに対する知見を活用しながら、より魅力ある街づくりの実現に取り組むとしている。



さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
Impressのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グーグル対IBM「量子コンピューター対決」の行方は?2020年の競争を大胆予測

2020年01月08日 | 新サービス

 米グーグルは特定の計算においてスーパーコンピューター(スパコン)をしのぐ性能を示した量子プロセッサー「Sycamore(シカモア)」を2020年に企業が本格利用できるようにする計画だ。業界ごとに1~2社を選んで共同研究を始める。さらに2020年末から2021年にかけて、利用企業は増えると予測する。

 加えて2020年中ごろにはメーカー3~4社の量子コンピューターをネット経由で手軽に使える環境が整う計画だ。化学メーカーを筆頭に自動車、航空機、金融などのトップ企業が用途の開拓を進め、2023年ごろにはビジネスでの本番運用が始まるだろう。

IBMは15システムを稼働中
グーグルの話題が多い領域だが、実は現時点で量子コンピューティングの世界最大とも言えるエコシステムを構築しているのは米IBMだ。90以上の企業・団体が同社の量子コンピューターを遠隔から使っている。

 日本でも化学メーカーではJSRや三菱ケミカル、自動車関連では本田技術研究所、金融業ではみずほフィナンシャルグループや三菱UFJ銀行などが試用している。IBMは5量子ビット機から53量子ビット機まで15種類のシステムをIBM内で稼働させ、企業にネット経由で貸し出している。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
日経XTECHのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NTT東が10ギガのフレッツ光、ドコモなども同時期の提供が濃厚か

2020年01月08日 | 新サービス

 NTT東日本は光回線サービス「フレッツ光」において、最大通信速度が10ギガビット/秒のメニューを追加する。井上福造社長が2020年1月6日までに日経 xTECHのインタビューに応じ、明らかにした。2020年4月から東京都23区の一部で提供を始め、エリアは順次拡大していく。

 10ギガビット/秒のメニューは光回線の卸提供サービス「光コラボレーションモデル」向けにも展開する。同モデルを活用するNTTドコモやソフトバンクなどの光回線サービスでも同時期に10ギガビット/秒のメニューが提供されることになりそうだ。

 10ギガビット/秒と高速な光回線サービスはソニーネットワークコミュニケーションズが2015年6月に「NURO 光 10G」、KDDI(au)が2018年3月に「auひかり ホーム10ギガ」、オプテージが2019年4月に「eo光ネット 10ギガコース」の名称でそれぞれ投入済み。

 各社とも6000円前後の月額料金となっており、現在主流の1ギガビット/秒のメニューに比べて1000円程度高い。NTT東日本は提供料金をこれから詰めるが、競合他社と同程度の上乗せが濃厚とみられる。

 最近は映像配信サービスの利用が広がり、今後も4Kや8Kの高精細映像でトラフィックのさらなる増加が見込まれる。NTT東日本はスカパーJSATと組んで4K・8K放送を光回線経由で受信できるサービスも展開しており、東京オリンピック・パラリンピックの開催で高速回線の需要は高まるとみている。

 一方、2020年春には5G(第5世代移動通信システム)の商用化を控える。携帯大手が5Gで使い放題のメニューを投入すれば光回線の需要を奪われる恐れがあるが、その携帯大手からも「トラフィックのオフロード用に1ギガビット/秒超のメニューを提供してほしいとのニーズが強い」(NTT東日本の井上社長)。法人ユーザーを含め、一定の需要が見込めると判断して導入を決めた。

 10ギガビット/秒のメニューはNTT西日本も同時期に投入する見通し。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
日経XTECHのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の学術研究を支える超高速ネットワークSINETを東京-大阪間で400Gbpsにスピードアップ

2019年12月17日 | 新サービス

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、学術情報ネットワーク「SINET5(*1)」の東京-大阪間に、世界最高水準の長距離400Gbps回線を構築しました。これは、現在運用しているSINET5で全都道府県を結んでいる100Gbps回線の4倍の通信容量となる大容量回線で、12月9日から運用を開始します。
この400Gbps回線は、大学・研究機関等が集中する関東エリアと関西エリア間でのデータ通信需要増が通信容量を圧迫している状況を解決するため、関東エリアと関西エリア間の通信容量増強を目的に構築しました。これによって、大容量のデータ通信による回線占有などの懸念がなくなり安定した通信が確保されるだけでなく、大学間連携や大型研究プロジェクトなどのさらなるデータ増や新規の超大容量データ転送にも対応可能な基盤が整うことになります。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
NIIのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国内初、ケーブルテレビを活用したオンライン診療の実証実験を福岡と東京で開始【J:COM】

2019年08月27日 | 新サービス


 ジュピターテレコム(以下、J:COM)は、2019年9月より、家庭のテレビを活用した遠隔医療の実証実験を福岡市、東京都足立区、葛飾区、練馬区で実施すると発表した。
 J:COMが開発し患者に提供する遠隔医療システムと、オンライン診療サービス事業者であるインテグリティ・ヘルスケアとMICINが医療機関に提供するシステムを連携させ、テレビ画面での高齢者向け遠隔医療の有用性を検証する。今回のような、ケーブルテレビのインフラを使用し、患者の家庭のテレビ画面でオンライン診療を検証する実証実験は、国内で初めての取り組みとなる。
 J:COMは「約551万世帯が加入するケーブルテレビのインフラを活用して、オンライン診療や健康相談、バイタルデータ管理などを含む総合ヘルスケアサービスの提供を検討し、2021年度の商用化を目指す。将来、J:COM 71局の地域拠点において、スタッフがシステム導入やご利用のサポートを行うことにより、高血圧や糖尿病などの慢性疾患を抱える患者様が、ご家庭でICT機器を使用して健康を管理し、医療機関や薬局へ簡単にアクセスできる仕組みを構築していく予定だ」としている。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
OPTCOMのニュース
光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする