期間 2020年４月10日（金）～当分の間（当面の目途として、５月中旬頃まで）
現状の新型コロナ流行に鑑み、やむを得ず、4/10より当分の間、臨時休館とさせて頂きます。秋田県や大仙市から、緊急広報の形で注意喚起が出ていますが、それよりも、ユースホステルとお客様を守るために休館という形を取らせて頂きます。リピーターの方も、初めての方も今回の措置は同様です。すでにご予約頂いている方には、個別にご連絡させて頂きます。
再開の時期については、当面の目途としては５月中旬を考えていますが、状況によっては前後する可能性があります。その先の予約に関しましては、再開後にご連絡頂けると、お互いのためになるかと思いますので、ご配慮のほど、よろしくお願いします。予約相談、観光相談などは、随時電話にて承ります。
一時
のち
新型コロナで外出自粛が出て以降、電話もほとんど鳴らなくなりました。畑作業をやろうにも、天候不順で作業が出来ず、時間が少し出来そうです。当分の間、お客様を期待できる状態ではありませんが、それを悲観視ばかりしてもいられません。いつになるかわかりませんが、回復した時には、より秋田を楽しんで頂けるように、次の一手を準備しておく必要がありそうです。
昨年秋に着手した鉱山のお勉強はお陰様で捗り、内陸が終わり、南から北上中で、秋田市付近の油田をお勉強中です。終われば、山形県もと思っていましたが、今の状態では図書館が使用不能状態ですので、資料が手に入らず、他のことをやる必要がありそうです。次はマニアックですが、もう少し興味を持ってもらえることを、と考えています。暖かい時期に時間があると云うのも珍しいことになるので、普段できない大掃除なども考えています。
一時のち
本日政府による緊急事態宣言。感染者が少ない秋田県でも大型ホテルの幾つかが休館を決めたとか、県北のバス会社が社員の大半を一時帰休、高速バスは東京方面が全面運休などと、厳しい話ばかりです。
一応、昨日秋田県でもにかほ市の勢至公園で桜の開花が発表されて、桜前線が秋田県にも到達しているのですが、さすがに今回は新型コロナにかき消されてしまいました。（写真は当YHの桜のつぼみ）
秋田県はまだまだ感染率が低いようですが、この先どこまでこんな状態が続くのかです。これからの５月連休は、すっぽり緊急事態宣言の範囲に入りましたので、期待できる状況ではありません。次の終末にある花火はまだ知名度が低く、集客も厳しいし、そもそも開催できるかもかなり不透明。先日大仙市長が記者会見でポロっと、夏の花火もどうなるかと、つぶやいてしまい、こちらも黄色信号のようです。
このため例年5月後半に８月の大曲の花火の日の予約の受付を開始していましたが、今年は現在、検討中です。
一時
今朝、秋田のお世話になった方からお電話を頂きました。秋田にある国際教養大学（以下、教養大）が新学期から休校で、ネット授業を行うことになり、そのため学生寮が閉鎖になるとこと。
教養大は校内では英語のみ使用で、留学が必須、外国人学生も多く、秋田にありながら就職率100％と一部では知られるようになってきた個性のある大学です。その方からは、この学生が行く場所を失っているので、ＹＨで何人でも受け入れてみたら、という提案でした。
一般旅行客がぱったりという状況ですので、少し心が揺れました。教養大とパイプができることはこれから先、非常に魅力的ですし、若い人に使ってもらうのが本来のＹＨの姿です。
しかし、７月まで学生がいると云うことは、昼間もずっとＹＨに滞在することになります。車を持っていればいいですが、そうでないと買い物にも行けません。大学の寮は個室対応、素泊まりで１日1000円前後のようで、かなり民間に厳しいようです。これらのことから話はありがたく承りましたが、手を挙げることはできませんでした。
それでも、何かあった時に、当ＹＨを思い出して頂けたと云うことには、誠に感謝しています。
時々
テレビのニュース番組は大半が新型コロナ。感染を防止するには人と接しないこととのこと。このため早々に学校が休校して新学期からＩＴ授業が、企業でもリモート（テレ）ワークなどが取り入れられ、今まで遠い将来の話だったものが、現実なものになってきていています。
今回のコロナ流行が落ち着いても、この流れは少し形は変わるものの、導入が進むことになりそうです。昨年はＡＩ（人工知能）が多くの人の仕事を奪うと云われました。その際に宿泊業は、どうだろうと考えました。ホテルなどのフロント業務は代替が進むでしょう。コンシェルジェもある程度はいけそうです。でも、相手の顔色を見ながら、という微妙な判断の元で行う作業などは、まだ少し先になりそうで、当ＹＨではそうしたことに活路がありそうだと考えました。
今回の新型コロナで、世の中が変わるきっかけになりそうな中で、当ＹＨにはどういった影響が出るだろうかと考えており、その中で何が取り入れられるかとも考えています。変わる時代の中で、旅行というものだけは、まだ当分残りそうです。現実では、バーチャルで味わえない素晴らしさがまだまだあります。
時々
（作業中）
今日はいつもなら、春休み最後の週末、青春18きっぷ期間でお客様という時期ですが、今年はさすがに外出自粛が声高に叫ばれているので、飛び込みのお客様はないだろうと、畑作業の初日となりました。
昨年ジャガイモを植えていた場所のマルチ（農業用黒ビニール）をその上に溜まった落ち葉と共に丸めて、畑の外で落ち葉を落とし畑の掃除も兼ねて行います。その後は、最初の土お越し。赤い跳ね馬の登場となりました。半年放置の跳ね馬はしっかりエンジンがかかりました。全体の1/4ほどですので、作業は３時間ほどで終了です。
ここに越冬して畑に残っているネギを移植して、空いた場所に食用菊を移植して、菊が植わっている場所に芋を植え付けます。そこまで連休前に出来ればと。
（作業前）
天気とお客様と、体力と気力と、相談しながらの作業になりますが、明日は雨または雪の予報です。
のち
４月に入って、新型コロナは収まるどころか急拡大の勢いで、当初連休明けには、と思っていましたが、５月中旬のイベントも延期の話になってきました。オリンピックが延期になったのですから、７月のイベントも怪しいものですが、五輪は世界中から来るもので、国内の流行が終われば田舎のイベントは可能かもと、淡い期待を抱いていますが、最悪を考えて、年内一杯という覚悟も必要になりそうです。
収入は大幅に減って、経営の維持も課題になりかねませんが、お金はない分、時間はたっぷり出来そうですので、次に何をするかをいろいろと考えようと思います。５月連休明けには当然、夏野菜の植付などの畑作業もありますし、後半以降は草刈り大作戦も始動となる予定。例年ですとその間隙を縫って温泉ツアーなども行っていましたが、人のいないところの方が今年は良さそうですので、そうした方向性でウロウロすることになりそうです。次にお客様に来てもらえる時のために、ネタ探しです。（写真はイメージ）
のち
引きこもり生活で続けている秋田の鉱山のお勉強。ようやく秋田県内陸部が一通り終わり、沿岸本荘・にかほ地域になりました。岩手県では内陸部の金銀、硫黄などから太平洋沿岸部になったらマンガン、鉄鉱石と採掘できるものが大きく変わりましたが、秋田県の場合、内陸では金銀銅がほとんどでしたが、日本海沿岸では石油というのがメインになってきます。
手始めに本荘市北部の由利油田。現在の道の駅岩城の北辺りにあった油田で、勝手、内道川から小さいものは君ケ野、田中、高畑、亀田油田と点在します。鳥海山麓には由利原、鮎川の石油・ガス田があり、ここでは日本で初、頁（シェール）岩から石油を絞り出すという、「シェールオイル」採取も行われています。更ににかほ市になると、一時日本最大とも云われた院内、桂坂、象潟の小滝、上浜油田と、今までぼんやりとしか知りませんでしたが、調べれば調べるだけ出てくる状態に圧倒されています。（写真は院内油田跡）
のち
本日から4月。いつもならエイプリル・フールの話題とか、今月の行事などを書くのですが、今回は行事もほとんどが延期になる可能性が濃い状態です。中には８月の青森ねぶたが中止も検討などと伝わっています。準備に時間がかかりますので、参加者（作成者）としてはやるにしろ、やらないにしろ早く決めてほしいと思います。
さてさて、当YHが15年前に開所した際に、秋田県には3つのYHがありました。鹿角大湯温泉の黒森YH、田沢湖YHに続いて、先月末で秋田市の青少年会館ユースパルが、青少年会館としては営業していますが、YH契約解除してYHをやめてしまいました。
ということで、当YHが秋田県で唯一のYHになってしまいました。これからYHが増えると云うことも、なかなか考えにくい時代になって来て、当分は唯一のYHが続くことになりそうです。そんな厳しい環境ですが、時は進み、紅梅に続いて水仙も開花し、着実に春になってきました。
のち
