新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

年末年始の部屋のやりくり

2021-12-20 23:25:26 | 経営

12月も下旬になり、今年も残り僅かになってきました。雪国秋田では正月のカウントダウンよりも根雪がいつ始まるかのカウントダウンの時期とも云えます。

当YHでは長期滞在でビジネスの方が滞在中ですが、そろそろ帰る時期が近づいてきて、ウキウキ感も感じられます。ただ本日、1名が年明け1月の中旬まで延長が決まったとの話を頂きました。9月中旬から連続営業が続き、ビジネスの方と同様、こちらも年越しのお客様が落ち着けば、少し休めるかと思っていましたが、長期冬眠期が先送りにはなってしまいますが、経営的には非常に喜ばしいことです。

年末年始には自宅に一旦戻られるとのことですので、年越しのお客様に部屋を提供することに問題はありません。既に12/31、1/1につきましては満室となっています。もう一名のいつものビジネスの方が、年末に帰れるかどうかが確定しておらず、その分の部屋は空けててありますので、帰れることが決まった段階で、一部屋空きができることになります。

昨年3月以降、新型コロナ感染拡大防止のため、個室利用を原則としているため、どうしても数が限られてしまいますが、ご理解頂ければと思います。

のち


賑わいから一転、静かに

2021-12-19 23:19:50 | 経営

一昨日から大雪になると大騒ぎのマスコミで水上や新潟辺りは大雪のよう。こちら大曲は筋状の雪雲の間に入ったようで、一昨日夜から今朝までに積雪は10cmほどで済みました。それでも、今朝4時頃と、6時頃と2度、今季初めての除雪車の出動があり、道路は綺麗になりました。

昨晩宿泊の小学生の団体さんは、朝食後、いつも通り7時過ぎには出発となり、賑やかだったYHも一気に静けさが訪れました。

残ったのは大量の皿洗いと大掃除、布団の移動など。暖かい時期で一般のお客様が続く時期だと、タイムリミットがありますが、今晩はビジネスのお客様だけですので、安心してのんびりとそうした作業を行うことが出来ます。


今年一番の賑わいに

2021-12-18 23:16:50 | 経営

今日は秋田県北の小学生のスポ少チームが団体でご利用頂き、新型コロナが始まった去年2月以降で、一番お客様の多い日になり、賑やかなYHでうれしくなってしまいました。一方、たまたまご利用がかち合ってお断りしてしまったお客様、申し訳ありませんでした。

未明から予報通り雪になり、夜には積雪20cm。それでも今まで何度か降りましたが、その度にとけたため、積雪はゼロからのスタートで、到着時間も大きく狂うことなく、事故もなかったようで、ホッとしました。

夕食の提供はなく、風呂も体育会系のノリで一気に終わり、後は寝るだけの子供たちですが、合宿状態での泊りが久しぶりなのか、なかなか寝付けないようで、夜遅くまでバタバタと足音が聞こえていましたが、ビジネスのお客様は、運よく(気を使って?)今日は遅い時間まで誰もいないため、迷惑をかけることなく済んだようです。


明日は大丈夫?

2021-12-17 23:15:04 | 経営

昨日からの雨は今日一日降り続き、午後からは風も強くなってきました。JRでは既に夕方から沿岸部の路線の一部で運休となり、明日にはこの雨も雪に変わり、大雪が予想されるとの予報になっています。

明日は、一昨年ご利用頂いた県北の小学生のスポ少チームが2年ぶりに来られる予定になっているため、昨日あたりから少しずつ受け売れ準備を進めてきました。新型コロナの懸念が残っていますが、秋田県内ではこのところの感染者数も非常に少なく、直近では10日連続ゼロとなっています。移動は数台の車とのことで、宿で感染するならその前に車の中でアウトだろうという考えもあり、今回は人数制限をお願いしましたので、一部の方は別な施設に泊まられるとのこと。

秋田県民で雪道に慣れているだろうとは思いますが、沿岸部から来られるため、内陸の雪道は勝手が違うかもとか、地吹雪になり渋滞にハマらないだろうかとか、心配事は尽きませんが、夕食の提供は今回お断りしたので、何時でも到着さえしてくれればと、祈るような気持ちになります。


あとの2つは?

2021-12-16 23:03:35 | 季節

岸田首相政権になる時に、支援金を3つ約束しました。マスコミではそのうち子供を対象とした10万円を目の敵に取り扱い、ようやく決着がついた感じです。それ以外の2つの支援金に関しては、ほとんどマスコミには取り上げられず、どうなるのかさえ見えてきません。

1つは生活困窮者に10万円。これは住民税非課税世帯が対象と云うことなので、坦々と事務手続きが進められるのでしょう。

もう1つが中小事業者向けの50万円(規模に応じて最大250蔓延)。これは4月以降月次支援金として行われていましたが、緊急事態宣言が解除になった10月で打ち止めになったものの、11月以降も続けると云うもので、今までは月後に結果で申請となっていましたが、今回の目玉は3月までの5か月分を前倒しで出そうという、太っ腹なもの?!

