
先日大量にお借りしてきた古いYHハンドブックですが、中で一番古いものは1956年版でした。ユースホステルが国内に最初に出来たのが、1951年ですので、5年後のハンドブックということになりますが、一緒にお借りしたYH20年史を見ると、この56年版が一番古いものとなっていました。

当時はネットなどももちろんありませんので、その間の5年はどうやってYHの存在を知ったのだろうかなと、余計なことを考えてしまいました。またその後のハンドブックでは北海道から九州へと地域別に記載されていますが、この最初の版では、順番もバラバラだし、製本時に間に合わず、後で挟み込んだ分などもあったりと、体裁や厚さ、内容など無茶苦茶な状態でした。

令和の時代になった今では、昭和は古き良き時代、まして1956年は昭和27年で、太平洋戦争後の日本の終戦のドサクサがまだ残っている頃だったのでしょう。そんな匂いが古いハンドブックからも感じられます。

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