本来なら5月連休が始まり、掃除や食事の仕込み、買い物、予約電話の対応など一年で最も忙しい時期になったはずですが、今年は新型コロナに伴う自粛で、予約はなく、電話すらかかってきません。飛び込み対応でほぼ毎日行ってきた全館清掃も当面は5月中旬までは不要となり、この状況は当YHを始めた16年前から初めての状況です。心理的なプレッシャーはなくなっていますが、拍子抜けで妙な感じになっており、逆に落ち着かないほどです。
ふと考えたのが、将来にYHをやめてしまった時には、こんな生活がずっと続くと云うこと。今はまだお客様が来て頂けるので、そのために開いた時間には野菜を作ったり、観光地の情報を集めるなどの作業がありますが、お客様もなく、一人で生活する際にはそれらは不要なこと。その時に心の支えを何に求められるのか、今から考えておかないとならないかもと、ついつい余計なことを考えてしまいました。時間を持て余すと、ろくなことを考えないことがありますので、忙しくしていたいと思います。
のち時々