子供向けは年内支給が急がれるとして、話が進んでいましたが、むしろ年内支給が急がれるのは中小事業者向けではないかと思います。これがあれば、もう少し楽に年が越せると考えている事業者は多いはず。でもどの月の売上減を対象とするのかとか、具体策はほとんど聞こえて来ず、この時期になっては年内支給はまず不可能。声を聞くのが自慢と言い切った首相には届かない声です。

 


続ける努力を

2021-12-15 23:01:59 | 経営

先日の地方紙の記事で、県北のバス会社が秋田-大館間の高速バスの運行を開始半年足らずで取りやめるとありました。6月に新規路線として開設されたものの、事前の想定を大きく下回る利用者低迷のため、とのことですが、どういう想定を立てたものなのでしょう。

概してこうした新規事業の場合、甘い想定が多く、後で話と違うと云うことがよくあるようです。新型コロナなどの危機管理では、想定は最悪線でということが云われてきましたが、こうした事業計画も最悪を見込んで立てるべきだと思っています。

高速道路の延伸に伴い、新たなバス路線を開設する勇気には拍手を送りたいです。秋田県内ではただ新規事業は、利用者に認知され、新たな需要を喚起するまで少し時間がかかります。その間、出るだろう損失をどう補うかまでが事業計画?そもそもビジネスや観光目的で秋田と大館をバスで行き来する人がどれだけいるのだろうかという疑問もありますが。少なくとも3年は続けないと認知されないし、利用してみようと云う気にならないのではと、他人事だから勝手なことを考えてしまいます。

当YHは開所16年目。少しは認知度があるようになったかなとも考えますが、ユースホステル自体が既に認知されない時代になってきており、また県内で宣伝をしたこともありませんので、秋田県唯一のYHですが、県内での認知度はまだ低いままという悲しい現実です。


余裕があればこそ

2021-12-13 23:00:31 | 経営

先週ご利用頂いたビジネスのチームは、先週土曜で仕事が終わるとの話でしたが、出発時に、もしかしたら延長があるかもとのことで、必要があれば素泊まりで本日連絡はするけど、夕方になるとのことだったので、一応受け入れ態勢を整えておきました。

お客様にはラッキーなことで仕事の延長はなかったようで、夜までに連絡はありませんでした。当YHにとっては空振り状態。夏休みなどの繁忙期で部屋が足りない状態だったり、今まで来られたことのない方ならキャンセル料の請求も考えますが、今回は先週利用頂いたし、事前にこうなる可能性が高いとも云われていましたので、食材などの実被害があるわけでもないし、お客様の仕事が早く終わってよかった、と楽観的に考えましょう。また用意していなくて、突然来られてアタフタするよりはマシです。

これからの季節、当日飛び込みで一番苦労するのが駐車場の確保です。車で来られる方は、事前に計画が決まっているなら、出来るだけ前日までにご連絡ください。

時々


昨年と同じような雪?

2021-12-12 23:58:23 | 季節

今週は月曜日に雪が降ったものの、その後は予報通りに暖かく、最高気温で10℃を越える日もあり、周辺では雪もほとんどその姿を消した感じです。それでも予報では週明けから寒くなり、週後半にはまとまった雪があるとのこと。

去年(2020)も12月前半はまったく雪がなかったものの、14日から降り始め、18日は100cmを越えると云う急激な降雪でアタフタしました。昨年も赤道近くでラニーニャ現象が発生し、海水温が高い状態が続くため、日本海で水蒸気が多く発生し、それが大雪をもたらすという構造は、今年も見られるため、これから12月後半、どの程度の雪になるか、少し心配です。

それでも今年は屋根の修理を行ったことで、壊れることを心配する必要はなさそうですし、玄関の風除室の新設、玄関脇の消雪パイプの増設など、設備面での改修を行ったので、少しは楽が出来るかと思っています。


いぶりがっこが作れなくなる?

2021-12-11 23:56:03 | 食文化

先日の秋田の新聞で「いぶりがっこが作れなくなる」というショッキングな記事が出ていました。いぶりがっこは秋田を代表する保存食、漬物(がっこ)で、一度燻製(いぶった)した大根や人参を米糠や塩・ザラメなどで漬けこんだもの。

これは2018年6月の食品衛生法改正で、「漬物を製造・販売する場合は衛生管理徹底のために製造専用の水道設備など新たな施設整備が求められ、保健所での審査を受けて営業許可を得なければならない」となったため。多くのいぶりがっこ生産者は個人が自宅の台所や作業小屋などで作ったもので、元々は自家用で、これを直売所などで販売していたものが大半。

秋田・岩手県以外の東北4県は既に届け出制や許可制が導入されているが、秋田県でも対応が迫られているようで、法改正での猶予期間は2024年5月とのこと。いぶりがっこは当YHでは作っていませんが、ハタハタ鮨にも同様のことが云えそうな感じで、当YHでも今後どうするか考える必要がありそうです。

一時


煙突工事とネギの収納

2021-12-09 23:22:00 | 畑・工作

本日、ガス屋さんが来てくれて、先日依頼していたストーブの煙突工事を行いました。当初の依頼は、ストーブの煙突がストーブの裏から外に出ているのですが、その高さが地面から1m弱で冬になると雪に埋もれる場所で、昨年の大雪では煙突が折れて、壁板も割れていた(春に修理済み)ので、いっそのことなら食堂などのように2m近く高い場所に移してもらおうと云うもの。

これが終われば、冬に雪で埋もれても、ストーブがちゃんと動くことになるはずですので、お客様に寒い中で部屋の変更をお願いすることもなくなると思います。

工事の間、外出するわけにもいきませんでしたので、納屋に先月末に収穫して乾燥させるために並べて置いた保存用ネギを新聞紙で包んで、米袋に入れて立てて保存する作業を行いました。ここ数年は、包む作業をサボり、並べたまま報じ状態で、特に去年は、3月に何者か(タヌキ?ネズミ?)によってすべて持ち去られたので、今年はしっかり包んで保存しました。