新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

いぶりがっこが作れなくなる?

2021-12-11 23:56:03 | 食文化

先日の秋田の新聞で「いぶりがっこが作れなくなる」というショッキングな記事が出ていました。いぶりがっこは秋田を代表する保存食、漬物(がっこ)で、一度燻製(いぶった)した大根や人参を米糠や塩・ザラメなどで漬けこんだもの。

これは2018年6月の食品衛生法改正で、「漬物を製造・販売する場合は衛生管理徹底のために製造専用の水道設備など新たな施設整備が求められ、保健所での審査を受けて営業許可を得なければならない」となったため。多くのいぶりがっこ生産者は個人が自宅の台所や作業小屋などで作ったもので、元々は自家用で、これを直売所などで販売していたものが大半。

秋田・岩手県以外の東北4県は既に届け出制や許可制が導入されているが、秋田県でも対応が迫られているようで、法改正での猶予期間は2024年5月とのこと。いぶりがっこは当YHでは作っていませんが、ハタハタ鮨にも同様のことが云えそうな感じで、当YHでも今後どうするか考える必要がありそうです。

一時

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする